共働き夫婦にとって、時短家事は大変重要なポイントです。上手に時短して家事をこなすにはどうすればよいのか、そのコツを項目別に分けました。筆者宅を含め、ママたちの例を交えて紹介していきます。
平均的に時間が多くかかる家事が「料理」です。筆者宅では1週間分の料理にかかる作業時間を平均化したところ101分でした。
料理とひと言にいっても、朝・昼・夕食があり、作業も準備・調理・片づけといくつもの作業があります。それらを含めて101分。一日2時間弱もキッチンで作業しているのですね!
「料理」に次いで多くの時間を取られる家事が「洗濯」です。
筆者も二人の息子を持ってからというもの、その洗濯物の多さには驚かされるばかりです。
園のママ友たちの間でも洗濯物が多いという話はよく話題に上ります。
1日に洗濯機を回す回数をママたちに聞いたところ、全員平日は1回という回答でした。
洗濯もまた、仕分けなどの準備・干す・乾かす・たたむ・収納する・アイロンがけ、といくつもの工程があります。
洗濯で作業に差が出る時間はたたんで収納する時間になります。その作業時間の平均は16分。洗濯全体だと64分となりました。
毎日の掃除に関しては掃除機・モップをかける、風呂・トイレ掃除など家庭によって違うようです。筆者宅は浴室とトイレ、キッチンが中心になります。他には
部屋全体のほこり取り、浴室、排水溝(30代・1児のママ)
ペットがいるので、リビングの床は毎日ロボット掃除機使ってます。(40代・1児のママ)
などの声もありました。
アンケートの結果、掃除時間の平均は18分ほどでした。
料理、洗濯、掃除、諸々の時間を足してみたところ、筆者宅では1日約3時間を家事に費やしている計算になりました。
洗濯をする時間帯は共働き家庭の場合、出勤前か帰宅後か、休日にまとめるか、などの選択がありますが、ママたちは全員が毎日洗濯し、時間帯は出勤前と帰宅後でちょうど半々でした。
出勤前の場合、タイマーを使えば起きる頃には洗濯が終わっている、というのが嬉しいですよね。ライフスタイルにもよりますが、マンションの事情などで深夜を避ける、という意見もありました。
まずは洗濯機のコースをカスタマイズするのがおすすめです。
例えば洗濯物の汚れの具合や量によって洗いや脱水時間を短縮したり、すすぎを1回にしたりすると、いつもより短い時間で洗濯ができます。
まず、洗濯干しは大きなものから順番に干していくと良いです。
シーツなどの大きいものから干していき、取り込むときも大きいもの(シーツやバスタオルなど)はたたみながら取り込みましょう。これにより
「取り込む」と「たたむ」が一気に片づきます。
たたんだ後は、かごなどでそれぞれの収納場所へ運べばさらに時短できます。
またアンケートでは、たたむ作業を子どもに手伝ってもらうという回答も多くありました。みんなでやると一気に片づきますね。
たとえばキッチンで料理をしてる合間のちょっとした時間に、扉やコンロの汚れを掃除してみましょう。
吹きこぼれなどは、その瞬間に処理すると汚れも取れやすく後から掃除する必要もなくなります。
キッチンだけでなく、トイレであれば使用後にブラシで磨いておく、洗濯をたたんでいるときに目についたものは片づけておくなど、合間で掃除をすると全体的に見てかなり時短されます。
窓ふきや床のモップ掛けなど本腰を入れて掃除したい場所は、スケジュールを組み立てから始めましょう。
たとえば、水曜日は水回りを念入りに、寝る前は床のモップ掛けなど、大体のスケジュールを決めて習慣化するとかなり掃除が楽になります。
最近は家電製品も発達し、AI化も進んでいます。毎日の家事の時短になるならば、取り入れる検討をしてみてもよいかもしれません。
洗濯機も、自動やタイマーや乾燥機など、さまざまな機能が設置され便利になってきました。
最近では「たたむ」工程が付加された洗濯機も登場し、進化し続けています。さらに家事の時間が短縮されることが期待されます。
ロボット掃除機が登場してから時間も経ち、さまざまなメーカーからロボット掃除機が発売れ、価格も手が届きやすくなりました。
このロボット掃除機を走らせるには床に物を置いておけないので、自然と片づける癖がつくようになりました(筆者の体験)。
特にペットを飼っている家庭にあると便利です。掃除の精度や時間に疑問を持つ人も、使ってみると納得する、家事AI化の第一歩としておすすめです。
毎日床拭き掃除している人や、床拭きが面倒な人におすすめなのが拭き掃除ロボットです。
掃除中、ホコリや花粉を舞い上げない構造なので、小さな子どもがいる家庭でも安心という声をよく聞きます。
いろいろと時短家事のコツを紹介しましたが、どこまで完璧を目指すか、この線引きによって家事そのものの時間が変わってくると思います。
特に子育て中の共働き家庭では、時間を確保するのがむずかしいというのが現状です。また、
子どもがいると家事はどうしてもエンドレスになりがりです。
完璧を求めすぎず、不快にならない清潔さを保ち、時短で得た時間を家族や自分のための「ご褒美の時間」として使ってみてはいかがでしょうか。
2017年07月07日
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