離乳食後期の赤ちゃんが食べやすい栗レシピ。調理の工夫やポイント

いつからどのように取り入れるか

離乳食後期の赤ちゃんが食べやすい栗レシピ。調理の工夫やポイント

離乳食に栗はいつからどのような形で取り入れてよいのかや、離乳食後期頃に食べやすい栗レシピがあるのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、生後9から11カ月頃の赤ちゃんが食べやすい栗レシピや調理するときの工夫などを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

離乳食後期にあげる栗について気になること

離乳食後期頃の離乳食に栗を取り入れたいと考えるママもいるようです。離乳食に栗を使う場合に気になることをママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

うちの子は、離乳食中期頃から栗粥などを好んで食べていました。生後11カ月になり食べられるものも増えてきたので、離乳食後期の時期に食べやすい栗レシピがあれば知りたいです。

30代ママ
30代ママ

親戚からたくさん栗をもらったので、生後10カ月の子どもにも栗を食べさせてあげたいと思いました。子どもにあげる栗を調理するときに意識することや工夫できることがあるのか気になります。

離乳食後期の赤ちゃんがおいしく食べられる栗レシピを知りたいと思いったり、離乳食として栗を調理するときに、意識することや工夫できることがあるのか気になったりしたというママの声がありました。

厚生労働省の資料によると、生後9から11カ月頃にあたる離乳食後期の食事は、歯ぐきで押しつぶせる程度の固さがよいようで、指でつぶせるバナナを目安にするとよさそうです。

離乳食後期の赤ちゃんの離乳食に栗を取り入れるときには、どのようなことを意識して料理を作ってあげるとよいのでしょう。また、後期の赤ちゃんが食べやすい栗レシピはあるのでしょうか。

出典:Ⅱ離乳編/厚生労働省

離乳食後期に栗を取り入れるときに意識すること 

離乳食後期に栗を取り入れるときはどのようなことを意識していたのか、ママたちに聞いてみました。


しっかり茹でる

沸騰する鍋のお湯
iStock.com/grandriver
30代ママ
30代ママ

離乳食に使う栗は、栗が歯ぐきでつぶせる程度の固さになるまで1時間ほどしっかり茹でるようにしています。子どもも、ほろほろと崩れるくらい柔らかい栗は食べやすいのか好んで食べてくれます。

離乳食後期頃の赤ちゃんが食べやすいように、栗は柔らかくなるまでしっかり茹でるとよいかもしれません。子ども用と大人用の栗をまとめて茹でたい場合は、湯上げする時間を調整することで子どもが食べやすい固さにしていたというママの声もありました。


鬼皮・渋皮は丁寧にむく

40代ママ
40代ママ

以前、渋皮が少し残った栗を子どもが食べ、うまく飲み込めなかったためか吐き出してしまうことがありました。それ以来、子どもに栗料理を出すときには鬼皮と渋皮を丁寧にむくようにしています。

離乳食後期頃の赤ちゃんに栗料理を作ってあげるときは、鬼皮や渋皮を丁寧にむくことも大切のようです。栗は熱いお湯に30分ほど浸しておくと、皮がむきやすくなったというママの声もありました。


小さく刻む

30代ママ
30代ママ

栗を使った離乳食は、ペースト状のメニューのほか、小さく刻んで作るメニューにも挑戦しました。栗を刻むときには、のどにつまらない大きさにすることを意識していました。

子どもの食べやすい大きさに刻んでからあげるようにしているママもいるようです。ママのなかには、手づかみ食べが盛んな時期には、歯ぐきで噛める固さに茹でた栗を大きめに切って出すと、子どもが喜んで食べたという声もありました。

いつからどのような形状で栗を取り入れるかは、離乳食の進み具合を考えて決めるとよいかもしれません。

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離乳食後期の栗レシピ

離乳食後期に作った栗レシピをママたちに聞いてみました。


栗サラダ

30代ママ
30代ママ

栗とにんじん、玉ねぎ、ブロッコリーなどの野菜を柔らかくなるまで茹でて、細かく刻んでおきます。そこに粉ミルクか牛乳を少量ずつ加えながら混ぜあわせ、まとまりがでてきたら栗サラダの完成です。

野菜をたっぷり食べられる栗サラダのレシピがあるようで、粉ミルクや牛乳の代わりに、プレーンヨーグルトを使ったというママの声もありました。子どもの好みにあわせて具材をアレンジしてみるのもよさそうですね。


栗のパンケーキ

栗のパンケーキ
jreika/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

バナナと栗をボウルに入れてフォークなどでつぶします。そこに、小麦粉とベーキングパウダーをふるい入れ、牛乳を少しずつ加えながらさっくりと混ぜあわせます。熱したフライパンでじっくり焼くとでき上がりです。

バナナと栗の甘みでおいしく食べられるパンケーキレシピがあるようです。パンケーキは手づかみ食べにもぴったりのようで、すりおろしたにんじんやほうれん草などを入れて作っているというママの声もありました。

離乳食に栗を取り入れるときに工夫できること

離乳食に栗を取り入れるときには、どのような工夫をするとよいのか、ママたちに聞いてみました。


味つけを変える

20代ママ
20代ママ

お粥に栗を混ぜた栗リゾットは中期の頃からよく食べていたが、後期を過ぎると味に飽きたのか食べない日も出てくるようになりました。子どもの食が進まないときには、粉チーズを少量振るなど味に変化をつけると食欲が増すようでした。

離乳食に栗を取り入れるときには、味つけを工夫することで子どもが飽きずに食べてくれるかもしれません。ママのなかには、粉チーズのほか、ごまや青のりなどサッと振りかけられるものを常備していたという声もありました。


時短グッズを使う

30代ママ
30代ママ

子どもは栗の味が大好きだったのですが、皮むきに時間がかかるのが悩みでした。栗専用の皮むき器があることを知り使ってみたところ、皮むきがとても楽になり栗を使った離乳食を作る機会が増えました。

栗を使った離乳食作りには、時短グッズを活用してみてはいかがでしょうか。ママのなかには、圧力鍋や電子レンジなどの調理器具を使うと、調理に手間がかからず育児で忙しいときにも栗料理を作りやすいという声がありました。


冷凍保存を活用する

30代ママ
30代ママ

栗はまとめて茹で、あまったものは冷凍保存するようにしていました。アルミトレイの上にラップを敷き、その上に重ならないように栗を並べラップし冷凍庫に入れます。栗が凍ったら保存袋に入れ直しておくと、使うときに便利でした。

栗はまとめて茹でておき、冷凍保存しておくと便利かもしれません。金属トレイを使うとすぐに冷凍できるようで、茹で栗の風味を損なわずに保存できたというママの声もありました。

離乳食後期に栗を使うときは丁寧に下ごしらえを

ご飯を待つ男の子
© tatsushi - Fotolia

離乳食後期の離乳食に栗を取り入れるときに、いつからどのような形状で栗メニューを作ればよいかや、赤ちゃんが食べやすい栗レシピを知りたいママもいるようです。生後9から11カ月頃の赤ちゃんに作る離乳食は、歯ぐきでつぶせる程度の固さがよいようなので、栗メニューを作るときの参考にしてみてはいかがでしょうか。

時短グッズや冷凍保存を活用するなどして、離乳食後期の時期に食べやすい栗料理が作れるとよいですね。

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