1歳児の幼児食でのミートソースアレンジ術!冷凍保存やお役立ちレシピも

1歳児の幼児食でのミートソースアレンジ術!冷凍保存やお役立ちレシピも

1歳児の幼児食にミートソースを使うときのポイント

2020.03.14

1歳の子どもの幼児食にミートソースを取り入れたい保護者もいるでしょう。ミートソースはいつから子どもに与えてよいのでしょうか。今回は1歳の子どもの幼児食に使うミートソースの作り方や、ミートソースを活用したさまざまなレシピ、1歳児の幼児食にミートソースを使うときのポイントなどをご紹介します。

ミートソースを離乳食・幼児食に取り入れたのは?

ミートソース
Shebeko/Shutterstock.com

いつから子どもの幼児食にミートソースを活用する保護者が多いのでしょうか。1歳の子どもにミートソースを使ってどのような料理を作ったのかも、併せて聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

離乳食完了期や後期のとき、子どもにミートソースのお粥を作ってあげました。1歳ではパンにミートソースを塗り、朝食でよく食べていました。

40代ママ
40代ママ

離乳食中期のときから挽き肉、玉ねぎ、にんじん、トマトを使ってミートソースを手作りしていました。1歳では余ったミートソースは小分けにして冷凍し、オムライスにかけたりしていましたよ。

30代ママ
30代ママ

離乳食完了期くらいから使える子ども用のミートソースを取り入れていました。パスタにかけると子どもがよろこんで食べてくれました。

手作りのミートソースを生後7~8カ月頃の離乳食中期から与えていたというママがいました。ミートソースを作るときに食材を細かく刻み、子どもが食べやすいようやわらかく調理すると離乳食中期から使えそうですね。

1歳の子どもの食事にミートソースを使うときに、パンやお粥、オムライスにかけるなど、いろいろな料理にアレンジしている保護者が多いようです。離乳食に調味料などの味つけはせず、幼児食に移行してからコンソメなどを足すようにしたという声もありました。

ミートソースを1歳の子どもの幼児食に取り入れると、レシピの幅が広がるかもしれませんね。


離乳食にミートソースはいつから?作り方やアレンジレシピ

離乳食にミートソースはいつから?作り方やアレンジレシピ

幼児食用ミートソースを手作りする際のポイント

子どもの幼児食に活用できる、ミートソースを作るときのポイントをお伝えします。

挽き肉を湯通しする

20代ママ
20代ママ

鍋にお湯を沸かして挽き肉を軽く茹でて水を切ります。その際、挽き肉を茹ですぎると風味が落ちてしまうので注意しています。


1歳児に与える幼児食に挽き肉を使うときは、湯通しをして挽き肉に含まれている脂肪分を取り除きましょう。挽き肉をざるに入れて熱湯を回しかけても、湯通しできるようです。調理の前に挽き肉を湯通ししてしっかり加熱するようにしましょう。


トマトジュース、ケチャップを活用する

トマトジュース
Africa Studio/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

トマトの代わりにトマト缶や、砂糖が含まれていないトマトジュースを使っています。時々味噌を隠し味に加えるたり、子どもの好みに合わせて、味を調整することもあります。


1歳でミートソースを作るときは子どもの様子に合わせ、トマトの代わりにトマト缶やトマトジュースを使ってみてもよいかもしれません。ケチャップは糖分が含まれているため、使うときは少量にするとよいでしょう。

多めに作って冷凍保存

30代ママ
30代ママ

子どもたちが好きなので、ミートソースご飯を作るときのためなどにたくさん作って冷凍しておきます。解凍後の味が薄くなった場合は、ケチャップを少し加えて味を調整しています。

ミートソースは冷凍保存が可能なようです。あらかじめ多めに作ったものや、残った分を小分けにして冷凍保存しておくと、使いたいときに解凍して手軽に料理に取り入れられるので便利そうですね。冷凍保存をしても風味は落ちていくため、早めに使いきるとよいでしょう。


1歳の子どもの幼児食に使うミートソースの作り方

ミートソースの基本の作り方を知りたいママもいるでしょう。

ミートソースの作り方のポイントをおさえながら、1歳の子どもの幼児食に使うミートソースを作ってみましょう。


  1. 挽き肉を湯通しし、脂を取り除く
  2. にんじんと玉ねぎをみじん切りにする
  3. 湯剥きして皮と種を取り除いたトマトを5mm程の大きさに切る
  4. 鍋で2を炒め、1を加えて更に炒める
  5. 4の挽き肉にしっかり火が通ったら、3と水、薄力粉を加えて弱火でじっくり煮る
  6. 5に顆粒コンソメと少量の砂糖を加えて味を整える
  7. 最後にケチャップを少量加えて味を調整する

トマトの代わりにトマト缶やトマトジュースを代用すると、トマトの下ごしらえの手間が省けて調理時間を短縮できそうですね。仕上げにウスターソースを少量加えても美味しく仕上がりそうです。


