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春雨を使った幼児食レシピ。きゅうり入りサラダや牛肉の炒め物など
ママたちにきく、春雨をおいしくするコツ
幼児食で春雨を使いたいとき、もどし方やレシピが気になるママは多いかもしれません。春雨は煮物や炒め物のようないろいろな料理に使えて幼児食づくりに向いていそうですよね。今回は、幼児食の春雨について、種類やおいしくするコツ、きゅうりや牛肉などを使った簡単レシピを体験談をまじえてご紹介します。
幼児食で春雨はどのように使う?
春雨は、さまざまな料理に活用しやすく、つるつるした食感も楽しいので、子どももおいしく食べることができる食材でしょう。
ヘルシーにさっぱりと麺類を食べたいとき、ラーメンやパスタなどの小麦粉が原料のものではなく、春雨を選んで使うママもいるかもしれません。
具体的に春雨を幼児食でどのように使うとよいのでしょうか。
春雨の種類
まずは春雨の種類についてご紹介します。
緑豆春雨
マメ科のでんぷんでできた緑豆春雨は、熱に強く弾力があるので、煮ても崩れにくいようです。
鍋物やスープ、麻婆春雨、春巻きの具として使いやすいでしょう。
ベトナム料理やタイ料理に入っている春雨も、緑豆春雨がよく使われるようです。
国産春雨
じゃがいもやさつまいものでんぷんでできた国産春雨は、熱に弱く煮たときに少し崩れやすいものもあるようですが、味はしみやすいかもしれません。
春雨サラダ、和え物の具として使いやすいでしょう。
さつまいものでんぷんを原料にしている韓国春雨という、もちっとした食感のものもあるようです。
幼児食で春雨を使うときは、それぞれの春雨の特徴に合わせて使い分けるとよいかもしれません。
幼児食で使う春雨をおいしくするコツ
幼児食で使う春雨をおいしくするコツについてママたちに聞いてみました。
もどしてから使う
30代ママ
春雨をスープなどで煮て使う場合は、もどさずにそのまま調理することもできますが、あらかじめもどしてから使う方が食感がよくなるようです。
春雨は水やお湯でもどしたとき、乾燥した状態の4倍程になるようなので、もどし時間に気をつけましょう。
他にも、熱湯をかけて数分おいたり、お湯に浸してレンジで加熱してももどすことができるようです。
もどしたあと水切りする
30代ママ
春雨をもどしたあとは料理の味が薄まらないように水切りするようにしています。
サラダや和え物などに春雨を使うとき、水っぽいと味が薄まってしまうかもしれません。
春雨をゆでたあとは、ザルにあげてしっかりと水を切るようにしましょう。
味を染み込ませる
30代ママ
春雨サラダを冷蔵庫においてしばらく冷やしておくとおいしくなると思います。
春雨サラダを冷やして味をなじませたり、春雨入りの鍋をぐつぐつ煮込んだりなどして、春雨に味を染み込ませるひと手間を加えるとおいしくなりそうですね。
春雨を使った幼児食の簡単レシピ
幼児食期に食べられる、春雨を使った簡単レシピをご紹介します。
きゅうりとハムの和風春雨サラダ
材料:
春雨適量、きゅうり1/2本、ハム1~2枚、めんつゆ大さじ1、ごま油大さじ1、白ごま適量
作り方:
1. 食べやすい長さに切った春雨を、袋に記載の時間でもどしたあと水切りする
2. 皮をむいたきゅうり、ハムを細切りにする
3. ボウルに1と2、めんつゆを混ぜる
4. 3にごま油、白ごまをかけ、冷蔵庫で5分ほどおき味がなじんだら完成
めんつゆを入れると和風の春雨サラダになるでしょう。
めんつゆやごま油の代わりに、レモン汁や焼肉のたれを使うとタイ風の味にすることもできるようなので、いろいろな味付けを試してみるのも楽しそうですね。
春雨と牛肉の炒め物
材料:
春雨適量、牛切り落とし肉100g、ピーマン1個、しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ1、水50ml
作り方:
1. 食べやすい長さに切った春雨を、袋に記載の時間でもどしたあと水切りする
2. 牛肉を食べやすい大きさに切り、ピーマンを細切りにする
3. 油を熱したフライパンで2と、しょうゆ、砂糖、水を入れて炒める
4. 1を加えて水分がなくなるまで炒めたら完成
春雨に牛肉を加えると食べ応えがあり、主菜としてメニューに取り入れられそうですね。
わかめと卵の春雨スープ
材料:
春雨適量、生わかめ適量、卵1~2個、鶏がらスープの素小さじ2、水300ml
作り方:
1. 食べやすい長さに切った春雨を、袋に記載の時間でもどしたあと水切りする
2. 鍋にお湯を沸かし、1と食べやすく切った生わかめ、鶏ガラスープの素を入れ、ひと煮立ちさせる
3. 2に溶いた卵を回し入れて完成
春雨スープは、時間のない朝など手早くあたたかい麺類を食べたいときにぴったりかもしれません。
幼児食に春雨を使おう
今回は、春雨を使った幼児食について体験談をまじえながら、おいしくするコツや簡単レシピをご紹介しました。
きゅうりとハムの和風春雨サラダや、春雨と牛肉の炒め物などのレシピは、つるつるした麺類が好きな子どもにぴったりかもしれません。
春雨は乾物で長期保存も可能なので常備しておくと便利でしょう。
春雨を使った中華やアジアン料理にチャレンジしてメニューのレパートリーを広げていくのも楽しいかもしれません。
幼児食に上手く春雨を取り入れて、子どもがおいしく食事を楽しめるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
スープに春雨を入れて使うとき、あらかじめもどした春雨を使った方が食感がよい気がします。