子どもの躾。言うことを聞かないときなどのママたちのしつけ方法

子どもの躾。言うことを聞かないときなどのママたちのしつけ方法

子どもの躾についての悩みとして「言うことを聞かない」「反抗して困っている」というママの声をよく耳にします。今回は先輩ママや保育園、幼稚園の先生たちにもアンケートを取り、どのように躾をしたらよいのか調べてみました。

子どもの躾を始めるタイミング

子どもの躾のタイミングはそれぞれの家庭によって違うかもしれません。そこでママたちは何歳ごろから躾を始めたのかをアンケートしてみました。

「いつからとはあまり意識せず、物事がいろいろ出来るようになってから少しづつ決まり事を守ることからしつけを始めた」(6歳、3歳児ママ)

「年齢に関係なく危ないことや、周りのお友だちに嫌なことをするときなどにしつけをしていた」(6歳、1歳児ママ)

「一人目の子より二人目の子のほうがほかの子を叩くなどが早くからあったため、1歳すぎからしつけをしていた」(6歳、3歳児ママ)

周りのお友だちと接する機会が増えたころから、躾を意識するママが多いようです。また簡単な決まり事を守るところから始めたというママもいました。

年齢別でみる躾の悩み

2歳から3歳

何をしてもイヤイヤという子どもが多い時期かもしれません。抱っこされるのもイヤ、歩くのもイヤ、何に対しても嫌がって言うことを聞かないことも多く、ママもどうしたらよいのかわからなくなってしまうことがあるようです。

自分の気持ちをうまく言葉にできない子どもと子どもの気持ちを汲み取ろうと頑張るママ、気持ちがうまく通じ合わないことでどちらもイライラしてしまうことがあるかもません。

4歳から5歳

このくらいの年齢になると子どもが言葉で解決できずに手を出してしまうことに悩み、躾を考えるママも多いようです。子ども自身が危ないことをしてしまったり、お友だちにケガをさせてしまったりとママの心配事が増える場合も多いようでした。反抗が始まる子が増えるようなので、「言うことを聞かない」と悩むママの声がありました。

またママもどこまで躾で叱ってよいかがわからず悩んだという声もありました。周りのママたちがどのように躾をしているのか、この方法で合っているのかな、など悩んだそうです。

6歳以上

覚える言葉もだんだん増え、子どもがママに反抗的になってしまうこともあるかもしれません。反抗に加えて言うことを聞かないなど、躾がますます大変だと感じるママもいるのではないでしょうか。

筆者宅では6歳の子が大人の口調で反抗して言うことを聞かないため、毎日葛藤しながら躾をしています。余裕のあるときはよいのですが、余裕がないときはついきつく叱ってしまうこともあります。

年齢に応じてママたちも悩み、反省をしながら躾をしているようです。

年齢別の躾の方法

子どもの躾
Tom Wang/shutterstock.com

年齢別にどのように躾をしているのかその方法を調べてみました。

2歳から3歳

してはいけないこと、危ないことなどを子ども自身では判断できない場合があるでしょう。この年齢では叱るというより危ないよ、痛いよなど語りかけるようにと意識して躾をしていたママが多いようです。

4歳から5歳

お友だちに危ないことをしたときに限り、少しきつめに躾をするというママの意見が聞けました。なんでも叱るのではなく、ポイントを押さえてどうして危ないのかなど、なるべく子どもがわかりやすい言葉を選んで躾をするように意識しているママもいるようです。

なるべく子どもの目線で躾ができるように意識することで、子どもにも伝わりやすくなるかもしれませんね。

6歳以上

反抗的になったり言うことを聞かなかったりと、躾に関して難しさを感じているママもいるのではないでしょうか。

8歳と6歳の子どもを持つ筆者宅では、1度子どもの言い分を聞くという時間を持つことを意識的にしています。ただ一方的に叱っても子どもは反抗的になりがちで、言うことを聞かない場合もあるので子どもの気持ちも汲み取り、何がいけなかったのか子ども自身が考える時間も持てるように心掛けています。

どの年齢の場合も子どもと向き合って躾をする、ということを意識することで子どもにも伝わりやすいと感じてるママが多いようです。また躾にはあまり時間をかけないで短時間で終わらせる、という声もありました。

