簡単手書き家計簿の付け方。ノートとレシート、ペンで今すぐ始められる!

簡単手書き家計簿の付け方。ノートとレシート、ペンで今すぐ始められる!

2017.12.12

家計簿にもさまざまな種類がありますよね。今回の記事では、手書きで簡単に付けられる家計簿についてご紹介します。用意するのはレシートとノートなどの筆記用具のみ。おおまかに支出を把握したいという人や、項目別に細かく支出を把握したいという人におすすめの付け方を考えてみました。

これだけあれば始められる、手書きの家計簿

手書きの家計簿を始めるには、以下の物を準備しましょう。


ノート

家計簿の基盤となるノート選びは肝心です。決まりはないので、自分が使いやすいものを選択することが大切となります。今回紹介するオリジナルの家計簿ノートには、シンプルなノートやリーズリーフなどを自由に書き込めるタイプがおすすめ。

なかには、毎日書き込む家計簿を利用して、日々の子どもの成長する姿を併せて記入していくママもいるようです。オリジナルの使い方ができるのも手書きのノートだからこそでしょう。


ペン

ペンは、何種類かの色を用意して記入していくと家計簿を見返すときに分かりやすくて便利です。支出と収入を分けるには、黒と赤などはっきりした色で分けると見やすいでしょう。

また、食費や生活費など項目別に色をひくときは、カラーのマーカーが役立ちます。


計算機

計算機は家計簿を付けるうえで便利なアイテムのひとつ。計算機を用意してもよいですし、スマホなどの計算機機能を利用するのも一つの手ですね。


レシート

レシートはすぐ捨てずに、取っておくようにしましょう。保管方法も財布の中に貯めずに、専用のケースや箱などを用意して入れておくと家計簿を付け始めるときもスムーズかもしれませんね。


すぐ取り出せる場所に

以上の物を家計簿セットとしてまとめておくと、家計簿を付けようと思ったタイミングで手間なく用意できます。収める場所もキッチンやリビングなど家事の合間にすぐに取り出せる場所に置いておくと便利でしょう。

家計簿を始めるには

今回ご紹介する手書きの家計簿は、レシートを貼るだけという簡単な方法なので「家計簿がなかなか続かない」という人でも続けられるかもしれません。


日ごとの支出

始めに1日ごとの支出を記入していきましょう。ノートの片面を1日とし、その日使ったレシートを貼っていきます。使った日ごとにページを変えていき、どんどんレシートを貼っていきましょう。レシートの合計額を記入していくと、1日にどれくらいのお金を使ったかが簡単に把握できます。

日々家事や育児に追われている主婦は、毎日家計簿を付けていくのは困難かもしれません。まずはレシートを貯めることから始め、時間があればレシートを貼るところまでやれると、把握しやすいでしょう。

レシートを計算すればよいだけなので、残しておけばタイムラグがあっても大丈夫でしょう。


月ごとの支出

日ごとの支出が把握できたら、月ごとの支出も出してみましょう。1カ月の最終ページにレシートの支出額と、レシートがない光熱費や家賃、カード払いなどの支出額を足して記入していきます。
すべてを合計して月ごとの支出額を把握してみましょう。

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項目ごとに分ける

計算
wutzkohphoto/shutterstock.com


レシートをノートに貼って支出額を算出することに慣れたら、項目別に分けてみましょう。「うちは食費が高い」など家庭の支出状況を把握できるので節約の意識にも繋がるかもしれません。


レシートの品目を項目別に色分けする

ワンポイントの工夫として、ノートに貼ったレシートに色ペンや蛍光ペンを使って、食費や生活費など項目別に色分けしてみるのはいかがでしょうか。
項目は細かく分けた方が状況を把握しやすいという人は細かく分け、細かくなることで、手間が増えて続けられそうにないなと感じる人は大まかに分けることをおすすめします。


項目別に計算

色分けをしたら、色ごとに合計金額を計算しましょう。1日ごとに計算していき最終的には月ごとの計算をしていくと、見返したときに分かりやすいですね。始めは、食費だけや子どもにかかったお金だけなど、知りたい項目だけ分けてもよいかもしれません。

年間予算を立ててみよう

日ごと、月ごとの支出が計算できたら年間の予算を考えた付け方にチャレンジしてみましょう。先を見据えると計画をもってお金を管理できるかもしれませんね。

無駄使いや「今月お金がピンチ」という状況を避けられるでしょう。実際に筆者が年間計画を立てた体験談からご紹介します。


1年間のデータをとる

家計簿を1年間付け終わったら、1年間のデータをとってみましょう。

実際に筆者が年間のデータをまとめてみたところ、長期休暇や誕生日やクリスマス、年末などのイベントは支出が増えるということがわかったことに加え、車の税金請求がくる月と車検を受ける月が重なっていることに気がつきました。


翌年の予算を立ててみる

1年間のデータを算出して、支出状況が把握できたら来年の予算計画を立てることにしました。

支出が多い月とは逆に、イベントなどが全くなく、支出がほとんどない月もあったので「旅行に行くならこの月」という計画も立てられることができました。

他にも「毎月○円は貯金」と今までは決めていましたが、やはり月によって支出の差があるのでストレスになっていました。

そこで、年間の支出状況を元に月ごとに「今月は○円を最低でも貯金」という実現可能な目標を立てたところ、ストレスや無理もなく貯金をすることができました。

空いた時間を利用して家計簿を付けよう!

計算する女性
PR Image Factory/shutterstock.com

日頃、家事や育児に追われている主婦にとって家計簿を毎日付けるのは、大変な作業ですよね。

今回ご紹介したオリジナルの家計簿ノートの付け方は手書きを基に、レシートを貼っていくという作業で進めていきます。初めはレシートを貼るだけで、時間があるときに項目別に算出していけばよいので、空いた時間に少しずつ進めたりと、簡単に付けられるでしょう。

家計簿を付けて計画的なお金の使い方を目指したいですね。

2017.12.12

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