マンガで読む!ウポポイ“旅育記” 〈後編〉
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近年、話題になっている「旅育」では、非日常である旅を通して、親子でさまざまな体験をして子どもの心身の成長を促すことができます。SNSで大人気の横山了一さん親子が北海道にある文化施設「ウポポイ(民族共生象徴空間)」を訪問したレポートマンガの後編をお届けします。
ウポポイ(民族共生象徴空間)で体験型の学び
今回「ウポポイ」を旅した横山さん親子は、先住民族であるアイヌの人びとの文化復興の拠点「ウポポイ」での体験によって、文化の多様性などを知ることができました。
前編では、音や展示から学ぶ「ウポポイ」での体験をレポートしました。
後編では息子さんが特に楽しかったと話す体験をご紹介します。
横山親子が体験したコンテンツをおさらい
【触れて学ぶ】テンパテンパ!
アイヌ文化に直接触れることができる展示が「探究展示 テンパテンパ」です。ジオラマや模型、立体パズルなどの体験を通して、大人も子どもも楽しむことができます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一部運用を停止しております。
【話して学ぶ】ビンゴでアイヌ語を楽しむ「ピㇼカ!ビンゴ アキ ロ」
アイヌ語に触れる機会はなかなかないと思いますが、「ウポポイ」では、ビンゴを楽しみながらアイヌ語の学習体験ができるプログラムがあります。
【手を動かして学ぶ】刺繍体験「イカㇻカㇻアン ロ」
衣服や道具に刺繍される「アイヌ文様」は、地域などによってもさまざまです。
アイヌの女性の手仕事の説明を聞きながら、複数の中から選んだアイテムにアイヌ文様を刺繍することができるプログラムに横山さんが挑戦しました。
【食べて学ぶ】アイヌ料理体験「ポロトキッチン」
アイヌ料理を実際に作って食べることができるプログラム。親子で貴重な体験を得られます。
*調理体験プログラムでは季節によってメニューが変わります
「旅育」は子どもの記憶に残る貴重な体験
これまで、息子さんと2人で旅をすることはあっても、「学ぶ旅」ははじめての経験だった横山さん。
親も子も成長できる「旅育」の行き先候補のひとつに「ウポポイ」を加えてみてはいかがでしょうか。
きっと旅から帰ってきた我が子の成長に、驚きと感動で胸がいっぱいになりますよ。
※ウポポイでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策を実施しております。詳しくはをご覧ください。
息子は体力があまりないので、体験型の旅はちょっと心配でしたが、思っていたより大丈夫でした!
「ウポポイ」には実際に取り組むことができるプログラムが多く、子どもが自分でやってみることで達成感も感じることができたようです。
飽きさせないよう工夫されていて、親子でたくさん楽しめました。
子どもの将来のことを考えたときに、これからは多様性を認め合うのが当たり前の時代になってくるので、自分にとっても息子にとってもよい経験になったと思います!
調べてみると、アイヌ文化ゆかりの地は「ウポポイ」以外にも阿寒や平取など北海道内にたくさんあるようなので、次回はそちらにも足を伸ばしてみたいです。