5月に⼩中⾼⽣の課題発⾒・思考⼒を育てるオンラインキャンプが開催
⾝近な社会や世界で起きている問題やアクションの⽅法を、 講義やグループワーク通じて学ぶことができるイベント
認定NPO法⼈「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン」が、⼩学5年⽣〜⾼校3年⽣(またはこれらに準ずる年齢の⼦ども)対象のオンライン研修イベント「テイク・アクション・オンライン・キャンプ2021春」を5⽉3日(月)・4⽇(火)に開催。
それとともに、⽣活困窮世帯向けに参加費免除や、必要機材(パソコンやWi-Fiルータなど)の無償貸与を行う「参加費免除枠(以下、スカラシップ枠)」の募集も開始している。
「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン」では、⼩中⾼⽣のための社会問題×リーダーシップ教育を⽬的とした、日本での「テイク・アクション・キャンプ」を2000年から⽇本でも開催。⾃分・みんな・世界を 変える⾏動を起こす起点として、多くのチェンジメーカーを輩出してきた。
例年、合宿形式で実施してきたが、 コロナ禍を受けた昨年は8⽉と12月にオンライン形式で開催。全国そして海外から計101人が参加し、⼤好評を得たイベントを、今年はゴールデンウィークにもの2日間の日程でオンライン・”ミニ”キャンプとして開催する。
「テイク・アクション・キャンプ」は、⾝近な社会(ローカル)や世界(グローバル)で起きている問題やアクションの⽅法を、 講義(レクチャー/ワークショップ)やグループワーク(話し合い)を通じて学ぶことができるオンラインキャンプ。
20年以上に渡る⻑い指導経験や、参加者の95%がキャンプ後に「新しい⾃分になれた」と 実感している実績によるノウハウで、初めての⽅も経験者も安⼼して参加できるようサポートする。
キャンプでは、全国から⼩・中・⾼校⽣がオンラインで集合し、年齢の近い仲間達4~6⼈のグループに加え、学年を超えた交流やディスカッションも実施。
さらに、⾃らもアクションを起こしている⼤学⽣(本イベント経験者含む)がファシリテーターとして参加し、アットホームな雰囲気で親⾝になり、参加者⼀⼈ひとりの⼒を引き出す。
また、オンラインでありながら現場の生の声を聞くことも可能。国際協力の現場で働く方をゲストとして招き、キャリアや生き方を聞いて、自分の将来について考えるきっかけにつなげる。
今春の「ミニキャンプ」では、昨年開催した夏と冬のプログラムに比べて短期間となり、初めての人も、自分の意見を言うことが苦手な人も、楽しく参加できる内容に。ゲストスピーカーには、「UNICEF」の職員で「キルギス」でも勤務経験のある加藤真理子氏が出演する。
また、自宅でできるミニアクションに挑戦する機会も提供。社会問題について学ぶだけでなく、「自分に何ができるか」を繰り返し考える中で、その人らしいアクションが見つかるプログラムとなっている。
新しい仲間とともに問題を考え、積極的な学びの姿勢を⾝につけることができるオンライン研修イベントを、この機会にぜひチェックしてみては。
オンラインキャンプ
日程/5月3日(月)~4日(火) 10:00~18:00
対象/小学5年生~高校3年生
※本人に参加の意思があること
※10歳は新小学5年生、18歳は新高校3年生を意味
場所/オンライン(Zoom)
参加費/通常16,000円(税込)(早割15,000円(税込)早割締切 4月19日(日) 24:00)
申込締切/4月29日(木)24:00
定員/30名
https://ftcj.org/we-movement/changemaker/takeactioncamp
※通常枠とスカラシップ枠の申込はそれぞれ別フォーム使用のため注意
問い合わせ先/認定NPO法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
〒157-0062 東京都世田谷区南烏山6-6-5 3F
tel.03-6321-8948 (fax.03-6323-6504)
info@ftcj.org
https://ws.formzu.net/fgen/S36268320/
オンラインキャンプ スカラシップ(参加費免除制度)枠
支援内容/2日間の参加費(16,000円)を全額免除
(必要に応じてタブレット端末またはPCとモバイルWi-Fiルータを無料貸与)
募集締切/4月22日(木)
募集人数/5名
対象/以下のいずれかに当てはまる小学5年生~高校生
・生活保護家庭の子ども
・児童扶養手当受給世帯の子ども
・住民税非課税世帯の子ども
・就学援助を受けている世帯の子ども
・児童養護施設・里親などのもとで生活している子ども
・失業やコロナウィルスの影響で昨年の所得または今年の所得が住民税非課税家庭と同レベルに減収した世帯の子ども
・子どもが4人以上いる世帯の子ども
・日本国内在住で経済的に困難な状況にあり、かつ外国にルーツをもつ子ども
・障害や病気を抱えている子ども
・その他の特別な事情がある子ども(例:台風で被災し経済的に困難な状況にある など)
参加条件/上記の条件のいずれかに該当していること
・「世界をより良いものにしていきたい!」という思いがあること
・オンライン上の作業や、ディスカッションに全日程参加できる状態であること
(参加できるかどうかは審査時の面接で検討)
・2日間の全日程に参加できること
(やむを得ない事情を除き、原則として途中参加・早退は不可)
・保護者または養護施設職員・里親の同意があること
※過去のスカラシップ枠採択者の再申し込みも可能だが、審査は初回申し込みの方を優先