「白米抜き」「1日2食」は逆にブクブク太ってしまう…スラっとした40代がいつも食べている「糖質」の名前

「白米抜き」「1日2食」は逆にブクブク太ってしまう…スラっとした40代がいつも食べている「糖質」の名前

体内の糖が不足すると筋肉も減ってしまう

無理なくキレイに痩せるには何を食べたらいいのか。臨床栄養医学指導士でトレーナーの髙木拳斗さんは「体のエネルギー源となる“糖質”を不足させないことが大切だ。糖質を含む食べ物はさまざまあるが、中でもイチオシの食材を紹介しよう」という――。(第1回/全3回) ※本稿は、髙木拳斗(けんとのダイエット講座)『「モリモリ食べたい!」「運動嫌い」でもなんとかなる 40代からのゼロリバウンド・ダイエット』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

糖質とは何か?

糖質は炭水化物の一部。タンパク質、脂質、炭水化物は三大栄養素と呼ばれ、それぞれ体のエネルギー源であり、3つのうち、最もエネルギーに利用されやすい栄養素が糖質です。

この本では炭水化物を糖質として説明していますが、炭水化物を食事で摂取すると、消化・吸収できる糖質、消化できない食物繊維に分かれ、体のエネルギーになるのは炭水化物の中で糖質だけだからです。

糖質を含む食べものはたくさんありますが、砂糖を除くと、お米、麺類、パンなどの主食のほか、いも類、くだものなどに多く含まれます。この糖質は消化されるとブドウ糖に変換され、体や脳を動かすエネルギーとして利用されるのです。

ブドウ糖は脳の重要なエネルギー源。一般的に、1日に約120gのブドウ糖を消費するといわれ、脳だけでこの量が必要なんですよ! 白米のご飯100gあたり約36gの糖質が含まれているので、茶碗1杯のご飯が160gとして……茶碗約2杯分のご飯を食べて、やっと1日分の脳を働かせる糖の消費量がまかなえます。

糖質は優秀なエネルギー源。不足すると太りやすい

さらに心臓や筋肉など、全身のいろんなところで糖が必要です。「やせたいから白米は食べない」「摂取カロリーは1200kcal以下」「空腹時間を長くする」「ファスティング」「1日1~2食」などなど、これらはぜ~んぶ糖質が不足しがち。糖質を制限していないつもりでも、ダイエットをする人は糖質不足になりやすいのです。

糖質はエネルギー源として最も使いやすく、摂取から供給までのスピードが断然速い! だから、優先的にエネルギーとして消費されるんです。要は仕事ができるヤツなんです、糖質は(笑)。

そんな糖質が不足すれば、大げさでなく体にとっては危機! 生命維持のためにエネルギー消費を節約して、その分、脂肪はつきやすくなり……結果的に太りやすい体に。

つまり、摂り過ぎても不足させても太ってしまうのが糖質。悪者と抑えるよりも、人間のメインエネルギーの糖質は、必要量をしっかり食べる! そのほうが、日常を元気で活動的に過ごせ、ダイエットの効率も上がります。

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2025.06.14

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