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【体験談】授乳時の抱き方やスタイル。快適な抱っこやポジショニングは
授乳時、赤ちゃんの抱き方やポジショニングがうまく定まらないと悩んでいるママもいるかもしれません。一日に何度も行う授乳だからこそ、ママも赤ちゃんも楽な姿勢でできるようにしたいですね。授乳時の抱っこやポジションにはどのようなスタイルがあるのか、猫背にならず姿勢を楽にするグッズなどを、体験談でご紹介します。
どんな抱き方で授乳している?
「授乳のときの抱き方はこれでよいのかな?」「いつも同じスタイルで抱っこしているけど大丈夫かな?」と、授乳のときの赤ちゃんの抱き方に不安に感じているママもいるかもしれません。赤ちゃんがリラックスして母乳を飲めているかと心配になったり、ママも楽な姿勢がとれず疲れを感じたりすることもあるのではないでしょうか。
授乳時の抱き方にはいくつかのスタイル、ポジショニングがあるということを知っておけば、自分に合う姿勢を見つけられるきっかけになるかもしれませんね。
ママたちに聞いた授乳時の抱き方
他のママたちはどのような抱き方で授乳をしているのでしょうか?
横抱き
「赤ちゃんが上手におっぱいを飲むようになってからは、主に横抱きで授乳をしていました。授乳に慣れてくれば楽なポジションだと思います」(30代ママ)
「外出時など、ケープで隠してさっと授乳したいときは、横抱きが楽でした」(30代ママ)
飲ませる胸の側の腕に赤ちゃんの頭を乗せ、乳首の高さまで赤ちゃんの口を近づける抱き方を「横抱き」というようです。多くのママが横抱きスタイルを取り入れているのではないでしょうか。
授乳時間が長くなると、腕が疲れてくるので、腕の下に授乳クッションを置いて高さを調節したというママもいました。
交差横抱き
「生まれたばかりの頃、赤ちゃんの頭の位置が定まらなかったので、反対側の手で赤ちゃんの頭を支えるスタイルの抱き方を教えてもらいました」(30代ママ)
飲ませる胸の側の腕で赤ちゃんの背中を、反対の手で頭を支える抱き方を「交差横抱き(クロスクレードル)」というようです。
生まれたばかりのときは、おっぱいを上手に飲めない赤ちゃんもいるかもしれません。赤ちゃんの頭を手で支えることによって、赤ちゃんの口が乳首から離れず安定したポジションでおっぱいを飲むことができるようです。交差横抱きで飲み始めたことを確認したあと、横抱きにポジショニングをチェンジしたというママもいました。
脇抱き
「主に横抱きでしたが、たまにしこりができるときがあったので、赤ちゃんを脇に抱える『フットボール抱き』をしていました」(30代ママ)
赤ちゃんの体を脇に抱えるように腕で支え、手のひらで頭を支えながら授乳させるスタイルを「横抱き」または「フットボール抱き」というようです。交差横抱きのように、赤ちゃんの頭を手のひらで支えるため、赤ちゃんが上手に飲めるようにサポートするポジショニングといえるかもしれません。
添い乳
「赤ちゃんを寝かせたいときや、自分が横になりたいときは、添い乳をしていました」(30代ママ)
赤ちゃんと向かい合うように横になって授乳する「添い乳」は、夜間の授乳や、ママが体を休めたいときにとりやすい姿勢かもしれません。コツをつかむまでは難しかったというママもいるようですが、慣れてくると授乳をした後そのまま寝かしつけもすることができて、ママにとって楽な授乳姿勢かもしれませんね。
授乳時の姿勢を楽にするコツ
授乳のときの姿勢が猫背になってしまったり、肩や腰の痛みを感じて、悩んでいるママもいるようです。授乳時の姿勢を楽にするコツをママたちに聞いてみました。
前かがみにならない
「赤ちゃんの様子が気になって、つい猫背になってしまうことがありました。なるべく固めの椅子の背もたれに寄りかかり、背筋を伸ばした状態で授乳するようにしていました」(30代ママ)
授乳時の姿勢は、前かがみになったり、猫背になりやすいというママの声が多くありました。前かがみになることで、首が痛くなったり、肩がこりやすくなったというママもいました。授乳クッションなどを使い赤ちゃんを胸の高さまであげ、背筋を伸ばすことを意識すれば、前かがみや猫背にならず、授乳できるかもしれませんね。
あぐらで座る
「授乳するときは必ずあぐらで座っていました。膝にクッションを乗せると、赤ちゃんの頭がちょうど胸のあたりにくるので、腕があまり疲れません」(30代ママ)
「あぐらで座るときに、お尻の下にタオルを丸めたものを置くと、腰から背中が伸ばせるので楽でした」(30代ママ)
あぐらで座ると、姿勢を意識しやすくなるというママがいました。授乳時に赤ちゃんのポジションが安定しないママも、あぐらで座った膝の上にクッションを置いて抱っこすることで、赤ちゃんが飲みやすい授乳姿勢を作ることができるかもしれませんね。
授乳ポジションを楽にするグッズの使い方
授乳クッション
授乳クッションを使っていたというママの声が多くありました。赤ちゃんが少し大きくなってくると、腕の力だけで赤ちゃんを支えることが大変になるようです。授乳クッションを使うと、クッションに支えられ腕が下がらないので、楽に授乳することができるかもしれませんね。
授乳クッションを使う代わりに、家にあるクッションやまくらを代用していたというママもいました。
バスタオル
「ソファーに深く座ると腰が痛くなってしまうので、腰のあたりに丸めたバスタオルを置いてもたれるようにしていました」(40代ママ)
バスタオルが一枚あると、さまざまな使い方ができるかもしれません。ママの姿勢を伸ばすために背中や腰に挟んだり、授乳クッションのように膝の上において赤ちゃんを抱っこするという使い方ができるようです。
おでかけや旅行のときに授乳クッションは荷物になるので、バスタオルで代用していたというママもいました。
ソファーや椅子のひじ掛け
ソファーや椅子のひじ掛けを上手に利用していたママもいるようです。ひじ掛けに腕を置いて、赤ちゃんの頭を支えれば、授乳ポジションが安定するようです。
特別なグッズがなくても楽に授乳することができるので、ポジショニングに悩んでいるママは試してみてもよいかもしれませんね。
ママと赤ちゃんが落ち着くポジションを見つけよう
一日にたくさん行う授乳だからこそ、抱っこされる赤ちゃんもリラックスできで、ママの体にも負担のない抱き方を見つけたいですよね。
ママたちは授乳姿勢を楽にするグッズを使い、猫背や前かがみならないよう意識しながら、さまざまなポジショニングで授乳をしているようです。授乳のスタイルやコツ、グッズなどを参考にしてママと赤ちゃんが落ち着くポジションを見つけられるとよいですね。