加熱した果物を使った離乳食レシピ。おすすめの果物や加熱方法

果物の加熱をいつまでしていたかの体験談

加熱した果物を使った離乳食レシピ。おすすめの果物や加熱方法

離乳食で果物を加熱して使いたいとき、いつまで加熱が必要なのかや、加熱時間が気になるママもいるのではないでしょうか。果物は加熱すると甘みが増すものが多く、その味が好きな子どもも多いかもしれません。今回は加熱した果物を使った離乳食レシピや、加熱におすすめの果物、加熱方法などを体験談を交えてご紹介します。

離乳食で果物の加熱はいつまで必要?

離乳食で果物を使いたいとき、いつまで加熱して与えたらよいのか悩むママもいるかもしれません。

実際にいつまで離乳食で果物を加熱して使っていたか、ママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

離乳食初期~中期頃は、果物を使うときに念のため加熱していました。それ以降は生であげることが多くなりましたが、たまにお菓子作りで果物を加熱して使うことはあります。

30代ママ
30代ママ

離乳食後期まで、果物を下ごしらえしてから冷凍保存することが多く、解凍して使う際に加熱しました。

30代ママ
30代ママ

離乳食の本に、果物は加熱した方が消化によいと書いてあったので、離乳食後期頃まで果物はよく加熱して使いました。

子どもの成長によってそれぞれ個人差がありますが、離乳食初期~後期頃まで果物を加熱して使っていたママが多いようです。

離乳食に使える加熱におすすめの果物は?

バナナとりんご
iStock.com/sunabesyou

離乳食に使える加熱におすすめの果物についてママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

バナナ、りんごは生でも加熱してもおいしく、手頃で子どももよく食べるので頻繁に使います。普段、大人は果物をほとんど生でしか食べないですが、子どもといっしょに大人も加熱した味を楽しみました。

30代ママ
30代ママ

梨やぶどうは加熱してもおいしく子どもも好きなようです。アボカドも食べ応えがあり料理に使いやすいのでよく使います。すいかやメロンは加熱したら味を損ないそうなので、完了期に入ってから子どもに生で食べさせました。

30代ママ
30代ママ

イチゴやみかん、オレンジは最初に食べるときは加熱しましたが、生で食べたときの方が子どもの食べ進みがよかったので、それ以降は生であげるようになりました。

バナナ、りんご、梨、ぶどう、アボカドなどが加熱におすすめという声がありました。

加熱に向かない果物もあるようですが、初めて食べる果物を与える際は、子どもの様子を見ながら加熱して少量から使うと安心できそうですね。

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離乳食に使う果物の加熱方法

離乳食に使う果物の加熱方法についていくつかご紹介します。


電子レンジ

耐熱容器に入れて果物をさっと加熱したり、時間をかけずに果物入りの蒸しパンを作る際など、離乳食作りに電子レンジは欠かせないものかもしれません。

シリコンカップやタッパーなど、便利な電子レンジ対応のグッズがあるとより作る時間を短縮できそうですね。


煮る

すりおろした果物を甘く煮詰めたいときや、果物を使ったゼリーやジャム、コンポートを作る際は、小鍋などで煮ることが多いでしょう。

煮る調理にかかる時間はレシピによりますが、20分前後かかる場合もあるようです。


焼く

パイナップルのバーベキュー
iStock.com/Kavuto

ケーキやクレープなどのお菓子作りや、パンやおやきに果物を混ぜるときは、オーブンやフライパンで焼くことが多いでしょう。

バーベキューでいろいろな果物を焼いて味わう楽しみ方もあるようなので、子どもとキャンプなどをする機会があれば試してみるのもよいかもしれません。

加熱した果物を使った離乳食の簡単レシピ

離乳食初期から後期に食べられる、加熱した果物を使った簡単レシピをいくつかご紹介します。


【離乳食初期】バナナと豆腐のとろとろ

材料:

バナナ適量、絹ごし豆腐適量、水適量

作り方:

1. 耐熱容器にバナナを入れラップをかけて、600wの電子レンジで20秒程加熱しすりつぶす

2. 耐熱容器に豆腐と同量くらいの水を入れ、600wの電子レンジで40秒程加熱しすりつぶす

3. 1、2をあえて完成

バナナと豆腐を合わせることで赤ちゃんも食べやすくなるかもしれません。

豆腐はいろいろな食材と相性がよく、離乳食作りに役立つでしょう。


【離乳食中期】梨とお麸の煮込み

材料:

梨1/3個、お麩適量、だし汁50ml

作り方:

1. 梨の皮、芯、種を取ってすりおろす

2. 小鍋に1とお麩、だし汁を入れとろとろになるまで煮込む

梨とお麩を合わせることで、和菓子のような味わいになるかもしれません。

お麩は汁気を吸うとのどごしがよくなるので、好んで食べてくれる赤ちゃんもいるようです。


【離乳食後期】りんごとヨーグルトの蒸しパン

材料:

りんご1/2個、ホットケーキミックス100g、無糖ヨーグルト100g

作り方:

1. りんごの皮と種を取って角切りにする

2. 1を深めの耐熱皿に入れラップをして、600wの電子レンジで5~6分程加熱する

3. ボウルにホットケーキミックス、無糖ヨーグルト、粗熱が取れた2を入れて混ぜる

4. シリコンカップなどの耐熱カップに、6分目まで3を入れる

5. 4を600wの電子レンジで4~5分程加熱して完成

りんごのやさしい甘みを活かした蒸しパンは、手づかみ食べにもぴったりかもしれません。

りんご以外の果物で試してみてもおいしいでしょう。

ホットケーキミックスはさまざまなお菓子作りに使えて便利かもしれませんね。

離乳食に加熱した果物を使ってみよう

離乳食を食べる赤ちゃん
© yamasan - Fotolia

今回は、加熱した果物を使った離乳食について体験談をまじえながら、いつまで加熱が必要かや加熱におすすめの果物、加熱方法や簡単レシピをご紹介しました。

離乳食初期から後期頃までは果物を加熱して使うと安心できそうですね。

果物を加熱するのに時間がないときは電子レンジを使うと便利です。

加熱した果物は甘くて好きな子どもも多いと思いますが、他の離乳食を食べなくなったり糖分の取りすぎを防ぐためにも与えすぎには注意した方がよいでしょう。

離乳食のメニューに上手に加熱した果物を取り入れて、子どもが積極的に食事を楽しめるとよいですね。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019.09.05

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