子育てを学ぶ。子育てから学ぶ。ママ・パパのための情報メディア「KIDSNA(キズナ)」

2017年08月01日

出産にかかる費用の総額。先輩ママたちに聞いた総額平均は◯◯万円

出産にかかる費用の総額。先輩ママたちに聞いた総額平均は◯◯万円

そろそろ赤ちゃんを……と思っている方や、これから出産を控えている方がまず気になるのが、出産にかかる費用だと思います。どれくらいお金がかかるの?相場や総額は?一時金ってなに?事前に知っておくと、安心して出産日を迎えられるのではないでしょうか。先輩ママたちに出産にかかった費用も調査しました。

出産入院費の総額

病院の検査で妊娠が確定すると、出産する場所をどこにしようか悩むママも多いと思います。先輩ママたちに調査。実際かかった金額は、

総額38万円~80万円が多かったです。

出産育児一時金の範囲内でおさまったママもいましたが、42万円以上の費用がかかったママがほとんどでした。アンケート結果では、50万円代後半の費用がかかったママがもっとも多かったです。100万円を超える病院もあるそうです。

費用は地域や病院によってさまざまで、厚生労働省の発表によると平成27年度の全国平均費用は正常分娩の場合、平均値は499,615円・中央値は488,440円だそうです。

厚生労働省:正常分娩分の平均的な出産費用について(平成27年度)

出産入院費は何が違うのか?

地域の差もあるようですが、こんなに大きな差額はどこででるのでしょう?ママたちの声を参考に調べてみました。

入院部屋のタイプ

複数のママと一つの部屋で過ごす大部屋と比べ、個室のほうが割高になる場合が多いようです。入院日数にもよりますが、差額は数千円から数十万円と病院によって異なります。

入院中のサービスが費用にかかわる?

入院中、ママは自身の体力回復や赤ちゃんのお世話に関するさまざまな指導を受けます。産後の疲労が残るなか行われるので、ママが少しでも快適に過ごせるようさまざまなサービスがあるようです。

赤ちゃんの誕生を祝うお祝い膳、ママの体を癒すマッサージや岩盤浴、なかにはエステなど、病院によってさまざまな特徴があります。入院中のサービスと入院費用が必ずしも直結するとは限りませんが、自分に合ったサービスを選べるとよいですね。

分娩方法

正常分娩以外の分娩方法でお産をすると、追加料金が発生する場合が多いようです。例えば無痛分娩の場合、個人施設・総合病院・大学病院などで費用が異なりますので、問い合わせておくよよいでしょう

自宅出産の費用

一番リラックスできる場所で赤ちゃんを迎えたい、という理由から、自宅出産を選択するママもいるようです。病院での出産と大きな費用の差はない場合が多いようなので、担当の助産師に確認をしてみるとよいでしょう。

購入するもの

お産に備え、必要なものを揃えておくよう病院などから指示を受けるママは多いようです。

授乳口があるパジャマや下着、産褥用ナプキン、母乳パッドなど、産後すぐに必要になるアイテムです。病院などに備え付けられている場合もありますので一概には言えませんが、ママたちへのアンケート結果によると、約3万円の費用がかかるようです。

出産準備金は?

妊婦さん

妊娠出産は、なにかとお金がかかってしまいます。アンケート結果によると、事前にお金を用意したママは6割という結果になりました。

毎月決まった額を貯金していたママや、出産費用をまかなえるよう意識して生活していたママもいました。

出産時の助成金

妊娠出産に関わる多くの費用が保険適用外となりますが、かわりに助成してくれる公的制度があります。

出産時に受けられる制度

知っておくと良い制度がいくつかあります。会社やお住まいの市区町村などで確認してみましょう。

・出産育児一時金

子ども一人につき一律42万円が社会保険、もしくは国民健康保険から支給されます。分娩入院費が42万円より下回る場合、別途申請すればその差額が口座に振り込まれます。直接支払制度を導入している病院では、退院時にかかった総額から42万円を引いた額だけを支払います。

・出産育児一時金付加金

加入している社会保険から、一時金42万円にプラスして付加金が支払われます。支給の有無や金額、支給条件は加入している社会保険によって異なります。

・出産祝い金

住民票のある市町村から支給されます。支給の有無や金額はそれぞれ異なります。

・高額医療費控除

1/1~12/31までの間で、医療機関に支払った金額が一定金額を超える場合、税務署に申請すると一部払い戻しが受けられる制度です。一定金額とは、多くの場合自己負担10万円以上を指し(総所得200万円以下の場合は総所得×5%)、生計を一つにしている家族全員の医療費が払い戻しの対象です。

