産後のウエストを整えるニッパーはいつからいつまで使う?寝るときの使い方など

産後のウエストを整えるニッパーはいつからいつまで使う?寝るときの使い方など

ニッパーとは?ガードルや骨盤ベルトとの違い

2019.06.25

産後に使うニッパーについて気になっている方もいるかもしれません。今回の記事では、ニッパーとはいつからいつまで使うものかや、骨盤ベルトや産後サポーター、ウエストニッパーと違いがあるのか、寝るときにもニッパーは必要かやガードルに替えるタイミングや選び方、また骨盤ベルトとの使い分けなどについて、産後に使用した方たちの体験談を交えて紹介します。

産後用ニッパーとは?

ニッパーとは産後の女性の体をケアするために、面ファスナーなどでお腹に巻いて使うベルト状のアイテムのようです。


ニッパーには産褥期用のニッパーやウエストニッパーの他に骨盤ベルトや産後サポーターなど、呼び方や使い方の異なるものがいくつかあるそうです。これらは産後の骨盤ケアや体型維持に役立つ特殊生地を使用していることが多いです。


産褥期用のニッパーとは骨盤ベルトや産後サポーターのように産後すぐに使うことができるタイプのもので、ウエストニッパーとは産後のママの体調が落ち着いてから使うタイプのニッパーのようです。どちらも適度な圧力で体をサポートし、産後の体のゆがみを整える効果が期待できます。


実際に、使用した方は産後のニッパーをいつからいつまで使っているのでしょう。


ニッパーは産後いつからいつまで使う?

産後のケアのためにニッパーを使ってみようと考えている方もいるのではないでしょうか。実際に使った方に、いつから使ったのかやいつまで使っていたのかを聞いてみました。


いつから使い始めたか

出産すぐのママと赤ちゃん
iStock.com/monzenmachi
20代ママ
20代ママ

赤ちゃんを出産してすぐに産褥用のニッパーを使い始めました。助産師さんにいつから使えるかを聞いたところ、産褥用や産後サポーターはすぐに使うこともできると教えてもらい、入院中から使い始めました。

30代ママ
30代ママ

産後すぐに使えるニッパーやしばらくたってから使えるニッパーがあると聞いたので、タイプ別にいつから使えるかを確かめて使いました。産後サポーターを産後すぐに使い始め、ウエストニッパーは産後2カ月をすぎてから使い始めました。


産後すぐに産褥用ニッパーを使い始めた方がいました。産後用のニッパーにはお腹をやさしくサポートするタイプやウエスト周りを幅広くサポートするタイプなどがあるようなので、どのニッパーがいつから使えるのかを確かめて使うとよいかもしれません。また、骨盤ベルトとの併用についても助産師さんに相談するとよいでしょう。



いつまで使ったか

30代ママ
30代ママ

産後1カ月をすぎるまで産褥用ニッパーを使い、その後はウエストニッパーを産後8カ月くらいまで使いました。それぞれいつまで使うとよいかを入院中に助産師さんに聞き、産後の体の様子を見ながら使いました。


40代ママ
40代ママ

私は産後3カ月ほど産褥用のニッパーを使っていました。いつまで使ってよいか気になりましたが、お腹周りをやさしくサポートしてくれるため使い心地がよかったので少し長めに使いました。

産後のニッパーをいつまで使ったかは、ママの体調や使い心地によっても違いがあるようです。種類別にいつからいつまで使うとよいかを確かめて、段階的に使うニッパーを替えてみたという声もありました。骨盤ベルトから産後用ニッパー、そしてガードルへと移行していくのが一般的なようです。


産後のニッパーの使い方

産後のニッパーはどのようなときに使うとよいのでしょう。ニッパーを使った時間帯などについて、使用した方に聞いてみました。


起きている時間帯に使った

30代ママ
30代ママ

産後用のニッパーは朝起きてから身に着け、夜お風呂に入るときに外していました。赤ちゃんのお世話をしているときにも、ニッパーを使うことでお腹周りが支えられて動きやすいように感じました。


