今すぐ「むぎゅーっ」と抱きしめたくなる親子の絆を描いた絵本が登場
絵本作家・中田スミ粉氏が描く、「むぎゅーっ」としたときの肌のぬくもりがつなぐ、父と子の小さなコミュニケーションを綴った絵本。感受性豊かな子どもの感覚を、ハッとする目線とやわらかなイラストで表現
「みらいパブリッシング」から、ささやかな日常で育まれる親子の絆を描いた新刊絵本「むぎゅーっ」が7月12日(月)に発売。
著者は、絵本作家・イラストレーター・立体アート作家として、広告・アートの分野で幅広く活動する中田スミ粉氏だ。
今作はその名の通り、「むぎゅーっ」としたときの肌のぬくもりがつなぐ、父と子の小さなコミュニケーションを描いた作品。
「ぼく」をまいあさ おこしてくれるのは、
「むぎゅーっ」ってしてくれる おおきな お父さんの手。
それがとってもうれしいから、
ぼくも「むぎゅーっ」って犬のペロをおこしてあげるんだ。
いつものこうえんへ、すなやまのトンネルをつくりにきた「ぼく」と犬のペロ。
もうすこしでかんせい!そのとき、「ぼく」の手がトンネルのなかでつかまれた!
むぎゅ…むぎゅ…むぎゅーーーっ!
「たべられちゃう! たすけてー! 」
でも、その手の正体は…??
お父さんと「ぼく」とのやさしいつながりが、「ぼく」と犬ペロとの絆も育成。感受性豊かな子どもが小さいようで大きな恐怖の中で得る感覚が、ハッとする目線とやわらかなイラストで描かれている。
ささやかなふれあいが子どもの心と親子の絆を育む絵本。この機会にぜひ子どもといっしょに読みながら、日常に起こる小さな冒険や親子のつながりを感じてみては。
むぎゅーっ
著/中田スミ粉
みらいパブリッシング刊 本体1,540円(税込)
問い合わせ先/みらいパブリッシング
tel.03-5913-8611