
新生児ママが気になる子どもの寝かしつけ。2カ月や3カ月と月齢が進むごとに楽になるのか、4カ月, 5カ月, 6カ月頃の適した方法など、1歳までの寝かしつけ方法について体験談を交えてご紹介します。
初めての子育てをするママにとって、頭を悩ませることのひとつが寝かしつけではないでしょうか。産まれてまだ間もない新生児は、昼夜問わず寝て起きてを繰り返すため、夜中に眠い目をこすりながら、抱っこでひたすらゆらゆらとし続けたという人も多いかもしれません。
また、月齢が進むにつれて、寝かしつけに時間がかかるようになったという声もよく耳にします。寝かしつけをスムーズに行うためには、赤ちゃんが安心して眠りにつくことかできる環境づくりを行ってあげることが重要なようです。では実際にどのような寝かしつけ方法が有効なのでしょうか。
2カ月から6カ月頃の赤ちゃんの寝かしつけには、どんな方法があるのか確認してみましょう。
赤ちゃんが眠れない理由のひとつに、お腹が空いている場合も考えられます。また、口におっぱいや哺乳瓶のニプルを含むことで、リラックスする赤ちゃんもいます。寝る直前にミルクを与えたり授乳したりすることで、赤ちゃんの心とお腹をたっぷりと満たしてあげるとよいかもしれません。
言葉をまだはっきりと理解できない6カ月未満の赤ちゃんでも、絵本を読んであげたり歌ってあげたりすることで、安心することもあるようです。眠りを誘うように優しく、ゆったりと、そして抑え気味で声を出してあげるようにしましょう。また絵本や歌を眠る前の習慣にすれば、幼児になっても入眠儀式として続けていくことも可能です。
抱っこやおんぶは、ママとの密着感があり、また体温のあたたかさも感じられるため、安心して眠りやすくなる赤ちゃんもいるようです。しかし2カ月、3カ月頃の月齢が低い時期はママへの体の負担も少なく済みますが、4カ月、5カ月と月齢が進むにつれ赤ちゃんの体重もママの腰や腕に負荷がかかるほどに増えることもあります。
そのため、抱っこひもやおんぶひもを使うこともひとつの方法です。両手があくため、家事を行いながら寝かしつけすることもできますね。
離乳食を開始し始める、6カ月頃以降から1歳頃までの赤ちゃんの寝かしつけにはどんな方法があるのでしょうか。
お腹の中にいたときから赤ちゃんはママの声を耳にしてきているので、ママの声に赤ちゃんは安心感を持つようです。また1歳に近づくにつれ、少しずつ言葉も理解し始めていくと言われています。今日あったできごとなど、ママ自身も気持ちを落ち着かせられるようなことを話しかけてあげるとよいかもしれませんね。
ママが寝かしつけても赤ちゃんが眠れない場合は、思い切ってパパに寝かしつけをお願いするのもひとつの方法です。赤ちゃんもママの姿が見えないとあきらめて、意外とすんなり眠ってくれることがあるかもしれません。
早く寝かせないと、というママの焦りの気持ちが伝わってしまうと、赤ちゃんもリラックスすることができません。時間が来ればいつかは眠ってくれるという気持ちで、赤ちゃんが眠たくなるタイミングまで待ってあげることも大切です。
ママたちがどのような寝かしつけ方法を実践していたのか、実際の体験談をご紹介しましょう。
「いつもは抱っこで寝かしつけていましたが、それでもうまくいかないときは、いつもオルゴールをかけて子どもが眠くなるのをゆっくり待つようにしていました。オルゴールのやさしい音が、自分のイライラも鎮めてくれて落ち着くことができました。現在はこれが入眠儀式となり、時間がかかることはあっても抱っこで寝かしつけしていた当時より、だいぶ楽になっています」(1歳3カ月/男の子ママ)
「同じ本を繰り返し読むのがいいと聞き、4カ月頃から始めました。最初はうまくいかず泣いたら抱っこで大変でしたが、毎日続けることでこの本を読んだら眠る時間と理解したようで、1歳過ぎた頃には抱っこなしで眠ってくれるようになりました。いまでは眠くなると自分でその本を持って来ます」(2歳1カ月/女の子ママ)
生後間もない新生児期や2カ月、3カ月頃の赤ちゃんは、まだ昼夜の区別があいまいなことも多い時期です。月齢を重ね4カ月、5カ月、6カ月と1歳に近づくにつれ生活リズムも徐々に整ってくるようですが、その反面、寝かしつけにも時間を要するようになることもあるかもしれません。
しかし、それぞれ成長や性格にも個性があり、うまく赤ちゃんが眠ってくれる寝かしつけ方法も一人ひとり異なります。今回紹介した内容を参考に、いろいろな方法を試して、赤ちゃんに合った寝かしつけ方を、焦らずゆっくり見つけてあげてくださいね。
2018年03月08日
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