【体験談】授乳の混合育児。ミルクの量や気をつけていたこと

【体験談】授乳の混合育児。ミルクの量や気をつけていたこと

赤ちゃんへの授乳を考えるとき、さまざまな理由から混合育児を選ぶこともあるのではないでしょうか。ママたちはミルクの量など、悩むこともあるかもしれません。今回の記事では、混合育児をするときの授乳パターンや、シーン別のミルク量の目安、混合育児をする際にママたちが気をつけていたことなど、体験談からご紹介します。

混合育児の授乳パターン

母乳にミルクを足して授乳することを、混合育児といわれています。混合育児のパターンには、母乳をメインにしてミルクを足す場合と、ミルクをメインにして母乳を足す場合があるようです。ママたちは、どのような理由から混合育児のパターンを選んでいるのでしょうか。


母乳がメイン

母乳の授乳
kdshutterman/Shutterstock.com

「うちの子は体重が気になったので、最初のうちは母乳とミルクを混合であげるようにしていました。体重が順調に増えてきたら完全母乳でいきたいと考えていたので、母乳をメインにして、足りない分をミルクであげていました」(30代ママ)

「新生児の頃、母乳の出があまりよくないと感じていました。母乳をあげた後も、子どもがまだ飲みたそうな仕草を見せていたので、母乳の後にミルクをあげていました」(20代ママ)

「子どもを連れて外出できない場合に、両親に子どもを預けることがありました。飲み慣れていないミルクを用意したところ、嫌がり飲んでくれず大変だったようです。そこで、子どもを預ける場合のために、ミルクにも慣らしていこうと考えました」(40代ママ)

赤ちゃんの体重が気になる場合や、赤ちゃんがまだ飲みたそうにしている様子が見られたとき、母乳の後にミルクを足すことがあるようです。また、体調を崩したときに母乳をあげることができなかった経験から、ミルクも慣れてもらったほうがよいと考えてミルクを足していたというママの声もありました。


ミルクがメイン

ミルクを飲む赤ちゃん
Pratchaya Ruenyen/Shutterstock.com

「生後6カ月頃に職場への復帰を考えて、ミルクをメインであげるようにしました。復職後も完全ミルクにするのではなく、夜や休日は母乳もあげていました」(30代ママ)

「ミルクは子どもが飲んだ量が目に見えるので、ミルクをメインにあげていました」(20代ママ)

日中、子どもに母乳をあげられない場合や赤ちゃんの様子によって、ミルクをメインにした混合育児を考えるようです。ママのなかには、早めに母乳の断乳を考えて、ミルクがメインの混合育児にしたという声もありました。

混合育児での授乳で気をつけていたこと

ママたちは、混合育児をどのように進めたらよいか悩むこともあるそうです。混合育児での授乳の際に気をつけていたことについて、ママたちの体験談を聞いてみました。


授乳後にミルクをあげる

「助産師さんから、混合育児で母乳をあげるときは、先に赤ちゃんに吸ってもらうようにとアドバイスをもらったので、まずは母乳を飲ませてから足りない分をミルクであげるようにしていました」(20代ママ)

母乳がメインの場合、ママたちはできるだけ赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことを意識していたようでした。


哺乳瓶の乳首を工夫する

哺乳瓶の乳首
Rose Carson/Shutterstock.com

「母乳はうまく飲めるのに、哺乳瓶だと飲みにくそうにしていたので、哺乳瓶の乳首を変えてみました。赤ちゃんの様子を見ながらいくつか試してみると、うまく飲めるようになりました」(30代ママ)

母乳とミルクを交互にあげる混合育児の場合、哺乳瓶を選ぶときにもコツがあるようです。哺乳瓶につける乳首には、いろいろな硬さや形があるようなので、赤ちゃんの様子を見ながら選んでみるのもよいかもしれません。


ミルクの量ををあげずぎない

「ミルクは母乳と比べお腹が空くまでに時間がかかりました。量をあげすぎると、授乳の間隔がずれてしまうことがありました」(40代ママ)

ミルクは母乳に比べて腹持ちがよいと感じるママもいました。ミルクがメインの混合育児でも、母乳を飲んで欲しい場合は、ミルクの量を工夫することが必要かもしれません。

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混合育児をする場合、シーン毎でミルクの量は変わってくるのでしょうか。ママたちが、どのようなときにどのくらいの量のミルクを使っていたのか聞いていみました。


授乳後

「新生児の頃は、片方10分ずつ母乳を与え、その後ミルクを40ml与えるように助産師さんに指導されていました」(30代ママ)

「生後3か月を過ぎた頃は、ミルク缶に書かれている1回の目安量の1/3程度をあげるようにしました」(20代ママ)

授乳後にミルクをあげる場合、ママたちはミルク缶にある目安の量を参考にして1回分を考えていたようです。足すミルクの量は赤ちゃんにもよるので、どれだけのミルク量を足していけばよいのかに悩む場合は、出産先や助産師さんに相談してミルク量を決めるとよさそうです。


夜寝るとき

「夜寝る前にミルクをあげるときは、ミルク缶に記載のある月齢毎の標準使用量を参考にしてあげていました」(20代ママ)

母乳をメインにしていても、夜の間だけミルクをあげていたというママもいるようです。夜ミルクをあげる場合は、ミルク缶に書いてある標準使用量を目安にしたり、赤ちゃんの様子に合わせて授乳していたようです。


預けるとき

「子どもを預けるときは、1回量を小分けにして数回分用意するほか、子どもが必要以上に欲しがってグズることを考えて、多めにミルクの量を用意して出かけました」(30代ママ)

赤ちゃんを預ける場合は、ミルクを作る手間を減らすほか、ミルクが足りなくて困ることがないように、いつもより多めのミルクの量を準備するとよさそうですね。

混合での授乳は親子に合ったスタイルで

ミルクと赤ちゃん
anekoho/Shutterstock.com

ママたちが母乳とミルクの混合育児をするパターンはさまざまのようでした。母乳とミルクの割合や哺乳瓶の乳首、ミルクの量の工夫をすると混合育児は進めやすいのかもしれません。

子どもと自分に合ったスタイルで、混合の授乳ができるとよいですね。

2018.04.05

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