230代ママ
230代ママ

私は起きている時間帯はずっとニッパーを着用していました。特に家事や育児で動き回るときに、お腹周りがしっかりサポートされている感覚が安心感につながりました。ただ、締めつけ感には気をつけて、息苦しくならないよう調整していました。


産後用のニッパーを昼間の起きている時間帯に使っていた方がいました。出産した後の骨盤のゆがみや体のケアのためにも、赤ちゃんのお世話や家事で動くときにニッパーを巻いておくとよいかもしれません。出産直後はゆったりめに巻いて使ったという声もありました。締め加減に注意し、締めつけ感が強くなりすぎないように調整する方も多いようです。


寝るときにも使った

寝るママと赤ちゃん
iStock.com/monzenmachi
20代ママ
20代ママ

出産後はサポート用のニッパーを常に巻いていた方がよいと思い、寝るときにも使っていました。寝るときにお腹の周りが窮屈に感じるとよく眠れないのではないかと心配でしたが、2~3日したら慣れたためか気にせずに眠れるようになりました。


30代ママ
30代ママ

寝るときも骨盤ベルト機能付きのニッパーを使っていました。就寝中の骨盤ケアに効果があると聞いたからです。最初は違和感がありましたが、スパッツ感覚の柔らかい素材のものを選ぶと窮屈すぎない着用感だったので、すぐに慣れました。


寝るときに産後のニッパーを使っている方もいるようです。冷房を使う時期などはニッパーを使うことでお腹を冷やす心配が減るかもしれません。毎晩寝るときにニッパーを使っているうちに、着けていることを自然に感じるようになったという声もありました。寝るときは特に締めつけ感に注意し、スパッツ感覚で着用できるものを選ぶのがよいようです。


必要に応じて使った

30代ママ
30代ママ

私は帝王切開で出産したため、産後しばらくはニッパーを使っていませんでした。助産師さんに傷の様子を見ながら必要に応じて使うとよいと教えてもらったので、その日の体調などで気分よく着けられそうなときに使っていました。


30代ママ
30代ママ

産後の体調の変化に合わせてニッパーの使用を調整していました。疲れているときは締めつけ感の少ないものを選び、活動的な日は引き締め効果のあるものを使うなど、その日の状況に応じて使い分けていました。


産後用のニッパーは体調や気分によって、必要だと感じたときに使うこともあるようです。産後気分がすぐれない間はゆったりと休むことを優先し、しっかり動けるようになってからニッパーが必要と感じて使い始めたという声もありました。骨盤ベルトとニッパーを状況に応じて使い分けるのも一つの方法です。


産後のニッパーを使うときに意識したこと

産後のニッパーを使うときには、どのようなことに気をつけるとよいのでしょう。使うときに意識したことを聞いてみました。


産後の体型にあうものを使う

40代ママ
40代ママ

出産前に産後用のニッパーを用意しておいたのですが、出産後着用してみたところ窮屈に感じたので、あらためてワンサイズ大きなニッパーを購入しました。用意しておいたニッパーはしばらくたって体型が少し戻ってから使えました。


30代ママ
30代ママ

私は産後の体型変化を考えて、調節可能なタイプのニッパーを選びました。最初は緩めに使い、徐々に締め付けを強くしていきました。立体設計のものを選んだので、サイズをあまり気にしなくてもお腹や腰回りにフィットして快適でした。


産後の体型の戻り方は早い場合や遅い場合があるため、ニッパーを使う場合はサイズを確かめて体型にあうものを購入するとよいかもしれません。出産前に準備をするときは、体重がどのくらい増えたかなどを参考にする選び方もあるようです。立体設計のニッパーを選ぶと、体型にフィットしやすく快適に使えるという声もありました。


体調にあわせてガードルを使う

30代ママ
30代ママ

産後6カ月ほどすぎて出産前と同じくらいの体型になったタイミングで、ニッパーを産後用のガードルに替えてみました。体調も問題なく感じたので、それから1年ほどは産後用のガードルを使っていました。


30代ママ
30代ママ

ニッパーからガードルに切り替える時期は、体調と相談しながら慎重に決めました。引き締め感が強いガードルに一気に変えるのではなく、軽めの着圧のものから始めて、徐々に強めのものに移行していきました。


