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【文字数別】男の子や女の子に合う古風な洗練された名前の例。
一文字・二文字・三文字の古風な名前
これから生まれる男の子や女の子の名付けを考えるときに、古風な名前にしたいと思うママやパパもいるかもしれません。一生ものの名前は慎重にこだわってつけたいですよね。今回の記事では、男の子・女の子別の名付けづけ例、古風な名前のよい点や名付けで気をつけた点、コツについてママたちの体験談を交えてご紹介します。色々な例を参考にして、赤ちゃんにぴったりの命名ができるとよいですね。
【文字数別】男の子の古風な名前例
子どもの名前を考える際に、明治~昭和時代に流行った古風な名前が気になる方もいるのではないでしょうか。今時のキラキラネームとは違う魅力を感じることもあるでしょう。
ここでは、古風で洗練された印象のある、おすすめの男の子の名前例を文字数別でご紹介します。
一文字
歩(あゆむ)、新(あらた)、樹(いつき)、朔(さく)、翔(しょう) 、 仁(じん) 、柊(しゅう)、 颯(そう)、肇(はじめ)、悠 (ゆう)、 律(りつ)、陸(りく)、 蓮(れん)など
一文字の名前は潔い印象があり、漢字に込めた思いが伝わりやすいかもしれません。和風な趣で古風な印象にもなるでしょう。二文字の名前が多い中で、他の人と違った存在感も出せるかもしれません。
二文字
章仁(あきひと)、桜介(おうすけ)、佐助(さすけ)、淳平(じゅんぺい)、颯汰(そうた)、隆将(たかまさ)、隼人(はやと)、悠真(はるま)、光樹(みつき)、康臣(やすおみ)、悠斗(ゆうと)、由弦(ゆづる)、龍介(りゅうすけ)など
二文字の名前は、名字とのバランスが取りやすく人気があるでしょう。珍しい漢字を使っても「介」「平」「之」などの止め字を使えば、しっくりと古風に落ち着くようです。
三文字
琥太郎(こたろう)、耕史郎(こうしろう)、咲多郎(さくたろう)、丈太郎(じょうたろう)、陽之介(はるのすけ)、優之心(ゆうのしん)、凛之助(りんのすけ)、龍之介(りゅうのすけ)、倫太郎 (りんたろう)など
三文字の名前は、その文字数の多さだけで古風な雰囲気があるでしょう。「之介」「太郎」などの止め字は、さまざまな漢字と合いやすく兄弟や双子でお揃いの名前にしたい時にも使いやすいかもしれません。
【文字数別】女の子の古風な名前例
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古風で洗練された印象のある、女の子の名づけ例をご紹介します。
一文字
葵(あおい)、茜(あかね)、菖(あやめ)、泉(いずみ)、絃(いと)、楓(かえで)、薫(かおる)、心(こころ)、梢(こずえ)、桜(さくら)、栞(しおり)、雫(しずく)、鈴(すず)、紬(つむぎ)、雅(みやび)、紫(ゆかり) など
女の子の古風な一文字の名前には、花や自然にまつわる漢字が使われることが多いようです。絃(いと)など和風で珍しい名前は、意外性があり今時の雰囲気が出せそうですね。
二文字
ふみ、はな、彩乃(あやの)、彩美(あやみ)、一花(いちか)、心春(こはる)、桜子(さくらこ)、千代(ちよ)、寧々(ねね)、陽菜(はるな)、結衣(ゆい)、柚希(ゆずき)、結菜(ゆな)、美羽(みう)、美桜(みお)、美月(みつき)など
二文字の名前によく使われる「子」「美」などは昔ながらの古風な止め字で、さまざまな漢字と合いやすいでしょう。ひらがなの名前は、古風な中にもかわいらしく洗練されたイメージがあり、今時の女の子にぴったりかもしれません。
三文字
あかり、あずき、いろは、さゆみ、このみ、こはる、しほり、すみれ、ひなた、ひまり、愛沙美(あさみ)、明日花(あすか)、佳弥乃(かやの)、沙也加(さやか)、菜々美(ななみ)、陽菜乃(ひなの)、梨々花(りりか)など
三文字の女の子の名前は、字面のよさが前面に出やすいでしょう。ひらがなはやわらかい雰囲気を、漢字は字体のかっこよさをアピールできそうですね。三文字だと漢字を入れ替えてアレンジもしやすいでしょう。「乃」の止め字は古風でかわいく名づけもしやすいかもしれません。
