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離乳食作りには、ミキサーとブレンダーどっち?違いやにんじんを使った離乳食など
2018.07.04
離乳食作りにミキサーが必要か考えたとき、ミル機能の使い方や、ブレンダーとの違いはどのような部分なのかと気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、ミキサーとブレンダーの違い、ミキサーを使うメリット、洗い方のほか、にんじんなどを使った離乳食の作り方をご紹介します。
離乳食作りにミキサーは必要だった?
離乳食作りにミキサーやブレンダーは必要なのでしょうか。実際にママたちがミキサーを使ったのか聞きました。
ミキサーを必要と感じた
「平日は離乳食を準備する時間がなかなか取れないので、週末に作りおきをするためにミキサーが必要と思い用意しました。いつも、まとめて1週間分ほど作って冷凍していました」(生後6カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食を一度に多く調理したいという考えから、ミキサーを用意したママがいるようです。ほかには、ブレンダーと両方持っていて状況に応じて使い分けたというママの声もありました。
必要と感じなかった
「離乳食の準備は赤ちゃんのお昼寝中に済ませていたので、撹拌するときの音が気になり、ミキサーを必要とは感じませんでした。少し手間はかかりますが、音の少ないすり鉢を利用していました」(生後9カ月の赤ちゃんのママ)
ミキサーは用意せず、すり鉢など他のものを代用して離乳食作りをしていたママもいました。赤ちゃんが寝ている間に離乳食を作りたいママたちにとっては、ミキサーのモーター音が気になり、静かに作業できる他のものを選ぶことがあるのかもしれません。
ミキサーとブレンダーの違い
ミキサー、ブレンダーのどちらも刃が回転し、野菜などの固形の食材を砕いてドロドロの状態にすることが得意のようです。同じ機能なので欧米ではブレンダーと統一して呼ばれているようですが、日本の家電売場などでは、据え置きタイプをミキサー、ハンディタイプをブレンダーと呼び分けることも多いかもしれません。
また、ミキサーの種類によっては、固形物を粉状に粉砕するミル機能がついているタイプもあるようです。それぞれの違いとしては、ミキサーは据え置き型のため専用の容器を使うのに対し、ブレンダーは容器を選ばず鍋などに直接ブレンダーを挿入して使えることともいわれています。
ミキサーのメリット
実際にママたちは、ミキサーにどのようなメリットがあると感じて使っていたのか聞きました。
一度に作れる量が多い
「離乳食が2回食になり作り置きする量が増えたので、一度にたくさんの量を作ることができるミキサーが活躍しました。にんじんペーストや、マッシュポテトなど一度の下ごしらえでストックを多めに作って冷凍保存していました」(生後8カ月の赤ちゃんのママ)
ミキサーを使って一度に大量の作り置きを作ることで、赤ちゃんの食べる量が増えたり、一日の食事回数が増えた場合にも対応しやすいと感じたママがいました。
蓋を閉められる
「ミキサーは蓋を閉じてから撹拌するので、周りに飛び散る心配がないことがメリットだと思います。おかゆやペーストなど水気の多い離乳食作りでも、キッチンや服を汚さず料理ができます」(生後7カ月の赤ちゃんのママ)
蓋を閉じて作業できることもミキサーを使うメリットのひとつのようです。他には、蓋をすることで、料理のなかにホコリや髪の毛が混入するのを防いでくれることから、離乳食作りに安心して使えるといったママの声もありました。
硬いものも砕きやすい
「冷凍のミンチの肉とにんじんなどの野菜をいっしょに撹拌して、離乳食の下ごしらえをすることがあります。解凍する手間なく料理することができるので時短にもなります」(生後10カ月の赤ちゃんのママ)
氷などの固いものを砕くことができるパワータイプやミル機能を使うことも離乳食作りに役立つようです。冷凍した食材を解凍することなく、気軽に調理に加えることができると、時短調理につながるだけでなく使う食材の幅も広がるかもしれません。
ミキサーを使った離乳食の作り方
実際にママたちがミキサーを使って作った離乳食の作り方を、段階別にご紹介します。
【初期】かぼちゃ粥
「10倍粥をなめらかになるまでミキサーにかけます。かぼちゃは皮を剥いてから多めの水で柔らかくなるまで煮てから、なめらかになるまでミキサーにかけます。お粥とかぼちゃを混ぜたらでき上がりです」(生後6カ月の赤ちゃんのママ)
水分の多い10倍粥も、ミキサーを使うとなめらかにしやすいかもしれません。また、かぼちゃをにんじんなど他の野菜に変えれば、赤ちゃんも飽きずに食べらそうですね。
【中期】鰹節のふりかけ
「鰹節とごまをフライパンで乾煎りしたあと、青のりを加えてミルで粉々になるまで粉砕すればでき上がりです」(生後8カ月の赤ちゃんのママ)
ミキサーのミル機能を使うと、手作りのふりかけを作ることもできるようです。多めに作り置きをして、必要に応じてサッと使えると栄養のバランスも取りやすくなるかもしれません。
【後期】にんじんホットケーキ
「皮を剥いたにんじんを小さく切り、レンジにかけ柔らかくしたら牛乳といっしょにミキサーにかけます。小麦粉、卵、砂糖とベーキングパウダーを加え、食べやすい大きさに焼いたらでき上がりです」(生後11カ月の赤ちゃんのママ)
ミキサーを使って食材を細かくすることで、離乳食に混ぜやすくなこともあるようです。赤ちゃんが苦手とする食材も食べやすくなったり、気づかず食べてくれるかもしれません。
【完了期】粒入りコーンスープ
「使うコーンの半分に少量の水を加え、ミキサーにかけます。鍋に移して粒のままのコーンと牛乳を加えて加熱し、バターで風味をつけたら完成です」(1歳1カ月の子どものママ)
ミキサーにかけた食材とかけていない食材を合わせたレシピを作れば、赤ちゃんの噛む練習ができるかもしれません。食材を変えて作ることもできるので、さまざまなアレンジができそうです。
ミキサーの洗い方
ママたちはミキサーの使用後、どのように洗っていたのでしょう。
「使ったら軽くすすいで、容器に半量ほどの水と少量の洗剤を入れ一度撹拌しています。ざっと汚れが取れたらパーツを外して改めて手洗いします。匂いが強い食材やにんじんなどの色の濃い食材を使ったときは、漂白剤に浸けおきすることもあります」(生後8カ月の赤ちゃんのママ)
ミキサーを洗うポイントとしては、使ったらすぐに洗う、パーツは分解して洗うということのようです。使用後にすぐに洗えない場合でも、水と洗剤を入れて少し撹拌しておくとその後のお手入れもスムーズになるかもしれません。
ミキサーを使って離乳食作りを楽しもう
ミキサーはブレンダーと比べ、大量の調理に向いているほかに、ミル機能があったり、固い食材の調理に向いているなどの特徴があるようです。ミキサーで離乳食の作り方を工夫すれば、簡単にお粥やにんじんを使ったレシピを作れるので、必要性を感じているママもいました。使い終わった後は洗い方にも気をつけて、ミキサーを使った楽しい離乳食準備ができるとよいですね。