産後半年ほどすぎた頃に、ニッパーをやめてガードルを使い始めた方がいました。産後用のガードルにはお腹から膝上までをしっかりサポートするタイプがあるようなので、体型や体調にあわせて取り入れてみるとよいかもしれません。ガードルは引き締め感が強いので、体調を見ながら徐々に移行するという使い方をしている方もいました。


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産後用ニッパーを選ぶポイント

使用した方たちは産後用ニッパーをどんな基準で選んでいたのでしょうか。ポイントを聞いてみました。


締めつけ感がないもの

30代ママ
30代ママ

私は締め加減の少ないニッパーを選びました。最初は引き締め感が足りないかなと思いましたが、長時間着用しても苦しくならないので、結果的に毎日続けられました。


30代ママ
30代ママ

骨盤ケアを重視して、骨盤ベルト機能付きのニッパーを選びました。締め加減を調整できるタイプだったので、その日の体調に合わせて使えて便利でした。


産後用ニッパーを選ぶ際は、締め加減が強すぎないものを選ぶという方がいました。一日を通して長く着用したい場合など用途にあわせて、適度な着圧力で体をサポートしつつ、快適に着用できるものを探すという方も多いようです。

引き締め感を重視

20代ママ
20代ママ

引き締め感のあるニッパーを選びましたが、最初は締めつけ感が強くて長時間の着用が難しかったです。慣れるまでは短時間から始めて、徐々に着用時間を延ばしていきました。


30代ママ
30代ママ

特殊生地を使った引き締め効果の高いニッパーを使いましたが、思ったより快適でした。ただ、サイズ選びは慎重にした方がいいと思います。


引き締め感を重視したニッパーは、産後のおなかやヒップのなど体型回復を目指す方に人気があります。これらのニッパーは、特殊生地や立体設計を採用し、効果的に体をサポートする一方で、体をきゅっと引き締めてくれる適度な着圧力があるものが人気のようです。

デザイン性

30代ママ
30代ママ

デザイン性の高いニッパーを選んだので、産後の外出時にも抵抗なく使えました。おしゃれな下着感覚で使えるのがかったです。


30代ママ
30代ママ

シンプルなデザインのニッパーを選びました。服装を選ばず、どんなインナーとも合わせやすかったのでとても重宝しました。


デザイン性も産後用ニッパーを選ぶ際の重要なポイントという意見も多くありました。外出時にも使えるようなデザインやカラーのものやお気に入りのものを選ぶと、着用の機会が増えて効果も上がりそうですね。サイズにも気をつけながら使いやすいものを選びましょう。

インナーとの相性

30代ママ
30代ママ

最初はインナーとの相性を考えずにニッパーを選んでしまい、重ね着すると暑くなってしまいました。その後、通気性がよい素材のニッパーに変えたら快適に使えるようになりました。


30代ママ
30代ママ

私はスパッツ感覚で着られるタイプのニッパーを選びました。インナーとの重ね着も気にならず、1年中快適に使えました。

体に直接巻くウエスト用のニッパーは、下着やインナーとの相性も考慮するといった声がありました。ニッパーとインナーの組み合わせによっては、蒸れてしまって必要な期間に着用できなかったりずれてしまったりして、うまく効果が発揮できず着用感にも影響が出てしまったという体験談もありました。


骨盤ベルトとの使い分け

骨盤ベルトとニッパーの使い分けは、産後のケアにおいて重要なポイントと言えるでしょう。それぞれの特徴を理解し、適切に使い分けることで効果的な産後ケアになりそうですね。


40代ママ
40代ママ

骨盤ベルトとニッパーを時間帯で使い分けていました。日中の活動時は骨盤ベルトで骨盤をしっかりサポートし、夜はニッパーで軽くお腹を引き締めるようにしていました。


30代ママ
30代ママ

私は産後すぐは骨盤ベルトを使い、体調が安定してきてからニッパーに切り替えました。骨盤ベルトは骨盤ケアに特化していて、ニッパーはお腹周りの引き締めにも効果があると感じました。


