圧倒的な存在メルセデス・ベンツがファミリー世帯に伝えたい、新しい世界観
Profile
高級車として圧倒的な存在感を放つ、メルセデス・ベンツ。メルセデス・ベンツがファミリー層にフレンドリーな一面を持っていることを知らない人は多いのではないか。今回は、メルセデス・ベンツが創る新しいビジョンについてメルセデス・ベンツ日本株式会社の広報、澤井さんに話を伺った。
圧倒的な存在感を放つ、ラグジュアリーな車
“メルセデス・ベンツ”と聞くと、どのようなイメージを抱くだろうか。高級車として圧倒的な存在感を放つ、贅沢な乗り物を想像する人もいるかもしれない。今回は、メルセデス・ベンツ日本株式会社の広報、澤井さんにメルセデス・ベンツがファミリー世帯に伝えたい新しい世界観について話を伺った。
メルセデス・ベンツをより身近な存在に
――ファミリー層からの需要が高まったと感じられるようになったのはいつ頃でしょうか?
「2011年から2012年頃からですね。2011年7月にブランド情報発信拠点として、車を売らないショールーム、メルセデス・ベンツ コネクション(現Mercedes me Tokyo)をオープンしました。メルセデス・ベンツ コネクションは、カフェやレストランに行ってそこにたまたま車が置いてある、身近にメルセデス・ベンツがある生活を体験していただけるような場所として作りました。
ギャラリーには、300万円台くらいのコンパクトモデルを置くようにして、“メルセデス・ベンツは高級車”というイメージをお持ちの方にさまざまな価格帯やライフスタイルに合ったラインアップがあると気付いていただいたことが、お客様の層が大きく変わった要因のひとつだと思います」
「Mercedes me Tokyoのカフェでは、コーヒーが430円から飲めるんです。お子様連れのママさん同士でご利用いただく姿も見られるようになりましたね」
――ラグジュアリーなブランドイメージがある一方で、ファミリー層との接点づくりを始めたのですね。ファミリー層へ向けた戦略はありましたか?
「2012年にBクラスというコンパクトながら室内空間が広いモデルを発表した際に、ファミリー向けのプロモーションを行いました。それに合わせて弊社だけでなく全国の販売店も、地方のショッピングモールですとか家族連れが集まりそうな場所にイベント出店をしていきました」
「それから、明らかにお店に来るお客様の層が変わったと販売店から聞きましたね。ご家族でお店にいらして車を見る方が増えたそうです。その頃から何百何十万円というコミュニケーションから、月々いくらというコミュニケーションをするようになりました。お店に行きやすい雰囲気と月額価格で、ファミリー層からの需要が増えたのかと思います」
――ファミリー層への需要が高まったことにより、ブランドとしての変化などはありましたか?
「アニメやキャラクターとコラボレーションするプロモーションに挑戦するようになりました。一番最初にアニメを使ったプロモーションを行ったのは、2013年にコンパクトモデルのAクラスをプロモーションしたときです。キャラクターデザインを務めた貞本義行さんやアニメーターの方、声優さんや音楽も一流の方々にお願いして約6分間のアニメを作りました。反響が物凄く、海外からもプロモーション用に使わせてほしいとたくさんお声をいただきました。
SUVモデルの初代モデルの発売時には、任天堂さんのスーパーマリオとコラボレーションして実際にゲームの中にメルセデス・ベンツの車を作っていただきました。最近では、昨年SUVモデルを発売したときに、ドラえもんとコラボレーションしました。人気のアニメやキャラクターとコラボレーションすることで、ファミリー層の目に触れる機会を増やしました」
乗る人を大切に思う、安全で快適な車
――車の性能についてファミリー層に向けて伝えたいことはどのようなことですか?
「メルセデス・ベンツの車は安全で快適であることが一番根底にあります。事故を発生させないことはもちろん、万が一事故が発生したときに乗っている人を守ること。被害を最小限に抑えられるような安全機能が装備されています。
メルセデス・ベンツの安全装備は、コンパクトモデルのAクラスから、2000万円台のハイクラスモデルまで価格を問わずほぼ同じ機能が与えられています」
先進の安全技術で、命を守る
――どのような安全機能があるのでしょうか?