ミートソースを多めに作って冷凍ストックしておくと、さまざまなアレンジレシピに活用できるでしょう。

保護者が試したミートソースのアレンジアイデア

ミートソースはさまざまな食材と組み合わせるなどアレンジのアイデアもたくさんあるようです。保護者が試した子どもが飽きないアレンジを紹介します。


チーズや納豆とあえる

20代ママ
20代ママ

1歳の子どもの離乳食完了期から、ミートソースにチーズを加えてアレンジしています。チーズを加えることで、まろやかな味になり、カルシウム摂取にも役立ちます。調理時間は5分程度で、忙しい朝食時にも重宝しています。


30代ママ
30代ママ

ミートソースに納豆を混ぜるアイデアを試してみました。納豆の栄養価の高さと、ミートソースのうまみが合わさって、子どもが喜んで食べてくれます。調理時間は約3分で、簡単に栄養バランスのよい一品ができあがります。


チーズや納豆を加えることで、ミートソースの味に変化をつけられます。チーズはカルシウムが豊富で、納豆はたんぱく質や食物繊維が豊富なので、栄養バランスも向上します。子どもの好みに合わせて、チーズの種類や納豆の量を調整するとよいでしょう。


隠し味に味噌やウスターソース

30代ママ
30代ママ

ミートソースに味噌を少量加えると、コクが増して美味しくなります。1歳の子どもでも受け入れやすい味になるので、離乳食完了期から幼児食への移行期に使いました。調理時間は通常のミートソース作りに1分程度追加するだけです。


30代ママ
30代ママ

ウスターソースを足すことで、ミートソースの味に変化をつけています。塩分控えめにして最後に少量足すだけでコクが出ます。子どもの好みに合わせて、ソースの種類を変えることもあります。

味噌は日本の伝統的な発酵食品で、うまみ成分が豊富です。ミートソースに加えることで、深みのある味わいになります。また、味噌には食物繊維やミネラルも含まれているので、栄養価も向上します。最初は少量から試して、子どもの反応を見ながら調整するという声もありました。

辛くないチリビーンズ

40代ママ
40代ママ

ミックスビーンズにミートソースを加えて、辛くないチリビーンズを作っています。ことで、食感が楽しく、子どもが喜んで食べてくれます。調理時間は約15分で、栄養バランスのよい一品になります。


20代ママ
20代ママ

チリビーンズ風の味付けにするために、ミックスビーンズにあえたミートソースにケチャップと少量のウスターソースを加えています。本格的な味わいを楽しめるので、大人も一緒に食べられる幼児食メニューとして重宝しています。


チリビーンズは通常辛いメニューですが、ミートソースをベースにすることで、1歳の子どもでも食べられる優しい味に仕上がります。ミックスビーンズを加えることで、食物繊維やたんぱく質の摂取量が増え、栄養バランスがよくなりそうですね。


ショートパスタの代わりにマカロニ

30代ママ
30代ママ

ペンネなどのショートパスタの代わりに、マカロニを使うこともあります。マカロニは小さくて食べやすいので、1歳の子どもでも上手に食べられます。調理時間はペンネと同じく約10分で、子どもが自分で食べる練習にも適しています。


20代ママ
20代ママ

マカロニとミートソースを使って、簡単なグラタン風の料理を作っています。オーブンで7分〜8分焼くだけで、チーズがとろけた美味しい一品になります。子どもが喜ぶ見た目と味で、野菜嫌いの克服にも役立っています。


マカロニはショートパスタの一種ですが、その小ささと形状から、幼児食のパスタの代替に使うという声も多くありました。絡みやすい形状を選べばミートソースと相性がよく、さまざまなアレンジが可能です。グラタンなど調理方法を変えることで、飽きのこない幼児食メニューを作ることができそうです。


こちらの記事も読まれています

【パスタ】ミートソースを使った幼児食レシピ

手作りした基本のミートソースを使って、1歳の子どもに作ってあげたいパスタレシピを保護者に聞いてみました。

ミートソースペンネ

30代ママ
30代ママ

1歳の子どもにミートソースペンネを作るときは、ペンネを少し長めに茹でて柔らかくしています。ミートソースは事前に作っておいたものを使うので、10分程度で完成します。子どもが自分で食べやすいように、ペンネは短めのものを選んでいます。


  1. ペンネを茹でる(パッケージの表示時間より1〜2分長めに) 
  2. フライパンでミートソースを温める
  3. 茹でたペンネをミートソースと絡める 
  4. 器に盛り、必要に応じて細かく刻んだパセリをトッピングする

ペンネはショートパスタの一種で、1歳児でも手づかみで食べやすい形状です。ミートソースと絡めやすく、子どもが自分で食べる練習にも適しています。パセリは彩りを添えるだけでなく、栄養価も高いので、少量でも効果的です。


ナポリタン風ミートソースパスタ

40代ママ
40代ママ

子どもが飽きないように、通常のミートソースパスタに加えて、ナポリタン風のアレンジも取り入れています。ケチャップを多めに使うことで、子どもの好きな甘めの味に仕上がります。