古風な名前のよい点とは
古風な名前のよい点についてママたちに聞いてみました。
今流行りのキラキラネームは、子どもの頃は可愛くても、大人になってから違和感を感じることもあると思います。そのため、パパと相談し娘の名前は古風で控えめなものにしました。(30代ママ)
ひらがなや読みやすい漢字を使った古風な名前は、初対面や年配の方でも読み間違えられず、親しまれると思います。(30代ママ)
古風なクラシックネームは、知的で上品な落ち着いたイメージがあり大人っぽくて素敵だと思います。(40代ママ)
古風な名前のよい点として、読みやすく落ち着いた印象を与えられることなどがあるようです。子どもの命名は、周囲の人から注目されたり感想を言われることも多いでしょう。
太、太郎、介、吉、子、美などが付く読みやすい古風な名前にすると、祖父母や親戚からの印象がよかったというママの声もありました。
古風な名前を考える時のコツ
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古風な名前を考える時のコツをご紹介します。
武士や武将、古典作品などを参考にする
古風な名前を考える際に、武士や武将、時代劇や歴史小説・漫画、古語や万葉集などの古典作品で使われている名前や漢字を参考に、名付けを考えるママやパパもいるようです。
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、宮沢賢治といったレトロ小説家が好きで、作品に出てくる単語や作者名を名づけに取り入れたという声もありました。小説の中で使われている漢字であれば響きなども洗練されていて、和風な美意識を名前に込めやすい点がよいですね。
古風と現代のバランスを考える
古風と現代の漢字を組み合わせることで、バランスの取れた都会的なイメージの名付けもできるかもしれません。
例えば、男の子の名付けで「一」といった古風な数字ネームと、現代的な「空・颯・晴」のような漢字を組み合わせるなどがあります。
古風な名前を考えるときに気をつけた点
名付けで古風な名前を考えるときに気をつけたポイントについてママたちに聞いてみました。
名前負けしないか
有名な歴史上の偉人と同じ古風な名前をつけると、子どもが大きくなってから名前負けを気にしないか心配になったので避けました。(30代ママ)
名前が立派すぎると、子どもが成長してから「名前に負けたくない」とプレッシャーを感じることもあるかもしれません。名前と一生つき合っていくのは、親ではなく子どもであることを念頭に名付けをしましょう。
洗練されているか
古風な名前でも、祖父母と同じ印象があるものや、ひねりがなさすぎるものは、洗練されていない感じがしたので避けました。(30代ママ)
読んだときの響きが今時の名前や、使う漢字を工夫している名前は、洗練されておしゃれなイメージがあります。(30代ママ)
古風でも洗練された名前にするというママの声がありました。同姓同名を避けたいときは、漢字や読み方を工夫して個性を意識することも大切でしょう。
名前だけだと理想通りでも、名字と合わせると発音しにくかったり、漢字のバランスがよくなかったりすることもあるかもしれません。名付けの際は名字と名前のバランスを確認しましょう。
その他、出産予定日が冬の季節なのでそれにちなんだ漢字を選ぶようにした、使わない方が良い漢字を事前に調べて命名したというママの声もありました。
名付けをするときは古風な名前を検討してみよう
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古風な名前は、読みやすく親しみやすいなどさまざまなよい点があるようです。
使う漢字や読み方を工夫することで洗練された印象になり、これから生まれる男の子や女の子にも合う名前になるかもしれません。
名づけをする際は、第三者の意見を聞くなどして、常識的な範囲で慎重に決めましょう。
古風な名前を含めて検討し、子どもに合った素敵な名前をつけることができるとよいですね。