例えば出産予定が8月の場合、その年の1月~12月までが対象期間となります。夫が風邪をひいて診察代と薬代を支払った、という場合も領収書を取っておくとよいでしょう。

・出産手当金

社会保険に連続して1年以上加入している場合、産休中を対象に助成金が支給されます。出産予定日を含む産前42日間(多胎の場合98日間)と産後56日間が対象期間で、妊娠4カ月以降全ての出産(流産、死産、人工中絶など)に支払われる制度です。出産を機に退職したママも条件を満たせば支給対象となりますので、確認してみるとよいでしょう。

・傷病手当金

社会保険に連続して1年以上加入している場合、病気やケガで働けない期間中、給与の一部を保障する制度です。産休に入る前に仕事にいけなくなった場合など、申請書をお医者さんに書いてもらう必要があります。

加入している保険によって、制度や支給金額は異なります。会社勤めしているママやパパは、お勤めの会社に確認してみるのもよいでしょう。

産後に手続きする場合が多いですが、赤ちゃんのお世話をしながら申請書類を用意するのは意外と大変です。事前に書類を用意し、自身の名前や住所など書ける部分だけ書いておくとよいかと思います。

安心して赤ちゃんを迎えるために

手

出産はママになるための一大イベントです。準備するものも多く、費用面が心配になるママもたくさんいると思います。

出産にかかる費用の総額と、どんな助成金が受けられるかを知ることで、気持ちに余裕がうまれるのではないでしょうか。待望の赤ちゃん、安心して迎えられるとよいですね。

※記事内で使用している引用に関する内容は、2017年7月31日時点で作成したものになります。

基礎知識の関連記事
  • 【産婦人科医監修】出産予定日の計算方法。日数と月数の数え方、妊娠から出産まで流れ

    【産婦人科医監修】出産予定日の計算方法。日数と月数の数え方、妊娠から出産まで流れ

    妊娠が判明すると、カレンダーの出産予定日に〇をして赤ちゃんの誕生を心待ちにするママやパパもいるでしょう。しかし妊娠中の日数や月数の数え方は、一般的な暦とは異なるため、予定日の計算方法がわかりにくいものです。妊娠日数、週数、月数を知りたいというママ、パパに向けて数え方の紹介と妊娠の流れを紹介します。

  • 出産や育児費用にはどれくらいのお金が必要?子ども2人の子育て費用は

    出産や育児費用にはどれくらいのお金が必要?子ども2人の子育て費用は

    子どもが欲しいと思ったときに気になることのひとつが、お金の問題。出産や育児にどれくらいのお金がかかるのか、気になる人もいるでしょう。そこで今回は、出産費用と育児費用について、平均的にどれくらいのお金がかかるのか、子どもが2人だとどれくらいの子育て費用がかかるのかについて調べてみました。

  • 子どもの出産までにかかる費用はいくら?必要な費用と支給されるもの

    子どもの出産までにかかる費用はいくら?必要な費用と支給されるもの

    子どもの出産までにさまざまな費用が必要な一方、出産時には、もらえるお金があるのをご存じでしょうか。また、どのような費用がいくら必要なのかを事前に知っておくことで、出産準備における選択肢も広がります。今回は妊娠を知ってから、子どもの出産までの必要な費用ともらえるお金について、具体的な金額をあげてご紹介します。

  • 出産を機に専業主婦へ。世帯収入の目安はどのぐらいあればよいのか

    出産を機に専業主婦へ。世帯収入の目安はどのぐらいあればよいのか

    結婚や出産などをきっかけに、仕事をやめて専業主婦になることを検討する女性もいることでしょう。「家で過ごす時間が増えて家事や育児に専念できることは魅力的だけれど、収入のことを考えるとちょっと」など不安に思うこともあるのかもしれません。今回は、世帯収入の目安や専業主婦のメリット及びデメリットをご紹介します。

  • 出産までにかかる費用は?検査費用や入院費など、目安の金額を紹介

    出産までにかかる費用は?検査費用や入院費など、目安の金額を紹介

    妊娠すると、定期的な妊婦健診が必要になります。出産までの経過にもよりますが、妊婦健診は14回の受診が標準的だといわれていて検査項目も多いため、健診費用の負担も大きくなるのが現状です。今回は初診料から出産までにかかる費用について解説します。

  • 出産にかかる費用の総額。先輩ママたちに聞いた総額平均は◯◯万円

    出産にかかる費用の総額。先輩ママたちに聞いた総額平均は◯◯万円

    そろそろ赤ちゃんを……と思っている方や、これから出産を控えている方がまず気になるのが、出産にかかる費用だと思います。どれくらいお金がかかるの?相場や総額は?一時金ってなに?事前に知っておくと、安心して出産日を迎えられるのではないでしょうか。先輩ママたちに出産にかかった費用も調査しました。

カテゴリ一覧