トイレトレーニングがなかなか進まなくて悩んでいる方もいらっしゃると思います。そこで、子どもが大好きなシールを使ってみてはいかがでしょうか?手作りのシール台紙や電車や動物などのシールで子どものモチベーションを上げる、トイレレーニング方法についてご紹介していきます。
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子どもってシールが大好きですよね。トイレトレーニングを始める2~3歳頃には手先も器用になり、自分でシールを貼れるようになってくると思います。
シールは子どもにとって、手軽に達成感を味わえる非常に魅力的なアイテムです。ぜひ、子どものシール好きをトイレトレーニングに生かしてみましょう。
まずはシールを貼っていくための台紙を用意します。インターネットでのダウンロードも可能なようですが、市販のものやママが手作りしたものなど、子どもに合わせた台紙を用意してあげてください。
絵や工作が好きなママ・パパはシールを貼る台紙を手作りしてみるのもよいかもしれません。材料があれば無料でできますし、子どものお気に入りの色やキャラクターなど好きなものをたくさん詰め込めます。そして何より、手作りで愛情がこもった台紙は子どもも喜んでくれるでしょう。
線路や迷路など、トレーニングに成功するたびにマス目にシールが貼れる台紙もオスしてみてはスメです。
マス目に沿ってシールを貼り進めることで、トイレトレーニングの工程が分かりやすくなります。比較的、手作りもしやすいでしょう。「〇日に何ができた」と日付が確認できるように、カレンダーも合わせて使う人もいるようです。
台紙のマス目がいっぱいになってしまったら、ぜひ自由な発想でシール貼りを楽しんでみてください。「手作りは苦手だな」という方に、簡単な例をご紹介します。
・画用紙をお皿の形に切って食べ物シールを貼り、巨大レストランを作る。
・お城の形にした紙にプリンセスのシールを貼り、パーティーを開く。
・電車シールで駅の構内を再現する。
・グレーの用紙に線を引いて道路を作り、車をたくさん走らせる。
紙の上にストーリーを作ることで、子どもの想像力を刺激できるかもしれません。ママやパパもいっしょになって手作りし、自由な発想でシール貼りを楽しみましょう。
好きなキャラクターがいる場合は、ぜひそのシールを活用しましょう。男の子なら電車や車やヒーロー、女の子ならプリンセスやリボンやハート、かわいい動物のシールが定番のようです。
幼稚園グッズに貼る「お名前シール」も、種類が豊富で子どもの好みをついています。新幹線だけでも何十種類もパターンがあるようなので、きっとお好みのものが見つかるでしょう。
こちらを購入する場合、名前のところを「できたね!」など励ましの文字に変えて印刷すれば、手作り感も出てモチベーションにつながるかもしれません。
台紙を用意したあとは、実際にシールを貼っていきます。何事も最初が肝心です。台紙とシールを用意したら大きな声でお子さんを呼び、「これなんだと思う?かわいいシールだね。おしっこができたらここに貼れるんだって!」と笑顔で説明してあげてください。
大好きなシールを見て子どもの目が輝いたら、それが最初の大きな一歩です。
はじめはトイレに座るだけでも「よくがんばったね!」とたくさん褒め、シールを貼らせてあげましょう。
ステップアップできたときのために、特別なシールを用意するのもよいでしょう。筆者の友人はお子さんが初めておしっこができたご褒美に、シール付きのお気に入りのお菓子を購入して貼らせてあげていたそうです。
台紙のマスがいっぱいになる頃、シールに飽きてしまうお子さんもいるかもしれません。そんなときは台紙にとらわれず、自由にシール貼りを楽しむのがオススメです。「手作りは苦手だな」という方に、簡単な方法をご紹介します。
筆者の息子の場合、大好きな電車や車のポスターを壁に貼り、「〇〇がトイレで待ってるよ!」と声をかけるのも効果的でした。「〇〇くんのおしっこが見たいなあ。早く見せてよ」というちょっと人様には聞かせにくいセリフを話していましたが、2歳の息子には効果的だったようです。ぜひ迫真の演技で臨みましょう。
調子に乗って、実際に電車や車のおもちゃを置いたときは、遊んでしまってトイレトレーニングになりませんでした。注意してください。
筆者の友人の子どもはスタンプが好きだったので、シールがなくなったあとはお気に入りのスタンプに変えていたそうです。確かに、スタンプはシールに次いで子どもの興味を引く、とてもよいアイテムだと思います。
おしっこをかけると、キャラクターの絵が浮き出てくるシートも効果抜群です。
外出先などシートが手元にないとき、筆者はトイレットペーパーをくしゃくしゃっと丸めてお花に見立て、「ここに向かってしてみようか?」と声をかけていました。
男の子は特に、目標物があるとおしっこが出しやすいかもしれません。
子どもにとってトイレは、窮屈だったり殺風景だったりとあまり楽しい場所ではないのかもしれません。そこで、まずはトイレに行くのが楽しいと思えるように、電車や動物など、子どもが大好きなシールや手作りの台紙を使ってトイレトレーニングしてみましょう。
子どもに合わせた方法で、楽しくトイレトレーニングができるとよいですね。
2017年08月23日
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