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両方の胸で授乳をするべきか悩むとき。ママたちに聞いた体験談
片方しか飲みたがらないときに意識したこと
赤ちゃんに授乳するとき、両方の胸であげた方がよいのかや片方に何分ずつ時間をかければよいのか知りたいママもいるかもしれません。今回は、ママたちがどのように授乳しているのかや両方の胸で授乳するポイント、赤ちゃんが片方の胸しか飲みたがらない場合に意識したことなどについて体験談を交えてお伝えします。
授乳は両方の胸であげている?
母乳育児で赤ちゃんを育てているママは、授乳のやり方について気になることもあるのではないでしょうか。赤ちゃんが片側の母乳しか飲みたがらない場合は、両方の胸であげた方がよいのか悩むこともあるかもしれません。ママたちに、普段両方の胸で授乳しているのか聞いてみました。
両方の胸であげている
20代ママ
左右同じように母乳をあげたいと考え、できるだけ両方の胸で授乳しているママがいるようです。助産師さんの指示にあわせ両方の胸で授乳を始めたところ、最初はペースが掴めなかったが、次第に慣れてきて両方であげるようになっていったというママの声もありました。
片方の胸であげている
30代ママ
右側の乳首が陥没しているので、息子にとっては飲みにくいようでどうしてもあげられませんでした。ずいぶん悩みましたが、助産師さんと相談して今は左の胸のみで授乳しています。
乳首の形などが原因で、赤ちゃんが飲みやすい方片側だけで授乳しているママもいるようです。他にも、利き手の方が抱きやすいため、楽な姿勢を求めてつい片側のみであげてしまうというという声も聞かれました。
両方の胸で授乳しているかどうかは、ママたちの状況によってさまざまなようです。
両方の胸で授乳するポイント
赤ちゃんに両方の胸で授乳したいと考えたときは、どのようなことを考えてあげるとよいのでしょう。ママたちに、両方の胸で授乳するときのポイントについて聞いてみました。
あげる時間
30代ママ
片方で何分ずつあげたらよいのかわからなかったので、出産した病院の助産師さんに聞いてみました。片方で3分から5分ずつあげることを2回ほど繰り替えすよう指導があったので、教えてもらった時間で授乳できるよう意識しています。
左右でそれぞれ何分ずつあげるとよいのかわからない場合でも、時間の目安を知ることでスムーズに授乳がしやすいかもしれません。あげる方を変える前に赤ちゃんが寝てしまうというママからは、片方の時間を短くすることで両方で授乳できるよう工夫しているという声も聞かれました。
抱き方
20代ママ
私は母乳がよく出る方なので、トラブルになりにくいようさまざまな抱き方で授乳するようにしています。しこりや軽い痛みを感じたときは、その部分を娘に吸ってもらえるよう抱き方を変えてあげてみました。
ママの体調を考えさまざまな抱き方をすることも、両方の胸で授乳するポイントのひとつかもしれません。夜間に添い乳をする場合は、仰向けにした赤ちゃんの上へママがうつ伏せになり肘で上半身を支えながらあげ、後からあげる方はいつも通りに授乳しているという声も聞かれました。
抱き方が難しく感じる場合は、助産師さんや母乳外来へ相談するのもよいかもしれません。
あげる方を変えるときの外し方
30代ママ
授乳を始めて5分程したら息子の乳首を離し、もう片方であげています。乳首が切れないよう息子の口と胸の間に指を入れ、すき間を開かせてからそっと抜くようにしました。
あげる方を変えるときに赤ちゃんの口をスムーズに外したい場合、胸と口の間にそっとママの指を入れているという声がありました。授乳の時間がママと赤ちゃんにとってリラックスできるものになるよう、何回か練習してみるのもよいかもしれませんね。
片方しか飲みたがらないときの対応
赤ちゃんが片方の胸でしか飲みたがらない場合は、どのように対応するとよいのでしょう。ママたちに意識していることを聞きました。
飲みたがらない方からあげる
20代ママ
私の場合は、娘が普段飲みたがらない右側からあげることにしています。お腹が空いている状態なら、左側より出る量が少なめの右側からでも飲んでくれるのではと思いました。
左右で母乳の出具合に差がある場合などに、まず飲みたがらない方からあげているママもいるようです。うまく飲めないときがあっても、赤ちゃんが何回も咥えることを繰り返すうちに、次第にスムーズにあげられるようになることもあるかもしれません。
搾乳してからあげる
30代ママ
息子が飲みたがらない方の母乳が溜まってしまったので、搾乳してからあげることにしました。助産師さんから飲んだり絞ったりした分だけ母乳が作られると聞いたので、搾乳しすぎないよう気をつけています。
飲みたがらない方の母乳が溜まってしまうと、下着や母乳パッドに染みてきたり胸が重く感じたりとママが大変に感じる場合もあるかもしれません。他には、母乳が出すぎて赤ちゃんが飲む前にむせてしまっていたため、少し搾乳してからあげたところ、出具合が落ち着いたのか嫌がらずに飲んでくれたという声もありました。
授乳をサポートするアイテムを使う
20代ママ
出産した病院で教えてもらったことをきっかけに、乳頭保護器を使った授乳を始めました。息子が少しでも飲みやすくなるよう、乳首にはめて日々練習しています。
乳首の形が赤ちゃんにとって飲みにくい場合や傷がついてしまったときに、乳頭保護器などの授乳をサポートするアイテムを試してみたママもいるようです。他にも、利き手と反対側の胸でも楽な体勢になりやすいよう、高さのある授乳クッションを用意したという声も聞かれました。
赤ちゃんやママの状況にあわせて授乳しよう
両方の胸で授乳をしているかどうかは、ママたちの体の特徴や状況によってさまざまなようです。片方で何分ずつあげたらよいのかわからない場合は、授乳の様子とあわせて助産師さんに相談してみるのもよいかもしれません。
片方しか飲んでいない場合も、ママたちの意見を参考に無理なく行なっていける方法を取り入れながら、ママと赤ちゃんにあった授乳ができるとよいですね。
私はできるだけ両方の胸で授乳するようにしています。右側をあげていると左側の母乳も湧いてくるのがわかるので、母乳が溜まりにくいよう片方ずつあげようと思いました。