
保育園や幼稚園の卒園式前後に行われる謝恩会。係りになると、お世話になった先生に感謝の言葉や想いを伝えるだけではなく、歌やゲーム、スライドショーなどを盛り込んだ出し物のプログラム構成や、会場内の飾り付けなどの装飾も考えるようです。今回は、謝恩会について、先輩ママたちの体験談や出し物の一例などを紹介していきます。
謝恩会とは、保育園や幼稚園の卒園前後の時期に、お世話になった先生に向けて保護者や園児が感謝の気持ちを伝える会です。園側が保護者のなかから謝恩会の係りを募るケースが多いとされています。在園中におこなわれてきた運動会や発表会、参観日などの行事と異なる点は、主催が園側ではなく保護者側だということでしょう。
プログラムの構成から、会場の装飾まで全般に保護者が担当するケースが多いようです。
謝恩会を行う場所は、園によってさまざま。園のホールでおこなうケースや、ホテルなどで盛大に行われるケース、レストランなどを貸し切って行われるケースもあるようです。謝恩会の担当になったら、はじめに園長先生や主任の先生に相談しておくと後の段取りもスムーズにいくかもしれませんね。
卒園謝恩会委員のメンバーで、「子どもも喜ぶかわいい飾り付けをしたい」という案がでました。そこで考えたのが風船での装飾。風船はカラフルで立体感もあるので、あっという間に会場がポップでかわいらしくなりました。(20代後半ママ)
「先生が驚くようなインパクトのある飾り付けにしよう」と係りで話し合った結果、子どもたちに協力してもらうことにしました。各家庭で子どもたちの手形をとってもらい、それを集めて大きなハート型にしました。
卒園謝恩会当日先生は「すごい!!」と感動。大きなハートの前でクラス全員で記念撮影もできたのでよい思い出になりました。(30代後半ママ)
謝恩会の会場装飾は、写真を使用しました。各家庭に「なるべく先生と子どもがいっしょに写っている写真」を協力してもらい集め、当日はその写真を壁面いっぱいに飾り付けします。先生は会場に入った瞬間、感動の涙を流していました。(30代前半ママ)
卒園謝恩会のプログラムのなかでも重要な出し物の時間。先生と保護者、そして子どもたちも交えた、みんなが楽しめる出し物とはどのようなものがあるのか紹介します。
先生に関するクイズは子どもも保護者も答えを考えやすいので盛り上がる出し物のひとつといえるでしょう。事前に先生にいくつかの質問をしておき、クイズにまとめます。はじめは、好きな食べ物や好きな遊びなど子どもも答えやすいような内容を交えましょう。
「芸能人でいうと誰がタイプ?」や「好きなスポーツチームは?」などおとなが盛り上がりそうな内容を入れておくと保護者も楽しめるでしょう。さらに先生の意外な一面を知るといった点では「先生になろうとしたきっかけは?」「先生になってなかったら何になりたかった?」などといった質問も面白いかもしれませんね。
謝恩会に参加しているみんなでできるゲームも盛り上がります。人数にもよりますが、大人数の場合はチームを編成しましょう。「チーム対抗〇〇」とすれば全員が参加でき、チーム内でのコミュニケーションも図れるかもしれません。
準備物のいらないジェスチャーゲームや伝言ゲームはおすすめです。パターンが変わるごとに先生に各チームに入ってもらうとより盛り上がるでしょう。
ダンスは、会場に一体感が生まれ盛り上がる出し物でしょう。さらに子どもたちと保護者から、先生に歌のプレゼントをするのも喜ばれるかもしれません。
謝恩会までにどうやって練習するかが悩みどころですが、今まで子どもたちが園生活を送るなかで、先生に教わったダンスや歌であれば、各家庭で大人は子どもから教えてもらえばよいので、簡単に覚えられるでしょう。
スライドショーは、先生に喜んでもらうのはもちろん子どもも退屈せずに楽しめる内容を心がけましょう。そのためには子どもたちに出演してもらうのがおすすめ。例えば、先生に関するインタビューを子どもたちにしてみましょう。
「先生の好きなところは?」
「先生に何をしてもらって嬉しかった?」
という質問は、普段先生も聞くことのできない子どもたちの想いを聞けるので、喜んでもらえるかもしれません。
子どもたちの入園時から卒園直前までの写真を使ったスライドショーは、先生だけではなく、保護者の方も感動するでしょう。作成するときは、各保護者に入園時から現在までの写真を集めるとスムーズに作業がすすむでしょう。
娘が通っていた保育園での謝恩会で特に盛り上がったプログラムは、子どもたちの赤ちゃんのときの写真が流され「この赤ちゃんは誰でしょう」というクイズです。
「面影があるね」
「まったく違う顔つきになってるね」
など保護者はもちろん、子どもたちも楽しそうに参加していました。(20代後半ママ)
息子の幼稚園で謝恩会係りを経験しました。役員5人が全員揃って集まれる日も限られているため、それぞれ役割分担をして公平に準備が進むようにしました。
当日行った、子どもたちに1輪の花を渡しておき、一人ひとり先生にプレゼントしていくという演出は大好評。先生はもちろん保護者の方たちも感動してくれているようでした。(30代前半ママ)
保育園や幼稚園での謝恩会は、先生はもちろん子どもたちにとっても特別な行事です。会場が盛り上がるためには、プログラムの構成、出し物でのゲームや歌、スライドショーの内容などの工夫が必要かもしれません。
また、会場内の飾り付けなどの装飾で雰囲気もさまざまに変わるでしょう。卒園していく子どもたちや保護者から、感謝の想いや言葉が先生に伝わる謝恩会になるとよいですね。
2017年11月26日
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