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離乳食作りには、ミキサーとブレンダーどっち?違いやにんじんを使った離乳食など
離乳食作りにミキサーが必要か考えたとき、ミル機能の使い方や、ブレンダーとの違いはどのような部分なのかと気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、ミキサーとブレンダーの違い、ミキサーを使うメリット、清潔に保つ洗い方のほか、にんじんなどを使った離乳食の作り方をご紹介します。
ミキサーとブレンダーの違い
ミキサー、ブレンダーのどちらも刃が回転し、野菜などの固形の食材を砕いてドロドロの状態にすることが得意のようです。同じ機能なので欧米ではブレンダーと統一して呼ばれているようですが、日本の家電売場などでは、据え置きタイプをミキサー、ハンディタイプをブレンダーと呼び分けることも多いかもしれません。
また、ミキサーの種類によっては、固形物を粉状に粉砕するミル機能がついているタイプもあるようです。それぞれの違いとしては、ミキサーは据え置き型のため専用の容器を使うのに対し、ブレンダーは容器を選ばず鍋などに直接ブレンダーを挿入して使えることともいわれています。
ミキサーとブレンダー、ママたちが選んだのは?
ミキサーとブレンダー、離乳食作りでママたちはどちらを使っていたのでしょうか?実際に聞いてみました。
生後7カ月の赤ちゃんのママ
生後8カ月の赤ちゃんのママ
双子のため離乳食を大量に作る必要があり、ミキサーを選びました。使用頻度が高いと思い、いつでも使えるように簡単な操作性、減音仕様のものにしました
生後6カ月の赤ちゃんのママ
お祝いでもらった離乳食ブレンダーはあったのですが、離乳食が始まる前に家電量販店に見に行きました。ミキサーは氷や硬い食材もすぐに粉砕できると聞いて離乳食初期用にミキサーを購入しました
ママたちにミキサーとブレンダーのどちらを使っていたかを聞いたところ、それぞれの生活スタイルなどによって自分に合ったものを選んでいるようです。
ブレンダーの方が手軽に使えるイメージがありますが、ミキサーにもさまざまなタイプのものがあるようです。例えば、コード式ミキサーかコードレスミキサーか、コードにもUSBケーブルが使えるものもあるようです。ほかにも、サイズ感や性が簡単なもの、減音仕様のものなどがあるようです。キッチンが狭くてものを置くスペースがない場合は、コンパクトサイズのものを選ぶといいかもしれません。生活スタイルに合ったも操作のを選ぶと、離乳食作りも楽しくなりそうですね。
離乳食作りが大変な理由
離乳食がまだはじまっていないママも、「離乳食作りは大変」という声を聞いたことがあるのではないでしょうか?離乳食作りはなぜ大変だといわれるのでしょうか。
離乳食作りは、赤ちゃんの月齢ごとに食材の大きさ・柔らかさを変化させる必要があります。したがって、食材をすりつぶしてペースト状にしたり、みじん切りにしたりするという手間がかかります。
また、厚生労働省の資料によると、離乳食は子ども一人ひとり進め方への反応が異なることから、離乳を進める過程でさまざまな不安やトラブルを抱えることが予想されるとしています。離乳食の目安通りに進められないと、悩んでしまうこともあるかもしれませんね。
離乳食作りにミキサーやブレンダーは必要だった?
離乳食作りにミキサーやブレンダーは必要なのでしょうか。実際にママたちがミキサーやブレンダーを使ったのか聞きました。
ミキサー・ブレンダーを必要と感じた
生後6カ月の赤ちゃんのママ
平日は離乳食を準備する時間がなかなか取れないので、週末に作りおきをするためにミキサーが必要だと思い用意しました。ミキサーはコンパクトタイプのものを選びました。いつも、まとめて1週間分ほど作って冷凍していました
生後8カ月の赤ちゃんのママ
上の子がいるため、キッチンの刃物類を手の届かないところにしまっておきたくてブレンダーを使っていました。毎日使いたいものですがしまっておく必要があったため、軽量のものを選びました
離乳食を一度に多く調理したいという考えから、ミキサーを用意したママがいるようです。ほかには、ブレンダーと両方持っていて状況に応じて使い分けたというママの声や、上の子がいるため刃物類をしまうためにコンパクトサイズで軽量のブレンダーを使用していたというママの声もありました。キッチンの状況に応じて、コード式かコードレスミキサーかを決めたというママもいるようです。離乳食が進んで1日の食事の回数が増えると使用頻度も高くなり、より必要性を感じたというママもいました。
ミキサー・ブレンダーを必要と感じなかった
生後9カ月の赤ちゃんのママ
離乳食の準備は赤ちゃんのお昼寝中に済ませていたので、撹拌するときの音が気になり、ミキサーを必要とは感じませんでした。少し手間はかかりますが、音の少ないすり鉢を利用していました
生後10カ月の赤ちゃんのママ
ミキサーは持っていたのですが、離乳食で使うサイズ感ではなく洗うのが大変だったので使うのをやめてしまいました。出産祝いで友人にもらった離乳食調理セットを使っていました
ミキサーやブレンダーは用意せず、すり鉢など他のものを代用して離乳食作りをしていたママもいました。赤ちゃんが寝ている間に離乳食を作りたいママたちにとっては、ミキサーのモーター音が気になり、静かに作業できる他のものを選ぶことがあるのかもしれません。また、すでにミキサーやブレンダーをもっているものの、サイズ感や操作性などから離乳食作りに適さなかった場合もあるようです。
