離乳食に柿を与えようとした際に、生でもよいのか、どのような調理方法があるのか気になるママは少なくないのではないでしょうか。今回は、柿はいつから食べられるか、柿レシピや柿をおいしく食べる工夫、柿の保存方法をご紹介します。
ママたちは赤ちゃんにいつごろから柿を与え始めたのでしょうか。
柿は離乳食初期からでも食べられるようですが、中期以降から食べさせたママが多いようです。子どもの様子を見ながら進めていくとよいでしょう。
柿にはどのような調理方法があるのでしょうか。離乳食中期に食べやすい柿のアレンジレシピをご紹介します。
1、皮とヘタを剥き、種を取る
2、1cmくらいに小さく切る
3、耐熱皿に並べてレンジで温める
4、みじん切りにする
柿は一度加熱すると甘さが増し柔らかくなるので、赤ちゃんは食べやすいようです。温めた柿は、ハンドブレンダーを使ってペースト状にしてもよいかもしれません。また、ペースト状の柿はヨーグルトにかけるなど、さまざまな使い方ができるようです。
初めて与えるときは、ひとさじから試してみましょう。
1、柿の皮とヘタを剥き、種をとる
2、ミキサーにいれる
3、白湯で薄める
柿ジュースは製氷機などに入れて冷凍保存できるようです。次に飲むときは、解凍してから白湯で薄めるようにしましょう。
1、小さな鍋に水を入れ沸騰させる
2、耳なしの食パンを小さく切って鍋に入れる
3、加熱した柿のペーストに粉ミルクを加え、よく混ぜる
パン粥が好きな赤ちゃんは多いのではないでしょうか。柿はレンジで加熱し、下ごしらえが済んでいるものを入れましょう。粉ミルクを入れると赤ちゃんが食べやすい味に仕上がるかもしれません。
1、豆腐を茹でる(または水を少量いれ、レンジで温める)
2、すりおろした柿をレンジで20秒程温める
3、豆腐と柿を混ぜ合わせる
豆腐は加熱するとクセがなくなるので、ひと手間かけると赤ちゃんも食べやすくなるようです。にんじんやほうれん草などの野菜を加えたり、柿といっしょにすりおろしたリンゴやバナナなどを入れてもよいかもしれません。
1、柿やリンゴなどを小さく切る
2、小松菜の葉先を小さく切る
3、果物と野菜、水をミキサーに入れて混ぜ合わせる
スムージーにはバナナやほうれん草を入れてもおいしいかもしれませんね。食物繊維が含まれる野菜やフルーツをいっしょに食べられるので、便秘がちな赤ちゃんにはうれしいレシピのようです。
1、柿をミキサーにかける
2、粉ミルクを加えて混ぜる
3、型に流し、固まるまで冷やす
柿を使ってプリンを作る場合は、寒天やゼラチンなどを使わなくても柿に含まれる成分で固まるようです。プリンは舌ざわりがよいので、赤ちゃんも喜んで食べてくれるかもしれません。
柿をおいしく食べるにはどのような工夫をすればいいのでしょうか。
柿には、「完全甘柿」と「完全渋柿」があります。「完全甘柿」は甘味が強く「完全渋柿」は渋みがあり、食べるときには渋抜きが必要になります。
離乳食に柿を使うときには「完全甘柿」を選ぶとよいでしょう。
柿は、柔らかくて甘い品種を選ぶようにしましょう。実はオレンジ色が均一で、深い緑色をしたヘタが実にぴったりとくっついていて、持ったときにずっしりと重い柿が甘くておいしいようです。
購入した柿が渋柿だった場合は、りんごを使って柿を甘くすることができるようです。りんごと渋柿をいっしょにポリ袋に入れ、冷暗所か冷蔵庫で1週間ほど置き追熟すると、甘い柿が食べられるでしょう。
柿の保存方法についてご紹介します。
離乳食用にペースト状などにして下ごしらえの済んだ状態のものは、袋やラップで小分けにしたり、製氷機を使ってキューブ状に冷凍保存することができるようです。袋などを使う場合は、平らにして凍らせましょう。
冷凍しても鮮度は落ちるので、1週間程度で使いきるとよいかもしれません。
柿は常温で保存すると数日間しかもちませんが、濡らしたキッチンペーパーなどでヘタを湿らせヘタの部分を下にして袋に入れると、シャキシャキした状態が2週間~3週間続くようです。
柿は離乳食中期から食べさせるママが多いようです。
生で食べる印象の強い柿ですが、温めてペースト状にしたものを基本に、パン粥やヨーグルト、スムージーやプリンなどさまざまな料理に使えるようです。
加熱し甘さを増したり追熟させる方法、熟した甘がきを選ぶなど柿をおいしく食べる工夫をして、旬の時期に取り入れられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年6月20日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年06月24日
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