パナソニック クリエイティブミュージアム「AkeruE」がオープン
「パナソニックセンター東京」内の次世代向け科学ミュージアム「RiSuPia」を、子どもたちの知的好奇心とひらめき力を育む場として、“学び”と“モノ・コトづくり”の双方を体験できる施設にリニューアル
「パナソニック」が、総合情報受発信拠点「パナソニックセンター東京」内の次世代向け科学ミュージアム「RiSuPia(リスーピア)」をリニューアルし、パナソニック クリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」としてオープンした。
パナソニックは、企業市民活動の一環として、次の世代を担う人材の育成を支援するため、子どもたちの理科と数学(算数)への興味や関心の向上・好奇心の醸成を目的とした体験型ミュージアム「RiSuPia(リスーピア)」を、2006年にオープン。
約14年間で、学校団体や親子を中心に累計約460万人が来場し、社会における理数力の向上・人材育成支援に貢献してきた。
SDGsに代表されるように、ますます予測不可能で、劇的に変化する時代の中では、社会のさまざまな課題を提起し、解決のためにポジティブに行動できる力が重要になってきている。
そこでパナソニックは、「RiSuPia」のコンセプトをさらに発展させ、理数の魅力に、エンジニアリング、テクノロジー、アートの分野を融合。観る、つくる、伝える体験を通して、クリエイティブに未来の扉をあける力を育む場として「AkeruE」を新設した。
「AkeruE」は、子どもたちの知的好奇心と「ひらめき力(Eureka)」を育む場として、“学び”と“モノ・コトづくり”の双方を体験できる施設。
「AkeruE(アケルエ)」という名称には、子どもたちが潜在的に持つ知的好奇心の可能性を開ける(アケル)こと、ひらめき(Eureka:ギリシャ語で“ひらめき”を意味する言葉)をモノやコトなどのカタチにしていく手助けをしていくこと、という意味が込められている。
展示作品の中では、原理を学ぶ科学館の要素と、美しさの中に課題提起を見出す美術館の要素を兼ね備えた学びを提供。また、モノ・コトづ口に取り組めるスペースやワークショップを展開し、子どもたちのアイディアを形にする機会を設ける。
加えて、より創造性あふれる場づくりのために、若者や教育関係者、近隣地域など、さまざまなステークホルダーとの協働を模索。子どもたちを含めてあらゆる人材・世代がともに学び合い、未来を築く場とコミュニティを構築していく。
「AkeruE」は、パナソニックセンター東京の2~3階に5つのエリアで構成されており、2階には、本格的な機器を使用したものづくりが体験できる「TECHNITO(テクニート)」、子どもから大人まで、さまざまなクリエイターが集い交流する場「CHAOS(カオス)」を展開。
3階には、ものごとを組み合わせたり、掛け合わせてつくることの楽しさを知る「ASTRO(アストロ)」、テーマをもとに、自分が考えたこと(ひらめき)を形にして表現して遊ぶ「COSMOS(コスモス)」、映像や写真、アニメーションを使って、考えたことを発信する「PHOTON(フォトン)」を設ける。
さまざまな展示や活動を通じて、新しい学習指導要領のポイントでもある、新しい時代に必要な資質・能力を子どもたちが培えるような体験を提供していく。
STEAM教育が示す幅広く横断的なテーマを扱い、子どもたちの創造性あふれる行動を支援する施設へ、この機会に家族で足を運んでみては。
パナソニッククリエイティブミュージアム AkeruE
住所/東京都江東区有明3-5-1パナソニックセンター東京 2~3階
営業時間/10:00~18:00(3階の最終入場 17:00)
休館日/毎週月曜日、年末年始
入場料/オープン記念割引 700円→500円
※割引期間 4月3日(土)~6月30日(水)
※いずれも税込
問い合わせ先/パナソニックセンター東京
tel.03-3599-2600(受付時間 10:00~18:00)
https://www.panasonic.com/jp/corporate/center-tokyo/akerue.html