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ママにおすすめの生命保険は?がん保険や終身保険、生命保険の種類には何がある?
家族の万が一に備えるための生命保険は、子どもを守るためにもきちんと考えておきたいと思うママも多いでしょう。とはいえ、がん保険や終身保険、養老保険など、生命保険の種類はたくさんあって難しいと感じるママも多いようです。そんなママたちに向けて、今回は生命保険の概要や種類について説明していきます。
生命保険選びは難しい?
現在では多くの生命保険会社が存在し、各生命保険会社がさまざまな種類の商品を販売しているようです。各社がさまざまなパンフレットなどで説明をしているようですが、その種類の多さなどから「生命保険は複雑でよくわからない」と感じるママが多いようです。
また「自分たち、親に万が一のことがあっても子どもに苦労をかけさせたくない」という想いから、生命保険に未加入だったママやなんとなく加入していたママも、改めて生命保険を見つめ直したいと考えることが多いようです。難しくとらえられがちな生命保険ですが、おおまかな概要を理解することで、生命保険がよくわからなかったママも自身に合った生命保険について考えるきっかけになるかもしれません。
生命保険の種類
生命保険には3種類のタイプがあるようです。
・死亡保障に特化したタイプ
・医療保障に特化したタイプ・
・貯蓄に特化したタイプ
以上の3種類があることを理解しておくとよいでしょう。
なかでも、親に万が一のことがあっても子どものその後に備えられる死亡保障に特化したタイプに関心を持つママが多いようです。死亡保障に特化した生命保険には、どのような種類があるのでしょうか?今回は代表的な3種類について説明します。
定期保険
定期保険は「10年のみ」「60歳まで」など、保険期間が定められている生命保険のようです。保険料はかけ捨て型で、比較的安く済む場合が多いようです。保険期間が満期をむかえ更新する際には、保険料が徐々に高くなっていくという特徴もあるようです。
終身保険
終身保険は保険期間が無期限の生命保険だそうです。保険料は定期保険より割高になるようですが、加入時からずっと保険料が変わらず、更新の手間がないという特徴があるようです。
養老保険
養老保険は満期が定まっている生命保険のようですが、定期保険との大きな違いは満期返戻金を受け取ることができるという点でしょう。保険料は比較的割高になるようですが、きちんと保険料を払い、満期時に健康であった場合はまとまった額の返戻金を受け取ることができるという特徴があるようです。
この他にも、医療保障に特化したがん保険や、貯蓄に特化した学資保険などへの加入を検討するママも多いようです。
「子どものためにどんな保障を手厚くしたいか」という点で考えてみると、どの種類の保険に入るとよいか検討しやすくなるかもしれませんね。
どれ位の人が入っているのか?
自身の生命保険について考えていると、一体どれ位の人が生命保険に加入しているのか気になるママもいるかもしれません。
今回は、生命保険文化センターが出している「生活保障に関する調査」という資料を元に、生命保険の加入率について説明していきます。
生命保険の加入率
生命保険の種類を問わない場合、何らかの生命保険に加入している世帯は全体で81%にのぼり、男性は80.6%、女性は81.3%という結果になっています。男女ともに、約8人に1人という割合で生命保険に加入していることがわかります。
また、がん保険については単独で加入率を調査した資料がありました。がん保険やがん特約のついた生命保険に加入している世帯は全体で37.8%、男性は38.7%、女性は37.1%という結果になっています。
多くの家庭がもしものときに備え、さまざまな生命保険に加入しているようですね。年代別の加入率はどうなるのでしょうか?
年代別の加入率
年代別に生命保険への加入率を見てみると、20代では55.7%、30代では82.5%、40代では87.5%と、30代になった途端に加入率がぐんと上がることがわかりました。
また、男女ともに未婚時の加入率は59%に対し、未就学児の子どもがいる場合の加入率はは87.2%という結果に。
厚生労働省の資料を参考にしてみると、最近では第1子を産むママの年齢は30代前半が最も多いという結果になっているので、30代で子どもを授かったタイミングで生命保険へ加入したママが多いのではないかということが予想できるでしょう。
子どもという守るべき存在ができたことにより、生命保険への加入を検討するママが多いのかもしれませんね。
保険料を抑える方法
生命保険の種類とは別に、お金の面もママたちにとっては気になるところかもしれません。なるべく保険料を安く抑える方法を説明していきます。
支払い方法の工夫
生命保険は終身保険や養老保険など契約期間が長期に渡るため、保険料の総額も高額になりがちでしょう。そのため、多くのママたちは1度の支払い額が1番安く済む月払いで保険料を支払うケースが多いようです。
しかし、実は月払いという支払い方法は保険料の総額が最も高くなってしまう支払い方法のようです。
総額の保険料の支払いが最も安く済むのは一括払いのようですが、難しい場合は半年払いや年払いなどに変更することでも保険料の支払総額を節約することができるようです。ボーナスなどまとまった額のお金を受け取れる機会がある場合は、そのお金を保険料に回すことを検討してみてもよいかもしれませんね。
保険内容の見直し
既に複数の保険に加入している場合は、保険内容の見直しをしてみると保険料が安くなることがあるようです。
例えば、医療保険とがん保険のどちらにも加入している場合を考えてみましょう。医療保険にがん特約がついていて、がん保険に医療保険に近い特約がついている場合、特約の保障内容が被ってしまっているため、特約分の保険料を損していることになるでしょう。
同じような保険に入っていないか、別の保険に入っていても似たような特約がついていないかなどを見直すことで、保険内容のムダを省いて保険料を安くできるかもしれません。
まずはシンプルに考えてみよう
生命保険には終身保険や養老保険、がん保険など、さまざまな種類があるため、家族の万が一のときや将来に向けて生命保険を検討しようとしたはずが、実際に考え出すと細かい内容が気になり本来の目的からぶれてしまうことも多いようです。
まずは生命保険のおおまかな種類を理解し、「何のために入るのか?」とシンプルに考え、分からないことは専門家の説明を受けながら自分に合った生命保険を検討してみてはいかがでしょうか。
※記事内で使用している参照内容は、2018年2月28日時点で作成した記事になります。