
1回の食事量が少ない離乳期に、まとめて作った離乳食をフリージングして調理の手間を減らしたいママやパパは多いのではないでしょうか。冷凍にはフリーザーバッグやラップなどさまざまなアイテムが使えるので、食材ごとにどのような方法が最適なのか知りたい場合もあるでしょう。今回は解凍の仕方も含めてご紹介します。
離乳食を時間のあるときにまとめて作り、小分けにしてフリージングしているという家庭は多いでしょう。食材ごとに冷凍・解凍の方法は異なるのでしょうか。実際にどのように離乳食をフリージングしていたか、ママやパパに聞いてみました。
お粥や軟飯をフリージングして毎日の離乳食に活用しているママやパパは多いようです。お粥は電子レンジで解凍するときに水分が抜けやすく、加熱しすぎると吹きこぼれやすいため、水分を加えたり加熱時間に気をつけるなどの工夫が必要という声がありました。
茹でて柔らかくしてから細かく切ったり骨を取り除いたりと、野菜やお肉、お魚も離乳食の下ごしらえには手間がかかるものでしょう。フリージングした食材は解凍してそのまま子どもにあげられるだけではなく、スープやおじやなどの具材に取り入れやすいので作っておくと便利なようです。
さまざまなメニューに応用できる出汁や、完成したスープを冷凍していたというママの声もありました。
どの食材でも初期や中期から完了期まで、幅広い方法でフリージングを活用しながらママやパパは離乳食を作っているようです。なかには市販のレトルトをあらかじめ小分けにして冷凍し、少しずつ使っていたというママもいました。
これから離乳食のフリージングを始める方やもっとよい方法を探している方に向けて、ママやパパが使っていたフリージングに便利なアイテムをご紹介します。
大人向けの料理や食材の冷凍にフリーザーバッグを使っているおうちも多いでしょう。子どもの離乳食のフリージングにもフリーザーバッグを活用しているというママの声が複数ありました。
ラップは必要な分だけを好きなように包んで保存できるのがよい点でしょう。隙間から食材が漏れないよう、ラップを多めに使って2重に包んでいたというママもいました。
製氷皿や離乳食用トレーはさまざまなサイズのものが販売されているので、ママが使いたい量や子どもが食べられる量にあわせて選べるのがよい点でしょう。一度に多くのストックを作れるので、離乳食のフリージングに活用していたというママの声が複数ありました。
子どもの成長に合わせて保存アイテムを変えたというママがいました。完了期に買った保存容器は、子どもが大きくなってからも家族のおかずの作り置きやご飯の冷凍に使いまわせたという声もありました。
冷蔵保存に比べて長期間保存できるフリージングは離乳食作りに便利ですが、気をつけるべきポイントもいくつかあるようです。
フリージングした離乳食を子どもにおいしく食べてもらうために、冷凍までの時間を短くしたり期限を決めていたというママやパパがいました。ときには解凍した食材や料理を大人が味見し、味や風味を確認することも大切かもしれません。
ママやパパに話を聞いてみると、離乳食作りの時短やアレンジのためにフリージングをしていたという声が複数ありました。
食材をペースト状にする初期から舌でつぶせる固さにする中期、少しずつ形のあるものを食べられるようになる後期やさまざまな料理に挑戦できる完了期まで、離乳食作りにフリージングは活用できるでしょう。
これからフリージングを始めるママやパパは、フリーザーバッグやラップ、製氷皿などすでにおうちにあるアイテムを使って試してみるのもよいかもしれません。
解凍方法や子どもにあった小分けの量を工夫しながら、フリージングで子どもにおいしい離乳食を作ってあげられるとよいですね。
2019年07月23日
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