国立科学博物館特別展「植物 地球を支える仲間たち」が開催中
食虫植物や多肉植物、「○○○すぎる」珍妙な植物といった観点から植物を総合的に紹介する、これまでにない大規模な展覧会。おうちで楽しめるゲームやオリジナルソングも登場
東京・上野公園にある「国立科学博物館」が、特別展「植物 地球を支える仲間たち」を9月20日(月・祝)まで開催中。
今回のイベントは、食虫植物や多肉植物、「○○○すぎる」珍妙な植物といった観点から植物を総合的に紹介する、これまでにない大規模な展覧会。
最新の研究成果をもとに、標本や実寸大模型、映像、光合成の仕組みを学ぶインスタレーション展示などを活用し、楽しみながら植物の実像や魅力に迫る。
音声ガイドメインナビゲーターは、NHK Eテレ「趣味の園芸」などに出演し、芸能界屈指の植物好きの一面をもつ俳優の滝藤賢一氏が担当。
自宅のバルコニーで約300鉢の植物を育成するほどの植物愛好家である滝藤氏が、植物の驚くべき生態や謎を詳しく案内し、私たちの想像を超える植物の魅力を展示とともにたっぷりと届ける。
また、会場にある特設ショップでは、アーティストの黒田潔氏、花井祐介氏、絵本作家のtupera tupera(ツペラ ツぺラ)、画家・絵本作家のヒグチユウコ氏の、植物に魅せられた人気クリエイター4組とコラボレーションし、「植物」をテーマに描き下ろしたデザインを使用した、展覧会限定のオリジナルグッズを販売。
かわいさと陰鬱な雰囲気が混在したダークファンタジーから、アメリカンレトロを感じるもの、黒一色の繊細な線画で表現したもの、そして、ユーモア溢れる多彩な色使いのものまで、それぞれの個性と魅力ある表現が楽しめる。
さらに、光合成の仕組みと難しさを体感できるゲーム「光合成FACTORY」がスマートフォンのブラウザゲームで登場。
プレイヤーが光合成工場の工場長となり、タイミングに合わせて画面をタップし、3ステップのミッションをクリアしていくゲームとなり、会場のインスタレーション展示では、ゲーム内のミッション1の内容を、体を使って体験することができる。
そのほか、花の形は3種の遺伝子のそれぞれの組み合わせで決まるという仕組みを楽しく学べて、思わず口ずさんでしまうようなオリジナルソングも配信開始。会場でも流れる曲を聴いて歌って、花の遺伝子を覚えることができる。
さまざまな観点で植物について学べるイベントへ、ぜひ家族で足を運んでみては。
植物 地球を支える仲間たち
会場/国立科学博物館(東京・上野公園)
会期/7月10日(土)~9月20日(月・祝)※会期等は変更になる場合あり
開館時間/9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日/7月12日(月)、9月6日(月)
入場料/一般・大学生 1,900円、小・中・高校生 600円(いずれも税込)
※未就学児は無料。障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。
※すべての入場者は、公式チケットサイトから日時指定予約が必要。
tel.050-5541-8600(ハローダイヤル)