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カブトムシのオスやメス、幼虫の持ち方。子どもでもできる持ち方とは。
子どもといっしょにカブトムシを捕まえるときに、どのようにしてカブトムシを持てばよいのか気になるときがあるかもしれません。今回の記事では、幼虫の持ち方やオスとメスで持ち方に違いはあるのか、カブトムシを持つときにあると便利なものなどを紹介します。
カブトムシとふれ合おう
夏の時期になると、道端などで見かけることもあるカブトムシ。パパやママは夏休みに子どもといっしょに、近くの森林にカブトムシを採集しに行ったり、ホームセンターなどでカブトムシを購入することもあるでしょう。
子どもが初めてカブトムシを触るとき、どこをどう持ったらよいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。そこで今回はカブトムシのオスとメスの持ち方や、カブトムシの幼虫の持ち方などを紹介していきたいと思います。
オスのカブトムシの持ち方
立派なツノが特徴的なオスのカブトムシは、どのような持ち方をするとよいのでしょうか。上手な持ち方のポイントなどを説明します。
基本は短いツノを持つ
日本に古くから生息しているカブトムシのオスには、長いツノと短いツノがあります。頭についている長いツノは敵を追い払うため、よく動いて掴みにくいかもしれません。
そのため、カブトムシを持つときは、短いツノを持つというのが基本的なオスのカブトムシの持ち方ではないでしょうか。ですが、短いツノを持つ場合、カブトムシが逃げようとしていきなり羽ばたくことがあるので注意しましょう。
長いツノは持たないように
カブトムシの長いツノを持ってしまうとツノが折れたり、頭ごと外れてしまったりしてしまうこともあるようです。ツノは一度折れてしまうと生えてこないようなので、カブトムシの長いツノは持たずに大切に扱いましょう。
メスのカブトムシの持ち方
オスと違ってツノがないメスのカブトムシはどのような持ち方をすればよいのでしょうか。メスのカブトムシの持ち方は、オスのカブトムシの持ち方に共通するものもあるようです。
体の側面を持つ
木に付いているカブトムシを捕るときにも使える持ち方は、カブトムシの体の側面をつまむ持ち方です。特にメスにはツノがないのでこの方法が一般的かもしれません。カブトムシの突然の羽ばたきもおさえることができるので、逃がしてしまうことも少ないでしょう。
ただし、体の側面を持つ場合はカブトムシの尖った足に注意して持つとよいでしょう。カブトムシが足をバタバタさせたとき、かぎ爪や足のトゲが指に引っかかることもあるようです。
手のひらに乗せる
カブトムシを掴むのではなく、手のひらに誘導して乗せる持ち方もあるようです。コツはカブトムシの進行方向に手のひらを差し出し、カブトムシのお尻をつつくように押してあげると自然に手に乗せることもできます。
手のひらからカブトムシを移動させたい場合は、同じやり方で小さな枝などにカブトムシを誘導して、そのまま虫かごへ入れるという方法もあります。手のひらに乗ったカブトムシを掴んで無理に引き離そうとすると、かぎ爪が引っかかりケガをすることもあるので気をつけましょう。
カブトムシの幼虫の持ち方
カブトムシの幼虫を見つけたときに、子どもといっしょに成虫まで育ててみようと思うパパやママもいるかもしれません。カブトムシの幼虫持ち方のコツや気をつけるポイントは、「カブトムシの幼虫を直接触りすぎない」ということのようです。
カブトムシの幼虫の皮膚はデリケートで外からの刺激に弱い場合もあります。人間の体温などによって弱ってしまうこともあるので、カブトムシの幼虫を直接手で触りすぎないように気をつけると、しっかり成虫まで育つかもしれません。
カブトムシを持つときにあると便利なもの
素手でカブトムシを持つのもよいですが、カブトムシは足の力が強く、かぎ爪もとがっているので子どもがケガをしてしまわないか心配ですよね。カブトムシを持つときに、手袋がゴムでコーティングされている「ゴム張り手袋」を使うとよいかもしれません。
綿だけで作られた手袋だと、かぎ爪が手袋内まで届いてしまうこともあります。子ども用のゴム張り手袋も販売されているようなので、カブトムシ採集に行くときなどに持っていくのもよいかもしれませんね。
カブトムシは優しく持とう
子どもが初めてカブトムシやカブトムシの幼虫を持つときに、強く握ったり、無理に引っ張ってしまったりすると、カブトムシやカブトムシの幼虫が傷ついて弱ってしまうかもしれません。子どもがカブトムシを優しく持つことができるように、ママやパパが持ち方を教えてあげられたらよいですね。
また、カブトムシは堅い殻で覆われていて、木に登るためのかぎ爪も鋭いのが特徴があるので、カブトムシを持つ子どもが手にケガをしないように注意する必要もあるでしょう。
カブトムシが子どもの手のひらなどに乗っているときは、引き離すような持ち方はせず、カブトムシを誘導して移動させると、子どもがケガをしにくいかもしれませんね。カブトムシの持ち方なども工夫して、子どもといっしょにカブトムシ観賞を楽しむことができたらよいですね。