  1. にんじん、ピーマン、玉ねぎを千切りにして炒める
  2. スパゲッティを茹でる(パッケージの表示時間より1分長めに) 
  3. フライパンでミートソースを温め、炒めた野菜とあわせる
  4. ケチャップを加えて味を調整する 
  5. 茹でたスパゲッティを2に加え、よく絡める 
  6. 器に盛り、必要に応じてピザ用チーズをトッピングする

ナポリタン風にアレンジすることで、子どもに親しみやすい味になります。ピザ用チーズをトッピングすることで、カルシウム摂取にもつながります。チーズが熱で溶けるのを見せると、子どもの食への興味を引き出すこともできそうです。



【ご飯】ミートソースを使った幼児食レシピ

ドリアやリゾットなどミートソースご飯を使って作るアレンジレシピです。調理に使う際は、市販の子ども用ミートソースを代用してもよいでしょう。

ミートソースドリア

30代ママ
30代ママ

ミートソースドリアは、子どもがよろこぶ我が家の食の定番メニューです。冷凍しておいたミートソースを使って15分程度で完成するので楽ですよ。チーズの量を調整して、子どもの好みに合わせています。

  1. 耐熱容器にご飯を入れ、ミートソースをかける
  2. 1の上にピザ用チーズをのせ、オーブントースターで加熱する

ミートソースを冷凍ストックしておくと、ドリアも作る工程が少なく手軽に作れそうですね。にんじんなどの野菜を茹でてみじん切りしたものを混ぜ込むという声もありました。幼児食として与える場合はできたてのドリアではなく、粗熱を取ってから与えましょう。

味噌風味のミートソースご飯リゾット

20代ママ
20代ママ

ミートソースに飽きてきた頃に、味噌を加えてリゾット風にアレンジしています。和風の味つけで、子どもの味覚が広がるかもしれません。20分もかからずできて栄養バランスもよいので、夕食のメインディッシュによく作ります。


  1. 炊いたご飯をボウルに入れ、ミートソースと味噌を加えて混ぜる
  2. フライパンで1を弱火で温め、水分がなくなるまで炒める 
  3. 器に盛り、刻んだ青ねぎをトッピングする

ミートソースご飯で作ったリゾットに味噌を加えることで、和風の味わいになり、子どもの味覚を育てるのに役立ちます。青ねぎをトッピングすることで、彩りもよくなりそうですね。ミートソースの洋風な味と味噌の和風な味が融合した、独特の味わいを楽しめるレシピです。

【おかず】ミートソースを使った幼児食レシピ

ミートソースはおかずにもアレンジできそうです。保護者がおすすめするミートソースを使ったおかずレシピを紹介します。

煮込み豆腐ハンバーグ

30代ママ
30代ママ

豆腐ハンバーグは、柔らかくて子どもが食べやすいようです。ミートソースで煮込むことで、うまみが増し、1歳の子どもでも喜んで食べてくれます。調理時間は約25分で、作り置きにも適しています。


  1. 玉ねぎをみじん切りにする
  2. ボールに1と豆腐、片栗粉、パン粉を入れて混ぜ合わせる
  3. 2を子どもが食べやすい大きさに成形し、フライパンで両面に焼き色がつくまで焼く
  4. 3にミートソースとコンソメに少量の水を加えて煮込む

ミートソースに挽き肉を使っている場合は、このようにハンバーグを豆腐で作ってもよいでしょう。仕上げに水溶き片栗粉や薄力粉でとろみをつけると、子どもが食べやすくなり、こぼれにくくなります。

ミートソース揚げ餃子

30代ママ
30代ママ

ミートソース揚げ餃子は、子どもが喜ぶ特別なおやつとして作っています。調理時間は約20分で、休日のおやつタイムに作ることが多いです。揚げるときは温度に気をつけ、子どもが食べやすい温度に冷ましてから与えています。


  1. 餃子の皮でミートソースとチーズを包む
  2. 多めの油に1を入れて揚げ焼きにする

餃子の皮を使ったアレンジレシピです。手づかみ食べができるので、子どもがよろこんで食べてくれるかもしれません。ミートソースを手作りする場合は、薄力粉を多めにしておくと餃子の皮に包みやすくなるかもしれません。

幼児食にアレンジ自在のミートソースを使おう

ペンネ
Jacek Chabraszewski/Shutterstock.com

栄養だけでなく甘みとうまみがたっぷりのミートソースは、離乳食完了期や幼児食にぴったりです。栄養バランスがよく、さまざまなアレンジが可能なため、子どもが飽きずに食べ続けられる料理を作ることができます。

ペンネやマカロニなどのショートパスタと組み合わせれば、子どもが自分で食べる練習にも最適です。また、ミートソースご飯としてピザ用チーズとあわせたドリアやミックスビーンズとあえたりするレシピなど、味噌や納豆などとも相性抜群で和洋問わず活用できます。

冷凍保存も可能なので、作り置きしておけば15分前後とさっと簡単においしい幼児食ができてしまうミートソースのアレンジレシピ、ぜひ試してみてくださいね。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2020.03.14

レシピカテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。