30代ママ
30代ママ

骨盤のゆがみをなおすために骨盤ベルト、おなかのたるみを引き締めるためにニッパーを使っているので、寝るときには上下に巻いてダブル使いしています。


骨盤ベルトとニッパーは、それぞれ異なる役割を持つ産後ケアアイテムです。骨盤ベルトは主に骨盤のゆがみを整えることに特化しており、出産直後から使用することができます。

一方、ニッパーは主にお腹周りやヒップの引き締めに効果があり、体調が安定してきてから使用を始める方が多いようです。

産後の回復段階に応じて、これらのアイテムを適切に使い分ける方が多くいました。たとえば、産後すぐは骨盤ベルトを使用し、体調が落ち着いてきたらニッパーを併用したり切り替えたりするなど、段階的なアプローチが効果的なようです。

また、1日の中でも活動内容によって使い分けることで、より効果的な産後ケアを心がけているという方もいました。


産後用ニッパーは他のもので代用できる?

産後のボディケアに欠かせないニッパーですが、個人によっては着用感が合わなかったり、使用に不安を感じたりすることもあるでしょう。そんなときに産後の体型維持をサポートするアイテムで代用している方もいるようです。どんなアイテムを使ったか聞いてみました。

産後用ガードル

30代ママ
30代ママ

出産後、ニッパーはきつくて苦手でした。友人のアドバイスで産後用ガードルを試してみたら、とても快適でした。お腹周りがスッキリする感覚も得られて、毎日使うのが楽しみになりました。


産後用ガードルは、ニッパーの代替品として人気があります。ニッパーほどきつくないため、長時間の着用も比較的楽です。素材も肌に優しいものが多く、産後の敏感な肌にも適しています。ただし、ニッパーほどの強い締め付け効果は得られないため、効果の現れ方には個人差があるかもしれません。

サポート用ショーツ

20代ママ
20代ママ

産後すぐはニッパーを使っていましたが、少し体調が落ち着いてきてからはサポート用ショーツに切り替えました。通気性がよくて快適でしたし、日中の動きやすさも抜群でした。


サポート用ショーツは、ニッパーや産後用ガードルほどの強い締め付けはありませんが、お腹や腰回りを軽くサポートする効果があるようです。産後の回復期後半や、軽いサポートが必要な時期に適しているという声もありました。

さらし

30代ママ
30代ママ

祖母のアドバイスで、さらしを使ってみました。最初は巻き方に慣れませんでしたが、コツをつかむと自分で締め具合を調整できて意外とよかったです。和装の時にも使えて一石二鳥でした。


さらしは日本の伝統的な腹帯で、現代でも産後のウエスト引き締めに使用されることがあります。自分で巻く手間はかかりますが、締め具合を細かく調整できる利点があるようです。また、通気性が良く、肌触りも柔らかいため、敏感肌の方にも向いているかもしれません。


産後用のニッパーは体調を考えて使おう

ママと赤ちゃん
iStock.com/Satoshi-K

産後用のニッパーとは面ファスナーなどでお腹周りを支えるもので、産褥期用やウエストニッパーの他に、同じように使うものとして骨盤ベルトや産後サポーターなどがあるようです。

これらは体型の変化や骨盤のゆがみを整える効果が期待できますが、使用する際は適切な締め加減や着用時間に注意が必要です。

いつからいつまで必要かや寝るときに使うかはニッパーの種類やママの体調によって違いがあるかもしれません。 産後のニッパーやガードルはママの体調や使い方を考えて使いましょう。

産後のケアには、ニッパーや骨盤ベルト、ガードルなど様々な選択肢があります。特に、締めつけ感が強すぎないよう調整し、体調に合わせて使用できるとよいようです。また、デザイン性や特殊生地の使用、立体設計など、快適さと機能性を両立したものを選ぶことで、しっかりと使って効果も期待できるでしょう。

産後の体型変化に合わせて、骨盤ベルトからニッパー、そしてガードルへと段階的に移行していくのも効果的な方法です。産後の体調と相談しながら、自分にあった産後ケアアイテムを見つけ、快適に使用できるとよいですね。


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2019.06.25

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