ミキサーのメリット
実際にママたちは、ミキサーにどのようなメリットがあると感じて使っていたのか聞きました。
一度に作れる量が多い
生後8カ月の赤ちゃんのママ
離乳食が2回食になり作り置きする量が増えたので、一度にたくさんの量を作ることができるミキサーが活躍しました。にんじんペーストや、マッシュポテトなど一度の下ごしらえでストックを多めに作って冷凍保存していました
生後9カ月の赤ちゃんのママ
ミキサーがあるとお肉を簡単にミンチにすることができるので、お肉が入った離乳食を一度に大量に作ることができます。氷を砕くなど切れ味を変更する機能があったり、容器を電子レンジ加熱できるミキサーなので、幼児食でも引き続き活用しようと思っています
ミキサーを使って一度に大量の作り置きを作ることで、赤ちゃんの食べる量が増えたり、一日の食事回数が増えた場合にも対応しやすいと感じたママがいました。ミキサーの刃や切れ味を変更できたり、スピード調節ができたりする機能性のあるミキサーを購入したママからは、幼児食でも活用したいとの声が聞かれました。
蓋を閉められる
生後7カ月の赤ちゃんのママ
ミキサーは蓋を閉じてから撹拌するので、周りに飛び散る心配がないことがメリットだと思います。おかゆやペーストなど水気の多い離乳食作りでも、キッチンや服を汚さず料理ができます
蓋を閉じて作業できることもミキサーを使うメリットのひとつのようです。他には、蓋をすることで、料理のなかにホコリや髪の毛が混入するのを防いでくれることから、清潔な離乳食作りに安心して使えるといったママの声もありました。
硬いものも砕きやすい
生後10カ月の赤ちゃんのママ
冷凍のミンチの肉とにんじんなどの野菜をいっしょに撹拌して、離乳食の下ごしらえをすることがあります。解凍する手間なく料理することができるので時短にもなります
氷などの硬いものを砕くことができるパワータイプやミル機能を使うことも離乳食作りに役立つようです。冷凍した食材を解凍することなく、気軽に調理に加えることができると、時短調理につながるだけでなく使う食材の幅も広がるかもしれません。
ミキサーを使った離乳食の作り方
実際にママたちがミキサーを使って作った離乳食のレシピを、段階別にご紹介します。
【初期】かぼちゃ粥
生後6カ月の赤ちゃんのママ
10倍粥をなめらかになるまでミキサーにかけます。かぼちゃは皮を剥いてから多めの水で柔らかくなるまで煮てから、なめらかになるまでミキサーにかけます。お粥とかぼちゃを混ぜたらでき上がりです
水分の多い10倍粥も、ミキサーを使うとなめらかにしやすいかもしれません。また、レシピのかぼちゃをにんじんなど他の野菜に変えれば、赤ちゃんも飽きずに食べられそうですね。
【中期】鰹節のふりかけ
生後8カ月の赤ちゃんのママ
鰹節とごまをフライパンで乾煎りしたあと、青のりを加えてミルで粉々になるまで粉砕すればでき上がりです。手作りのふりかけは塩分などの心配がないので、毎日使いたいくらい便利です
ミキサーのミル機能を使うと、手作りのふりかけを作ることもできるようです。多めに作り置きをして、必要に応じてサッと使えると栄養のバランスも取りやすくなるかもしれません。
【後期】にんじんホットケーキ
生後11カ月の赤ちゃんのママ
皮を剥いたにんじんを小さく切り、レンジにかけ柔らかくしたら牛乳といっしょにミキサーにかけます。小麦粉、卵、砂糖とベーキングパウダーを加え、食べやすい大きさに焼いたらでき上がりです
ミキサーを使って食材を細かくすることで、離乳食に混ぜやすくなることもあるようです。赤ちゃんが苦手とする食材も食べやすくなったり、気づかず食べてくれるかもしれません。
【完了期】粒入りコーンスープ
1歳1カ月の子どものママ
使うコーンの半分に少量の水を加え、ミキサーにかけます。鍋に移して粒のままのコーンと牛乳を加えて加熱し、バターで風味をつけたら完成です
ミキサーにかけた食材とかけていない食材を合わせたレシピを作れば、赤ちゃんの噛む練習ができるかもしれません。食材を変えて作ることもできるので、さまざまなアレンジができそうです。
ミキサーの洗い方
ママたちはミキサーの使用後、どのように洗っていたのでしょう。
生後8カ月の赤ちゃんのママ
使ったら軽くすすいで、容器に半量ほどの水と少量の洗剤を入れ一度撹拌しています。ざっと汚れが取れたら刃物などのパーツを外して改めて手洗いします。匂いが強い食材やにんじんなどの色の濃い食材を使ったときは、漂白剤に浸けおきすることもあります
ミキサーを洗うポイントとしては、使ったらすぐに洗う、パーツは分解して洗うということのようです。使用後にすぐに洗えない場合でも、水と洗剤を入れて少し撹拌しておくとその後のお手入れもスムーズになるかもしれません。
ミキサーを使って離乳食作りを楽しもう
今回の記事では、ミキサーとブレンダーの違い、ミキサーを使うメリット、清潔に保つ洗い方のほか、にんじんなどを使った離乳食の作り方をご紹介しました。
ミキサーはブレンダーと比べ、大量の調理に向いているほかに、ミル機能やスピード調節機能があったり、硬い食材の調理に向いているなどの特徴があるようです。ミキサーで離乳食の作り方を工夫すれば、簡単にお粥やにんじんを使ったレシピを作れるので、必要性を感じているママもいました。使い終わった後は容器や刃物の洗い方にも気をつけて、ミキサーを使った楽しい離乳食準備ができるとよいですね。
離乳食向けに売られている離乳食ブレンダーを購入しました。操作性が良く、少量から作れるサイズ感も気に入っています。容器をそのまま電子レンジ加熱できるので便利です