「例えば、エンジン停止から3分間、障害物が後方から近づくとサイドミラー外側の警告灯が点灯して、さらにドアを開けようとすると、警告音を発することで、死角から近づく障害物と、開けたドアが接触することを防止する「降車時警告機能」があります。
他にも、衝突時の聴覚への影響を軽減する『PRE-SAFE®サウンド』があります。衝突事故が起きると、衝突の圧迫で鼓膜が破れてしまうことがあるんです。車が衝突する危険があると判断するとスピーカーから砂嵐のようなノイズを出して、聴覚への影響を軽減するような機能がついています」
メルセデス・ベンツの全モデルには、先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」が標準装備されている。「降車時警告機能」や、「PRE-SAFE®サウンド」は、「レーダーセーフティパッケージ」に含まれている機能だ。
ファミリーカーを選ぶとき、事故の危険に備えられているかはとても重要。大切な家族の命を乗せるからこそ、安全面を重視して選ぶ必要があるのかもしれない。
家族のドライブをより便利に
――子育て中に役立つ機能はありますか?
「キーを身につけた状態で足を下に近づけると、自動でドアを開閉できるテールゲートの機能があります。ベビーカーや荷物を両手に持っていても簡単に積みおろしできるので、便利だと思います(※)」
※「EASY-PACK自動開閉テールゲート&フットトランクオープナー」が装備されないモデルがあります。
「他には、車種が限定されてしまいますが、スマートフォンの操作で駐車することができる『リモートパーキングアシスト』という機能があります。車から降りて、アプリを使ってアクセル操作ができるので、狭いスペースに駐車するときにぜひ使っていただきたいですね(※)この機能は、今後全モデル対応になる予定です」
※「リモートパーキングアシスト」 新型S-Classに対応。設定によっては使用できない場合があります。
メルセデス・ベンツの車は、より安全に、より快適にドライブを楽しむことができる機能が充実している。車に乗りたくなる、そんな機能がメルセデス・ベンツにはある。車という移動手段があれば、子育て中の生活が格段に便利になるだろう。
メルセデス・ベンツがファミリー世帯に提供したいビジョン
――ブランドとして、ファミリー層に提供したいことはどのようなことでしょうか?
「メルセデス・ベンツという車は、安全で快適であること。これは変わらずこれからも提供していきたいです。それに加えて、移動時間そのものをもっと楽しんでもらいたいという思いがあります。車ってとてもパーソナルな空間ですよね。ドア・ツー・ドアで移動できる、家族のコミュニケーションが増えるひとつのツール。
いずれは、車が家と仕事の間を移動する第三のリビングのような空間になってほしいです。自動運転の実用化が進んでハンドルレスで運転できたら、ドライバーもみんなと顔を合わせられますよね。将来的に食事などもできるようになったら夢がありますよね」
メルセデス・ベンツは、自動運転の実用化に向けて開発を進めている。そんなに遠くはない未来に、車が今までになかったような新しい空間になるかもしれない。
メルセデス・ベンツは新しい車のカタチを創る先駆者
澤井さんは、「これからもっとメルセデス・ベンツを身近に感じてもらいたい」と話す。
「Mercedes me Tokyoでは、メルセデス・ベンツの試乗が無料でできるんです。スタッフが運転の基本操作を教えるビギナーズ向けのプログラムもありますので、免許をとったばかりの方や久しぶりに運転される方にもおすすめです。ぜひ気軽にご家族で遊びにいらしてください」
メルセデス・ベンツは乗る人を大切に思うブランドである。ファミリーカーは、快適な乗り心地はもちろん、あらゆる事故のリスクに備えられていてこそ、安心して子どもを乗せることができる。ぜひ、車選びの原点に立ち返ってみてはいかがだろうか。
メルセデス・ベンツ