視聴率30%超えのドラマを書いても周囲が妬ましかった…女性脚本家の心を蝕んだ"40代のもやもや"

視聴率30%超えのドラマを書いても周囲が妬ましかった…女性脚本家の心を蝕んだ"40代のもやもや"

どうすれば歳を重ねても幸福に生きられるのか。脚本家の中園ミホさんは「25年前の大ヒット作と同じようなものを書いてほしいという依頼は引き受けない。過去の成功体験に執着せず、挑戦を続けることで人生は好転する」という――。 ※本稿は、中園ミホ『60歳からの開運』(扶桑社)の一部を再編集したものです。

周りと自分を比べてもやもやしていた40代

私は40代の頃、まわりと比較してもやもやしていた時期がありました。自分の境遇と比較して、成功している人のことを羨ましいとか、妬ましいと思うこともありました。

すごくお金持ちの人と結婚して海外の豪邸に住んでいるお友だちや、翻訳家として活躍している同級生とか、そういった人に憧れたり、羨んだり、「どうして私はああじゃないのかしら」なんて思ったりしていたのです。

でも、50歳くらいになったら、「もう私はこう生きるしかない」と思うようになりました。

取材などでは「やりたいことは『結婚』」なんて話してもいましたが、それももうあまり思わなくなって、「自分は結婚には向いていないんだわ」と、ある意味、諦めがつくようにもなりました。

子どもの頃は、60歳といえば子どもが成長して孫ができている、そんなおばあちゃんになった自分を勝手に思い描いたりしていました。ところが、私は34歳で出産して、しかも未婚で母ですから、その段階ですでに軌道がずれてきました。

それでも40代くらいまでは、ここから修正できるかもしれないと思ったこともありましたが、50歳くらいから、そんな未練も手放した気がします。

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