カミカミ期の赤ちゃんの離乳食はいつから?月齢を参考にするなど

カミカミ期の赤ちゃんの離乳食はいつから?月齢を参考にするなど

おもちゃを用意するなどの工夫

2019.10.28

カミカミ期の赤ちゃんの離乳食はいつから始めたらよいのか知りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、カミカミ期の離乳食の進め方やパンなど手づかみを取り入れることや、歯固めのおもちゃを用意するなどカミカミ期の赤ちゃんに対する工夫をママたちの体験談を交えてご紹介します。

カミカミ期とは

生後7~8カ月頃のモグモグ期の赤ちゃんの離乳食を進めていると、次の離乳食の進め方が気になるママもいるのではないでしょうか。

厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドによると、カミカミ期と呼ばれることもある離乳食後期は生後9カ月から11カ月頃とされ、この時期は歯ぐきでつぶせる固さのもを与え、三回食へ移行していくとよいようです。

また、自分で食べ物に触ったり、かたさや食感を経験したりすることで、赤ちゃんの食べる意欲を育めるよう、手づかみ食べを取り入れていくとよい時期でもあるようです。

出典:授乳・離乳の支援ガイド/厚生労働省

離乳食のカミカミ期はいつから

離乳食中期のモぐモグ期を進めていくなかで、カミカミ期はいつから始めたらよいのか気になる方もいるかもしれません。ママたちにカミカミ期のスタート時期の目安を聞いてみました。


赤ちゃんの月齢を参考にした

30代ママ
30代ママ

カミカミ期はいつから始めたらよいのかわからなかったので、離乳食のガイドブックを見ました。カミカミ期は9カ月~11カ月頃と書いてあったので、月齢を目安に進めていきました。

離乳食に関する本から、月齢を参考にしたというママもいました。赤ちゃんの離乳食を進めるにあたって、月齢をひとつの目安に、赤ちゃんの様子を見ながら進めていくとよいかもしれませんね。


二回食が安定してきた

20代ママ
20代ママ

今モグモグ期の二回食にしていますが、一日の食べるリズムと量が安定してきたように感じます。そろそろ、カミカミ期へ移行しようかなと考えています。

二回食が安定してきたことを目安にカミカミ期を開始するママもいるようです。ママのなかには、赤ちゃんが食べ物に手を伸ばし興味をもち始めている様子が見られたので、カミカミ期へ移行したという声も聞かれました。


舌やあごでじょうずに食材をつぶせている

離乳食
Syda Productions/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

赤ちゃんの口を見ると、モグモグとじょうずに噛んでいる様子だったので、カミカミ期へ進めてみました。以前は丸のみしていたので、成長が見られ嬉しかったです。

いつからカミカミ期に移行するか考えたとき、舌やあごで食材をつぶせていることもポイントのひとつのようです。赤ちゃんの口元を見て、モグモグしているのか確認してみるのもよさそうですね。また、スプーンであげるときに、赤ちゃんの下唇にのせるように意識したという声もありました。

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カミカミ期の離乳食の進め方

カミカミ期の離乳食はどのように進めていくとよいのでしょうか。ママたちに離乳食の進め方を聞いてみました。


離乳食のタイミング

30代ママ
30代ママ

離乳食の回数が増えたので、私も落ち着いてあげることができるように10時、14時、18時を離乳食の時間にしています。赤ちゃんの生活リズムが整うよう、できるだけ毎日同じ時間帯になるように意識しています。

カミカミ期では、離乳食の回数が二回から三回に増えるので、ママがあげやすいタイミングを考えてみるとよいかもしれません。ママのなかからは、三回目の食事は、赤ちゃんもいっしょに家族皆で食べるようにしているという声も聞かれました。


食材の固さの目安

バナナ
Lukas Gojda/Shutterstock.com
40代ママ
40代ママ

モグモグ期の頃より少し固めに、歯ぐきでつぶせるくらいの固さにしています。バナナの固さをイメージして、私も口に入れたり、手でつぶしてみたりと、確かめながら作っています。

バナナくらいの固さをイメージして、ママも口に入れて食感を確かめるのもよさそうですね。また、赤ちゃんが口から出してしまったり、嫌がったりするときは食材の固さを一つ前のステップに戻し、柔らかめにしたという声もありました。


一回の量の目安

30代ママ
30代ママ

5倍がゆを90グラム、野菜を30~40グラム、魚か肉を15グラムくらいを一回量の目安にしています。器に盛りつけた状態でどのくらいの量があるか量っておくと、その都度計量しなくても大体の目安がわかりやすくなりました。始めたときは離乳食を残していましたが、だんだんと食べられるようになり、完食する日も出てきました。

カミカミ期になると一回量も増え、赤ちゃんによっても食べる量に違いが見られてくるかもしれません。様子を見ながら赤ちゃんのペースに寄り添って進めていかれるとよいですね。

また、離乳食初期の頃と同じように、新しい食材を試すときは、一日一さじから様子をみて徐々に量を増やしていくのもポイントのようです。

カミカミ期の赤ちゃんに対する工夫

カミカミ期の赤ちゃんに対して、どのような工夫をしたらよいのかママたちに聞いてみました。


手づかみ食べを取り入れる

30代ママ
30代ママ

手づかみで食べられるように、パンや野菜などの食材を一口サイズやスティック状に切っています。赤ちゃんも自分で手に取れることが嬉しいのか、前よりも食べる量が増えたように思います。

手づかみ食べができるように調理を工夫したママもいるようです。ママのなかには、赤ちゃんが自分で手に取れるように、椅子の高さを調整したという声も聞かれました。


薄味で作る

20代ママ
20代ママ

カミカミ期はしょうゆや味噌などの調味料も使えるようになりますが、食材本来の味を大切にしたいので、できるだけ薄味で作るように心がけています。

薄味で作るように心がけているママもいるようです。ママのなかには、大人メニューといっしょに作り、離乳食分を取ってから大人用の味付けをつけたという声も聞かれ、この時期になると取り分けもしやすいかもしれませんね。


歯固めを用意する

30代ママ
30代ママ

歯が生えてくるせいか赤ちゃんの歯茎がムズムズするようで、おもちゃなどを噛むような様子が見られました。歯固めを用意しましたが、噛む様子が離乳食をモグモグする練習にもなるのかなと感じました。

カミカミ期の頃の赤ちゃんに歯固めのおもちゃを用意したママもいるようです。また、歯固めなどのおもちゃを口に入れているからか、歯ブラシを口に入れたときに嫌がらなかったという声も聞かれました。

カミカミ期の離乳食を進めていこう

離乳食 赤ちゃん
Africa Studio/Shutterstock.com

カミカミ期の離乳食はいつから始めたらよいかというママの声も聞かれました。月齢を参考にしたり、二回食が安定したりすることを目安に移行するとよいかもしれません。

また、カミカミ期はパンや野菜などを使った手づかみ食べを取り入れて工夫するとよいようです。

歯がムズムズする様子が見られたら、歯固めなどのおもちゃを用意するなど、赤ちゃんの成長にあわせてすごせるとよいですね。

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