保育士、幼稚園教諭の対処法

幼稚園、保育園の先生はどのようなことを意識して躾をしているのか聞いてみました。

保育園

年齢に問わず、泣いているときは落ち着くまで待つという保育士の意見が聞けました。泣いているときに無理に叱っても、子どもの耳にはあまり入らずかえって言うことを聞かないという場合があるようです。落ち着いたときに改めて躾をするように意識しているそうです。

幼稚園

こちらも保育士同様、落ち着くまで待ち、年齢やその子どもの個性に応じて躾の仕方を変えるという方法を取る場合が多いようです。「しつけがおしつけにならないように気をつけている」という先生の意見もありました。
保育園でも幼稚園でも子どもが落ち着くまで待ち、しっかり子どもと向き合うように心がけている先生が多いようです。

子どもと向き合った躾を

子どもの躾
MIA Studio/shutterstock.com

それぞれのママたちが躾に対して年齢別にさまざまな悩みや葛藤があるかもしれません。言うことを聞かない、反抗するなど、躾の悩みはエンドレスになりがちですが、悩みを乗り越えてきたママたちの意見も参考にし、焦らず子どもに伝わりやすい方法で躾をすることを家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

2018年01月25日

専門家のコメント
6
    でぶいも先生 保育士
    子どもがこちらの話を聞ける状態になるまで待つことも大切かなと思います。幼ければ幼いほど気持ちを言葉にできずイライラしてイヤイヤも増してしまいますね。まずは子どもの話を聞いてあげて、気持ちが落ち着いてきた頃に、こちらの伝えたいことを伝えると、入りやすかったりすると思います。
    すず先生 保育士
    まずは子どもの気持ちを汲んであげることからはじめていくのがよいと思います。自分の気持ちをわかってくれる人には信頼をよせてくれる。信頼関係ができてこその教育だと思います。家庭では、親子で気持ちのぶつかりあいになるときもありますよね。それでもいいのです。だけど、自分の言うことを聞かせたいというだけで怒っているのは、教育ではないですね。命にかかわること以外は、方法を変えるだけでなんとかなることも多いですよ。
    あー先生 保育士
    一度子どもの思いを受け入れるというのは保育の現場では鉄則なような気がします。「〇〇がほしかったねー」「〇〇したかったねー」など子どもが言葉にできない思いを言葉にしてあげ、落ち着いてから、大人の伝えたいことを言う。わかっていても、やはり大人も人間です。話を聞いてもらえないこと、泣き続けられることにイライラしてしまうのは当たり前です。毎回は難しいかもしれませんが、少し心に余裕があるときに試してもらえると、また違った子どもの反応が見れるかもしれません。
    まるまる先生 保育士
    危ない事…本人が怪我をする恐れがある、または周囲に危害を及ぼす場合にのみ叱ります。

    普段の躾は親が見本を見せるのが1番効果的だと感じます。

    面談すると、普段の癖から言葉遣いまで親御さんや近くにいる大人とそっくりだなと思います。

    自分は子どもにどんな大人になって欲しいかよく考えながら、普段の生活する姿を振り返るようにしています。
    すみっこ先生 保育士
    言うことを聞かせようと思って声を掛けても子どもたちには伝わらないなぁと感じます。子どもたちも一人の人間で、小さくてもそれぞれ思いを持って行動しています。危険なことをしているときは別ですが、「なんで言うこと聞いてくれないの😭」と怒り&悲しくなることがありますが、そんなときは大人の言うことをすぐに聞くことができる子、反抗しない子が良い子なわけではない!ことを思い出して深呼吸をしてから向き合うようにしています。
    みどり先生 保育士
    大人でも思い通りにならない時って気持ちが苛立つときってありますよね。その場ですぐにできることは、まずは深呼吸。ゆったりと声かけです。怪我や他害がないときはそのように心掛けています。大人も子どもの心の波にのまれないように対応しています。
おすすめユーザーのコメント
1
    nt_2
    「しつけがおしつけにならないように」
    金言ですね。さすが幼稚園保育園の先生はキャリアが違う。

    大人でも子どもでも、どうしようもなく感情が波立ってるときに指摘されたり叱られたりしても耳に入ってこないですよね。

    叱る側は事を急がず、きちんと受け入れられる場面を選んで叱ってあげる。子どものためを思うなら、叱る側も冷静にならないとですね。

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