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幼児食にレトルトはどう使う?選ぶときのポイントとアレンジレシピ
忙しいとき、非常食などレトルトの活用シーン
幼児食にレトルトを使いたいと考えているママやパパもいるのではないでしょうか。離乳食を終えた1歳半や2歳の子どもにどのようなレトルトを用意すればよいか知りたい場合もあるかもしれません。無添加やオーガニックなどレトルトを選ぶときのポイントやアレンジレシピについて、ママたちの体験談をまじえてご紹介します。
幼児食にレトルトは使っている?
まずは幼児食にレトルトを使っていたかについて、ママたちに聞いてみました。
30代・11歳児のママ
30代・4歳児のママ
子どもが2歳の頃に共働きになり、忙しいときにさっとご飯を出せるようにレトルトの購入を検討しましたが、離乳食と比べて幼児食向けのレトルトの商品が少ないように感じました。カレーのレトルトは何回か買いましたが、そのうちルーを買って作るようになりました。
30代・3歳児のママ
離乳食が完了した1歳半まではよくパウチのレトルトを使っていましたが、大人と同じようなものが食べられるようになり、自然と買わなくなりました。非常用にと考え、離乳食完了期のレトルトは食べなくなってもしばらく取っておきました。
忙しいときに手早くご飯を用意するためや、非常用の食料としてレトルトを購入していたママがいました。レトルトはそのまま子どもに与えるだけでなく、野菜などの具材を加えたり、ひと手間かけてアレンジすることによって、料理の幅も広げられるようです。
幼児食に使うレトルトを選ぶときのポイント
子どもに与える食事には気を遣っているというママやパパもいるでしょう。レトルトを選ぶときには以下のようなポイントを心がけるとよいかもしれません。
子ども用のレトルトを選ぶ
大人用のレトルトは、幼児期の子どもにとっては味つけが濃かったり、辛味が入っていて食べにくい場合もあるようです。幼児食に与えるレトルトを買うときは、子ども用かどうかを確認していたというママの声がありました。
子ども用のレトルトには対象年齢が記載されているものもあるため、購入時に確認するとよいかもしれません。
原材料表示を確認する
レトルトパウチの裏面などに書かれている原材料表示には、使用している原材料が書かれています。レトルトに入っている保存料、着色料、甘味料、香料などが気になる場合は、買う前に原材料表示を確認しましょう。
インターネットで注文する際に原材料を確認して無添加のものを選んだというママや、子どもがアレルギーを持っていたため、レトルトの原材料表示を見て使われていないかを確認していたというママもいました。
オーガニックのレトルトを選ぶ
農薬や化学肥料、遺伝子組み換え技術を使わずに育てられた作物や、その作物を使い合成添加物を加えずに作られた食品を、オーガニックと呼ぶようです。
国が定める基準を満たした食品だけが正式にオーガニックと認められ、「有機JAS認定」のマークを表示することができます。オーガニックのレトルトを選ぶ場合は、このマークを目印に選ぶとよいでしょう。
賞味期限を確認する
レトルトの使用頻度が少ない場合や、非常食用として長期保存する場合は、賞味期限を確認して余裕のあるものを選ぶとよいでしょう。
ストックしているレトルトの賞味期限を定期的に確認し、期限が近づくと新しいものを買って、古いものは食べて消費するようにしているというママもいました。
幼児食のレトルトで作るアレンジレシピ
レトルトを使って作る幼児食のアレンジレシピをご紹介します。
【ホワイトシチューをアレンジ】ポテトグラタン
- 皮をむいたじゃがいもを1~1.5cm角に切る
- 耐熱容器に1を入れラップをかけて、つまようじが通るくらいの固さになるまで電子レンジで加熱する
- グラタン皿に2を入れ、温めたレトルトのホワイトシチューをかける
- 3にピザ用チーズをのせ、焦げ目がつくまでオーブントースターで焼く
ホワイトシチューのレトルトを使って、食べ応えのあるグラタンを作るレシピです。マカロニを入れたり、子どもが好きな食材を取り入れたりして、さまざまなおいしいグラタンを楽しめそうですね。食材の大きさは子どもの成長にあわせて工夫しましょう。
【カレーをアレンジ】カレーライスコロッケ
- 炊いたご飯にレトルトカレーを混ぜる
- チーズを2cm角に切り、1で包むように丸めて固く握る
- 2の表面に小麦粉、卵、パン粉を順にまぶす
- フライパンに深さ1cmほどになるように油を入れ、3を転がしながら揚げる
レトルトカレーを多く入れてしまうと、握るときにご飯がゆるくなり調理中に崩れてしまうこともあるようです。少しずつ混ぜながらご飯の固さを見て、入れすぎないように注意しましょう。握るときはラップで包むと手を汚さずに作れます。
【ミートソースをアレンジ】タコライス風サラダご飯
- ミニトマトを4つ切りにする
- レタスを食べやすい大きさに切る
- フライパンにレトルトのミートソースを入れ、水気を飛ばすように炒める
- 器に盛ったご飯の上に1と2をのせ、3をかけて、小さくちぎったチーズを散りばめる
薄切りにしたきゅうりやアボカドなどを入れてもおいしそうですね。ミートソースを炒めるときは焦げつかないよう気をつけ、味を見ながら少量のカレー粉を加えてみてもよいでしょう。
さまざまなシーンで幼児食のレトルトを使ってみよう
幼児食のレトルトは、忙しいときのご飯や非常食、料理の幅を広げるためなど、さまざまな用途で使えるでしょう。
1歳半で離乳食を終えたあと、どのような幼児食向けのレトルトを買えばよいか迷ったというママや、2歳や3歳になり成長するにつれて大人と同じものを食べられるようになり、レトルトを買わなくなったというママもいました。
無添加やオーガニックのレトルトを選んだり、おいしく食べられるようアレンジしながら取り入れると、子どもの食事の進みや忙しいママの料理を助けてくれるかもしれません。
レトルトを活用しながら、子どもがよろこんでくれるおいしいご飯を用意できるとよいですね。
子どもが小さい頃は幼児向けのカレーのレトルトを使っていました。にんじんや玉ねぎを茹でて具材を増やしたり、ご飯ではなくうどんに混ぜたりとアレンジしていました。