出産後の行事の種類や準備するもの。行事をおこなってよかったこと

出産後の行事の種類や準備するもの。行事をおこなってよかったこと

余裕をもって行事を迎えよう

2019.12.13

出産を控えているママやパパの中には、出産後におこなう行事にはどのようなものがあるのか知りたい方もいるのではないでしょうか。 産後は育児で忙しくなるので、行事に必要なものを事前に準備しておきたいという場合もあるでしょう。今回は、出産後の行事の種類や準備するもの、おこなってよかったことをご紹介します。

出産後の行事とは

出産後から赤ちゃんが1歳になるまでの間には、昔ながらのものから最近になって日本で広まってきたものまで、さまざまなお祝い行事があるようです。

 

出産後の行事は、親戚を招いて行うことも多く、家庭や地域によっては誰が何を用意するかなど、しきたりを大切にする場合もあるかもしれません。

 

出産後の行事の種類や準備するものはどのような内容なのでしょうか。また、行事をおこなったママたちはどのような点がよかったと感じたのでしょうか。

出産後の行事の種類や準備するもの

赤ちゃん
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出産後の行事の種類や準備するものについて、ママたちの声をまじえてご紹介します。


お七夜

30代ママ
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命名式では、ベビー用品店で購入したかわいい命名紙や筆ペンを使いました。命名紙はベビーベッドの頭側に飾りました。

30代ママ
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出産後の退院祝いを兼ねて、命名式をすると丁度よいと思います。

お七夜(おしちや)とは、平安時代からあるお祝い行事で、命名式ともよばれているようです。

 

出産日から7日目の夜に赤ちゃんに名前をつけ、親族など周りの人にお披露目をします。

 

お祝い膳という鯛の尾頭つきや赤飯、お吸い物、天ぷらなどの会席料理を用意すると、お祝いの場がより華やかになるでしょう。

 

命名専用に売られている命名紙もあると、書いたときに見栄えがよく役に立ちそうですね。


お宮参り

30代ママ
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家から1時間ほど離れた神社でお宮参りをしたいと考えており、赤ちゃんの負担などを考えて生後3カ月にお宮参りをおこないました。初夏の時期だったので、移動中は赤ちゃんは肌着で、神社に到着してからベビードレスに着替えました。

30代ママ
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お宮参りのときに、赤ちゃんに白いセレモニードレスを着せてお祝いしました。

お宮参りとは、産土神(うぶすながみ)とよばれる土地の守り神に、赤ちゃんが無事に誕生したことを感謝し、健やかな成長を願って神社にお参りをする行事です。

 

男の子は生後31~32日目、女の子は32~33日目におこなうとよいといわれていますが、最近では、赤ちゃんやママの体調を優先して日取りを選ぶ家庭が多いようです。

 

お参りへ行く際の持ち物として、赤ちゃん用のお世話グッズがあると安心でしょう。

 

お宮参りでは、赤ちゃんは祝い着、大人は着物やスーツ、ワンピースなどを着て、記念撮影をする家庭も多いようです。


お食い初め

30代ママ
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赤ちゃんが生まれたばかりではりきっていたので、お祝い行事は全部やりたいと思っていました。お食い初めではすべて手作りしたので、準備が大変だったのを覚えています。

お食い初めとは、赤ちゃんの生誕100日目を祝う伝統的な行事です。

 

「丈夫な歯が生えてきますように」「一生食べ物に困りませんように」などの願いを込めて、歯固めとよばれる儀式をおこなうこともあるようです。

 

お食い初めの際に用意する品としては、歯固め石の他に、お祝い膳、お食い初め用の食器などがあるとよいでしょう。


初節句

30代ママ
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娘の初節句は、ひな人形といっしょに購入した被布という着物を娘に着せて、記念撮影をしました。

30代ママ
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息子の初節句のときは、五月人形やお寿司、鯉のぼりの飾りがついたケーキを用意しました。息子に金太郎の衣装を着せて写真も撮りました。

節句(せっく)とよばれる3月3日や5月5日など季節の変わり目となる日を、赤ちゃんが生まれて初めて迎えることを初節句とよぶようです。

 

女の子は3月3日の桃の節句、男の子は5月5日の端午の節句に、家族や親戚とお祝い膳を囲み、赤ちゃんの成長や健康を祈ります。

 

女の子の桃の節句はひな祭りともよばれ、ひな人形を飾ったり、ひなあられ、菱餅、ちらし寿司などを用意することが多いでしょう。

 

男の子の端午の節句は、「強くたくましく育ちますように」と願いを込めて、よろい飾りや五月人形、鯉のぼりなどを飾ります。かしわ餅や鯛のかぶと煮、赤飯のような食事もあると縁起がよいかもしれません。


ハーフバースデー・初誕生日

誕生日
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30代ママ
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ハーフバースデーは、バルーンで部屋を飾りつけしたり、1/2と書かれた王冠を子どもにかぶせて写真撮影をしました。

30代ママ
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初誕生日は、おばあちゃんが一升餅を用意してくれました。風呂敷に包んで子どもが背負うと、重くて後ろに倒れてしまうので、大人がお餅を支えながらゆっくりあんよをしました。通常の誕生日のようにケーキやオードブルなども食べました。

ハーフバースデーとは、赤ちゃんの生後6カ月を祝う行事で、海外から日本に伝わり、最近のママたちの間で流行しているようです。

 

寝返りやお座りができるようになったり、離乳食が始まる時期なので、お祝い用の離乳食プレートを作ったり、寝相アートなどを作って写真に残すと記念になるでしょう。

 

初誕生日は、無事に1歳を迎えたことを祝い無病息災を願う行事で、通常の誕生日とは少しお祝いの仕方が異なるようです。

 

地方にもよりますが、「一生食べ物に困りませんように」と願いを込めて一升餅を用意することが多いでしょう。

 

子どもの前にお金、そろばん、筆などを置き、どれを選ぶかで子どもの将来の職業などを占う選び取りという儀式をおこなうこともあるようです。

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出産後の行事をおこなってよかったこと

出産後の行事をおこなってよかったことについてママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

簡単な命名式でしたが、これから親として赤ちゃんを大事に育てるという意識をあらためてもつことができ、おこなってよかったです。

30代ママ
30代ママ

娘の初節句には、おばあちゃんが立派なひな人形やちらし寿司を用意してくれました。私やパパもうれしかったですが、おばあちゃんが1番うれしそうだったので、初節句のパーティーを開いてよかったと思いました。

30代ママ
30代ママ

普段は親戚が集まることがほとんどないので、出産後の赤ちゃんのお祝い行事は、みんなが顔をあわせることができるよい機会だと思います。

赤ちゃんの節目の行事に親戚を招くことは、今後のつきあいが円滑になるきっかけにもなりそうですね。

出産後は余裕をもって行事を迎えよう

赤ちゃん
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今回は、体験談をまじえながら、出産後の行事の種類や準備するもの、おこなってよかったことをご紹介しました。

 

出産後しばらくの間はママの産褥期になるので、行事をおこなうときは体調を優先し無理のない範囲でおこなうことが大切でしょう。

 

あとで「あのとき行事をおこなっておけばよかった」と思わないためにも、出産後は余裕をもって行事を迎えられるとよいですね。

2019.12.13

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