クリスマスに行うクリスマス会や子ども会で盛り上がるゲームやプレゼント

クリスマスに行うクリスマス会や子ども会で盛り上がるゲームやプレゼント

子どもたちが心待ちにしているクリスマス。幼稚園や保育園、地域の子ども会などでも、クリスマス会が開かれるのではないでしょうか。クリスマス会でのゲームやプレゼント、飾りつけについて、ママたちの体験談や小学校の教員をしていた筆者の経験からいくつかご紹介します。

クリスマスの楽しみ方

子どもたちが喜ぶクリスマス会はどのようなものか、ママや保育園・幼稚園の先生たちに聞いてみました。


地域の子ども会でのクリスマス会


「地域の子ども会で、保育園・幼稚園の子どもから小学校6年生までが集まって、ケーキを作って食べました」(6歳児のママ)

「子ども会のクリスマス会で、子どもたちが持ち寄ったトランプなどのカードゲームで遊びました。

保育園の子どもたちも、お兄さんお姉さんに教えてもらいながら遊んでいました」(5歳児のママ)

「お遊戯の発表をしました。かわいいクリスマス会でした」(6歳児のママ)

地域の子ども会は異年齢の子どもたちが集まるので、小学校高学年の子どもたちが、小さい子どもたちのお世話をしながら、みんなで楽しむクリスマス会になるようにしていました。


保育園・幼稚園でのクリスマス会

「園長先生がサンタになって、子どもたちにお菓子のプレゼントをします。子どもたちは、本当のサンタが来たと思うようです」(保育士)

「保護者の方がサンタになって、子どもたちにプレゼントを渡してもらいます。ケーキは2日前から園児もいっしょに作ります。
クリスマス会では、先生たちの劇やサンタへの質問コーナーもあります」(幼稚園教諭)

保育園や幼稚園では、先生たちやママとパパが中心になってクリスマス会の準備をし、子どもたちを楽しませているようです。


家でお友だちとのクリスマス会

「みんなでクリスマスのごちそうを食べて、プレゼント交換をしました」(6歳児のママ)

「ビンゴやカードゲームをして遊びました」(5歳児のママ)

家庭で開くクリスマス会も、楽しい企画で盛り上がりそうです。

子どもが喜んだクリスマス会のゲーム

ママたちに聞いた子どもが喜ぶゲームと、筆者が教員をしていたときに、クラスのクリスマス会で子どもたちが喜んだゲームをご紹介します。


ビンゴゲーム

「子どもと大人が混じって参加しました。まだ数字の読めない子どもも、大人が見てあげて、『リーチ』や『ビンゴ』と言って喜んでいました」(30代ママ)

ビンゴゲームでプレゼントをもらうクリスマス会も多いようです。未就学児も参加でき、カードも低価格なので、気軽に楽しめるでしょう。


クリスマスバスケット

「サンタクロース」「トナカイ」「ケーキ」「クリスマスツリー」「プレゼント」など、クリスマスに関する言葉でフルーツバスケットをやってみませんか?

全員で移動する場合は「クリスマス!」がよいかもしれません。イスがない場合は、代わりに座る場所の目印になるものを床に置いても遊べます。


おでこのシールでペア探し(クリスマスバージョン)

シールを1人1枚ずつおでこに貼ってペアとなる相手を探すゲームです。

用意する物:同じクリスマスの絵柄シールを2枚ずつ

(1)ゲームを仕切る大人が、子ども全員のおでこにシールを貼ります。
(何の絵柄を貼ったか子どもに分からないように注意しましょう)

(2)スタートの合図で、子どもたちは言葉を使わずに自分と同じシールを貼っている子を探します。

(3)同じシールの相手を見つけたら、大人に判定してもらいます。早く相手が見つかったペアから順にプレゼントを貰えます。

「同じシールの子どもを探すために、一生懸命いろいろなジェスチャーで伝えるので、みんな笑いながら、ゲームを楽しんでいました」(6歳児のママ)

普段のゲームをクリスマス会用に言葉や曲をアレンジして、大人も子どもといっしょに楽しんでみてはいかがでしょうか。
地域の子ども会など、多めの人数でゲームができると、より盛り上がりそうです。

こちらの記事も読まれています

クリスマス会を開催するときに準備したいもの

プレゼント

「300円の予算で男女関係なく喜んでもらえそうな、お絵かきボードやシールセットなどを、
プレゼントとして用意しました。当日は、サンタが手作りのそりで登場して配ってくれました」(30代ママ)

「プレゼントを入れた宝箱を作って、子どもたちが探すようにしました」(20代ママ)

「子ども会のクリスマス会では、予算100円のプレゼントを持ち寄って交換しました。年齢や性別に関係ないプレゼントを選びました」(40代ママ)

子ども会でも家でのクリスマス会でも、予算を決めてプレゼントを用意し、渡し方などを工夫しているようでした。

クリスマスプレゼントをもらう子ども
Mcimage/Shutterstock.com

お料理や飲み物

「参加する子どものママ同士でお料理を持ち寄りました」(30代ママ)

「子ども500円、大人1000円の会費で食べ物や飲み物を準備しました」(30代ママ)

「子ども会で開催するクリスマス会のときは、地区の育成会の予算からケーキや飲み物の代金を出してもらいました」(40代ママ)

子ども会や友だちとのクリスマス会では、料理は手軽に準備できる物にして、みんなでいっしょに過ごす時間を多くする場合があるようです。


飾りやクリスマスソングで雰囲気作り

「窓ガラスにスプレーでクリスマスの模様をつけました。壁にはサンタとトナカイのオーナメントやクリスマスタイルを飾り、にぎやかにしました」(30代ママ)

「子どもたちとクリスマスツリーをカラフルに飾りつけしました」(30代ママ)

「クリスマス会では、クリスマスソングのCDを流しながら、ゲームをしたりケーキを食べたりしました。子どもたちはみんなとても嬉しそうでした」(40代ママ)

クリスマスの飾りはカラフルでかわいい物が多いので、飾りつけも楽しくできそうです。会場にクリスマスソングを流して雰囲気作りをする演出も必須のようです。

クリスマスには家庭や子ども会で楽しいクリスマス会を!

子どもたちのクリスマスパーティー
© chihana - Fotolia

子どもが多く参加できそうな地域の子ども会や園などのクリスマス会は、みんなでクリスマスツリーなどの飾りつけをしたり、

普段のゲームをクリスマス風にアレンジしたりすることで、子どもたちはいっそう楽しい気分になれるようです。

みんなで楽しく過ごす雰囲気を大事にして思い出に残る楽しいクリスマス会にしましょう。

2017.11.22

おでかけカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。