赤ちゃんのときに与えるおもちゃが将来、子どもの想像力の発達に大きく影響していくかもしれない……。子どもの知育につながるおもちゃ選びをするときに何に気をつけたら良いのか、親が意識できることを考えてみました。
まだ視力がはっきりしていない赤ちゃんも、聴覚や触覚を感じられます。乳児期のおもちゃは五感を刺激し、身体や心、想像力の発達に良い効果をもたらせると言われています。
想像力を養うと、自分で遊びを考えて楽しめたり、相手が感じていることを想像し、相手の気持ちを考えられたりといろいろなメリットがあります。乳時期に与えるおもちゃを触感で感じ、赤ちゃんなりに考えて遊ぶことで想像力の発達につながっていくので大切になります。
豊かな想像力を身につける、子どもの知育につながるおもちゃはどのようなものが良いのか、赤ちゃんの年齢別の特徴やできることを踏まえて考えてみました。
動いているものを目で追うのがこの時期の特徴です。少しずつ周りのことも見えてきて好奇心も広がってきます。
この時期は、音や色、触覚を育てるために明るくはっきりとした色のものや音が響くおもちゃが良いでしょう。モビールもこの時期に適しています。デザインも大きめで分かりやすく、シンプルなものがおすすめです。
手に持たせると握る・つかむ・口の中に入れようとする、音に敏感に反応するので、ガラガラも喜ぶでしょう。首が座り、寝返りを打つようになってくると、手に持って遊べる、動きのあるおもちゃに興味を示すようになります。
ポイントは、激しく動くものでなく、起き上がりこぼしなどゆったりと動くものにしましょう。手に取ったものは、何でも口にもっていくので、誤飲する恐れのない大きさで素材や塗料などにも注意し、安全性の高いもの、丸洗いできるものを選ぶことが大事です。
電池の入っているおもちゃも、電池が外れて口に持って行くと危険なので気をつけましょう。
ものを叩く・ひっくり返す・いじるようになる年齢です。おすわりができるようになると両手が自由に使えるようになり、ものを両手で挟み込むように持つ姿も見られます。指をあてたり、押すなどさまざまな動きでができるおもちゃを選ぶと良いでしょう。
触って楽しめる布絵本や歯がためのおもちゃも選択肢に入れてみてください。1人遊びを楽しむ子も増えてくる時期ですが、ママやパパがたくさんかかわって遊んであげることがまだまだとても大切です。
つかまり立ちをし、歩き始める時期です。赤ちゃんの動きに対して反応があると楽しめるので、仕掛けのあるおもちゃを選んであげると喜びます。
出したり、入れたり、並べたりできるものに興味を持ちます。手に握って落とす、箱に入れるだけでも子どもは面白さを感じているので、おもちゃ箱も近くに置いておくとその中におもちゃを入れたり、しまったりするだけでも十分楽しめるでしょう。
全身を使っての運動系のおもちゃでも遊べるようになるので、この時期は大きめのボールも良いですね。
だんだんと動けるようになり、行動範囲も遊びの幅も広がる時期です。手先も少しずつ器用になってくるので、片手でつかんだり、押したり、投げられるおもちゃもこの時期に向いています。
9~11ヶ月のころと違い、小さめのボールも扱えるようになってきます。運動面では、またがって乗れる木馬もこの時期に与えると良いようです。
おもちゃの使い方も分かってくるので、太鼓や木琴、おもちゃのピアノなど打楽器でいっしょに遊ぶのもこの時期おすすめです。
おもちゃには、対象年齢が表示されていますよね。機能が十分に発達していないのに複雑なおもちゃを与えても、うまく遊べなかったり、怪我をしたりします。赤ちゃんの発達に応じて、事故になりににくく、興味を持って遊べる、子どもの想像力を養い、発達の手助けができたり、次の成長につながっていくものを考えて表示されています。
数あるおもちゃのなかから自分の子どもが面白がっているものを見極め、適正年齢に見合ったおもちゃを選んであげることが知育につながっていくでしょう。
大人は、積み木を何かに見立て作ることが前提にあると思いますが、子どもにとっては、並べたり、積み上げたりすることに面白さを感じています。自由な発想で遊べる積み木は想像力を無限に引き出せるでしょう。
ハンカチの触り心地が気持ち良かったり、お菓子の空き箱のパッケージがお気に入りになったり、ビニール袋やチラシなどの音に興味を持ったり、ものとしてのおもちゃというカテゴリーにないものでも赤ちゃんが興味を持ったものが大好きなおもちゃになる場合もあります。
関心を示すものは個々で違うと思いますが、赤ちゃんが安心して、楽しんで遊べるものをママが見極めてあげましょう。
子どもの成長に合ったおもちゃは、赤ちゃんの感性や想像力、知力、体の発達を育てることにつながるでしょう。
年齢の特徴を考えておもちゃを与えると、子どもなりに遊び方を考え想像力が育っていくと思います。ママ・パパもときにはいっしょになって遊び、子どもの知育に生かしましょう。
2017年07月21日
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