教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
2021.07.13
愛着関係を築くいちばんの方法である「だっこ」を通して、子どもの心の安心感や自己肯定感を育む絵本
「KADOKAWA」から、絵本「だーっこ だっこ」が発売中。
作者は毎日子どもたちと接し、絵本の読み聞かせを実践する保育園の園長先生・にへいたもつ氏、絵は「わたしはだあれ?」「パンダのあかちゃん おっとっと」「なでなでなーで」などで大人気のわたなべさとこ氏が務めた。
子どもの成長・発達には、「心の安定」が不可欠。そのためには、親と子の愛着関係がとても重要だ。
肌と肌のふれあい、お腹の中にいたときと同じ心臓の音、そして、ママやパパのにおい。「だっこ」は愛着関係を築くいちばんの方法で、心の安心感や自己肯定感が育まれ、人への信頼感につながる。
「だっこ」は、赤ちゃんや子どもにとって非常に大切。子どもは「だっこ」を通して愛されていると感じることで、「オキシトシン」という「幸せホルモン」が分泌され、また「だっこ」をしているママやパパにも分泌される。
今回発売の「だーっこ だっこ」には、たくさんの動物や人間の赤ちゃんとママ・パパの「だっこ」が登場。子どもはもちろんママやパパにも、やさしい気持ちとゆとりを与えてくれる絵本となっている。
こりすちゃん、コアラちゃん、おさるちゃん、
カンガルーちゃん、パンダちゃん、
かわいいあかちゃんが、ママ(パパ)をみつけて……。
「だーっこ だっこ だっこで ぎゅ」
また、100人の保育士や小児科医もこの絵本を推薦。「子どもの心の安定、自己肯定感を育む絵本」「親子のふれあいの表現や動物たちの表情がやさしく素敵」など、たくさんの推薦文が寄せられている。
子どもも大人もほっこりとしたしあわせな気持ちになれる1冊を、ぜひ親子の読み聞かせタイムに取り入れてみては。
だーっこ だっこ
作/にへいたもつ
絵/わたなべさとこ
KADOKAWA刊 1,100円(税込)
問い合わせ先/KADOKAWA
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