こちらの記事も読まれています
母乳の授乳時間は何分?月齢別の時間、長いときや短いときの工夫
新生児や生後1ヶ月、2ヶ月の赤ちゃんがいるママは、授乳時間の目安はどれぐらいがよいのか、母乳を何分ずつ吸わせるとよいのか、気になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、母乳の授乳時間を何分間にしているのかや、授乳時間が長いときや短いときの工夫などを、ママたちの体験談でご紹介します。
母乳の授乳時間に関する悩み
出産して赤ちゃんのお世話が始まると、授乳時間に関する悩みをもっているママもいるようです。母乳育児をしているママたちはどのようなことで悩んでいるのでしょうか。
「母乳だとどれくらい飲めているのか目で見て判断できないので母乳を何分ずつ吸わせると赤ちゃんが満足するのかわからずにいます」(3ヶ月の赤ちゃんのママ)
「1回の授乳にすごく時間がかかってしまいます。いつも授乳時間が長くなりすぎてしまうので、片方何分ずつ吸わせるとよいのか知りたいです」(2ヶ月の赤ちゃんのママ)
「まだ母乳を吸うことに慣れていないためか、飲み始めてすぐに寝てしまいます。なのに布団に寝かすとすぐに起きてしまいます。しっかり飲めているのかそうでないのかがわからないのが悩みです」(2ヶ月の赤ちゃんのママ)
母乳の場合、何分間授乳をすればよいのか、何分ずつ吸わせるようにすればよいのか目安がわかりにくいという悩みがあるようです。また母乳を飲む時間が長かったり、逆に短かったりすることがあり、母乳が足りていないのか、どれくらいで終わってもよいのかの判断が難しいということもあるようです。
【体験談】新生児からの月齢別授乳時間
ママたちは1回の授乳に何分くらいかけているのでしょうか。新生児、1ヶ月、2ヶ月以降のママたちに授乳時間について聞いてみました。
新生児
「最初は勢いよく飲んでくれるのですが、すぐに眠そうにしてしまうので、赤ちゃんの様子をみながら3分か5分程度でもう片方に切り替えるように意識していました」(3ヶ月の赤ちゃんのママ)
「助産師さんに1回の授乳時間の目安は20分程度でと聞いたので、最初の頃は10分ずつで切り替えるようにしました。片方だけ飲んで終わってしまうこともよくありました」(4ヶ月の赤ちゃんのママ)
新生児の頃はまだ授乳に慣れておらず、授乳の途中で赤ちゃんが寝てしまうということもあるようです。短い授乳時間でも両方バランスよく飲めるように、時計を見ながら何分ずつ吸わせるかを決めたというママの声もありました。
生後1ヶ月
「授乳のリズムがつかめてきたのか、両方10分ずつ飲むと満足して離すようになりました。吸う力も強くなってきたなと感じます」(5ヶ月の赤ちゃんのママ)
「いつも母乳を飲みながら寝るのですが、寝付けないとき20分以上吸っていることもあります」(3ヶ月の赤ちゃんのママ)
生後1ヶ月くらいになると授乳のリズムをつかめるようになる赤ちゃんもいるようです。1回に飲む量も増え始め、授乳の間隔があくようになったというママの声もありました。
生後2ヶ月以降
「うちの子はお腹がいっぱいになるとパッと口を離すようになりました。10分くらいで飲み終わるのですが、その後床に寝かせるとご機嫌に遊ぶので満足したんだなとわかります」(3ヶ月の赤ちゃんのママ)
「最初はしっかり飲んでいるのですが、ある程度満足すると授乳中におっぱいをくわえたまま遊び始めるようになり、30分以上時間がかかることもあります」(3ヶ月の赤ちゃんのママ)
生後2ヶ月以降になると、授乳にかかる時間もだいぶわかるようになってきたというママの声がありました。一方で、赤ちゃんの様子や機嫌次第で授乳時間が長くなったり短くなったりすることもあるようです。
授乳時間が長いときや短いときはどうする?
授乳の時間が長いと、授乳に時間がかかってしまいママも大変ですよね。逆に短いと母乳の量が足りているのか心配になることもあるかもしれません。授乳時間が長いときや短いとき、ママたちはどうしているのでしょうか。
長すぎるとき
「母乳を飲み始めて30分以上たったら、一度離してみてオムツを替えたり、汗をかいていないかや寒くないか確認するようにしています」(4ヶ月の赤ちゃんのママ)
「授乳時間が長いときは母乳が足りていないかもしれないと思い、自分の中で何分たったら1回休憩と決めるようにしました。それで赤ちゃんがぐずるようなら足りていないと判断しミルクをあげるようにしています」(3ヶ月の赤ちゃんのママ)
授乳時間が長すぎるときは、何分ずつ飲ませるなどある程度時間を区切るようにしているというママの声がありました。授乳後機嫌よく遊べているかどうかを見て、また母乳をあげるかミルクを足すかを決められるとよいかもしれませんね。
短いとき
「母乳を飲み始めてすぐに寝てしまうときは、足の裏をくすぐって起こしてから飲ませるようにしていました」(4ヶ月の赤ちゃんのママ)
「1回の授乳時間が短く、片方飲んで終わってしまったので、次の授乳時間を早めにして反対側を飲ませるようにしています」(30代ママ)
1回の授乳時間が短いと、母乳が足りているかなど心配になるママもいるようです。その場合は、少し環境を変えて授乳を続けてみたり、次の授乳までの時間を短くするなどしたというママの声もありました。
授乳のリズムを作るための工夫
赤ちゃんの授乳リズムを作るためにママたちが工夫していることはあるのでしょうか。聞いてみました。
授乳の時間のメモをとる
「出産した病院で授乳やオムツ替えの時間をメモするように指導されたので、生後2ヶ月ですが、今でも続けています。最近リズムがついてきたのか、授乳時間や間隔も一定になってきました」(2ヶ月の赤ちゃんのママ)
授乳時間をメモしているママがいました。毎日メモをつけていると授乳時間の長さの違いや間隔の違いに気づくことができ、赤ちゃんの様子をより注意深く観察することができるので役立っているというママの声もありました。
赤ちゃんの様子をしっかり見て
「最初は何分かけて母乳を飲ませるとか、片側何分ずつとか気にしていましたが、だんだん慣れてきて気にならなくなりました。今は赤ちゃんの様子からお腹がいっぱいになったかや、足りていないなどがわかるようになりました」(4ヶ月の赤ちゃんのママ)
ママも授乳に慣れてくると、赤ちゃんの様子から足りているのかどうか判断できるようになってくるかもしれません。授乳中も赤ちゃんの顔の表情を見ながら、切り替えるタイミングや終わる目安を決めるようにしているというママの声もありました。
授乳は赤ちゃんとのコミュニケーションタイム
赤ちゃんが何分母乳を飲んでいればよいかや、片側何分ずつ吸わせるのがよいかなど、授乳時間について気になるママもいるようです。新生児期や生後1ヶ月、2ヶ月の頃は授乳のリズムがつかめず、何分間飲めばよいかわからないこともあるようですが、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ感覚をつかめていけるとよさそうです。
授乳は赤ちゃんとのコミュニケーションタイムと思い、ママと赤ちゃんがリラックスできる授乳時間を作れるとよいですね。