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2017年06月09日

子どもが水嫌いを克服する方法。潜れるようになるための4ステップ

子どもが水嫌いを克服する方法。潜れるようになるための4ステップ

習い事ランキングでトップを走り続けるスイミング。「丈夫な体になってほしい」「水嫌いを直したい」そんな思いから、子どもをスイミングスクールに通わせるケースが多いそうです。その一方、水が苦手な子どもがいることも事実です。前回に続き今回は、水が苦手な子どもが無理なく「水に顔をつける」「水の中に潜れる」方法を元小・中学校で保健体育を専門として教師をしていた筆者が紹介します。

子どもが水を怖がるのはなぜ?

前回の記事でも触れましたが、顔に水がかかるのが苦手がお子さんは多いです。

前回の記事:水嫌いを克服するためには、まずは「水慣れ」が大切。シャワーのかけ方のコツなど

目や鼻、耳に水が入って苦しい思いをした経験から、水を怖がってしまう傾向にあります。水に慣れさせたい!という親心から、ついつい無理強いしてしまうこともありますが、逆効果になってしまうケースも……。

まずは、水は怖くない!ということを、お子さんに覚えさせていくことから始めましょう。

とにかくパパやママが楽しそうな姿を見せることが大切です。

家庭でできる水遊びや水慣れに、いっしょに取り組んでみて下さい。

水に顔をつけるまでの4ステップ

お子さんが簡単な水遊びを楽しめるようになってきたら、「水に顔をつける」ことにもチャレンジしてみましょう。

水嫌いのお子さんにとっては難しいチャレンジになるので、パパやママもいっしょに練習してあげて下さいね。

1.肩までしっかり入水する

水に顔を近づけるという意味でも、しっかりと肩まで入水できるようになりましょう。慎重になっているお子さんには、

つま先から順にゆっくりと入水させてあげて下さい。

お風呂では割と簡単にできますが、プールで練習する場合は最初は怖がってしまうこともあります。そんなときは、

プールサイドでしっかりと水慣れをしてから入水してみましょう。

プールへ行ったときには、肩まで入水できたらプールの中を歩いてみましょう。

2.顔や頭に水をかける

次に、顔に水をかけられることに慣れていきましょう。水かけっこの要領で遊んで下さい。

慣れないうちに水をかけすぎると、恐怖心だけが残ってしまい逆効果になってしまいます。

焦らず、少しずつ取り組んで下さい。

子どもはとにかく真似をしたがる性質があるので、何事もパパやママがやってみせるのが効果的です。

我が家のケースでは、パパが骨折した際に私が髪を洗ってあげていたら、娘も同じようにシャワーでお湯をかけて欲しい!と言ってきました。

頭を下に向けてのシャワーだったので思い切り顔に水がかかっていましたが、本人は楽しそうでした。

3.息を吐く練習をする

顔をつけたとき鼻や口で息を吸ってしまうと、水が気管に入ってしまい非常に苦しくなってしまいます。そのような経験から水が苦手になってしまう子も多いので、

口と鼻から息を吐けるように練習することはとても重要です。

まずは、口だけ水につけてブクブク……と息を吐いてみましょう。できるようになったら、今度は鼻まで水につけてブクブク……と息を吐いてみましょう。

プールや湯船の中で怖がる場合は、洗面器に入れた水や、両手ですくった水で練習してみて下さい。

4.水に顔をつける

しっかりと息が吐けるようになったら、いよいよ顔をつけてみましょう。

水が苦手なお子さんは、水に顔をつけているようで、おでこや鼻の先しかついていない、なんていうこともよくあります。

しっかり、目・鼻・口と顔全体が水につけられるように見てあげて下さい。

最初は、パパやママの両手で水をすくって、そこに顔をつけます。それができるようになったら、洗面器などに水を入れて顔をつけてみましょう。

慣れてきたらプールや湯船に直接顔をつけます。息を吸ってしまわないよう、息をしっかりと吐くよう声をかけてあげて下さい。

潜ることにチャレンジ

顔を水につけられるようになったら、次は潜るステップへ。

しっかりと息が吐けないと潜ることはできないので、

水中での息の吐き方をマスターしておきましょう。

頭までしっかりと潜れるようになったら、潜ったり浮かんだりして遊ぶこともできます。

何秒潜れるか挑戦

頭までしっかり入れて何秒潜れるか挑戦してみましょう。最初は2・3秒程度の少ない秒数からスタートし、慣れてきたら秒数を伸ばしていきます。

長く潜ることに夢中になって事故にならないよう、パパやママの目が届くように注意して下さい。

宝探しゲーム

プールや湯船の中に物を沈めます。軽いものは浮かんできてしまうので、水を入れたり錘をつけたりしておきましょう。

沈んでいる物を潜って取ります。取れた物の数を競ったり、物によって点数を変えて点数を競ったりしてみましょう。

親子や兄弟姉妹で競争すると盛り上がりますよ。

水中じゃんけん

水中に潜ってじゃんけんをします。水中で目を開けられない場合は、ゴーグルを使ってみましょう。

今回は、水中で目を開けることではなく水に親しむことを重視しているので、ゴーグルを使用しても差し支えありません。

家庭での水慣れ経験が大切

子どもが何かをできるようになるためには、「経験」が必要です。水慣れも同様で、

毎日の小さな積み重ね=経験があるか・ないかが非常に重要になってきます。

お子さんが苦手なこともパパやママが率先して楽しむことで、お子さんの取り組む姿勢も変化してきます。

今すぐにと急な変化を求めるのではなく、先を見据えてゆっくりコツコツと頑張っていきましょう。

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