鯛の煮汁をリメイクして離乳食を作ろう!魚のうま味をいかした離乳食レシピ

鯛の煮汁をリメイクして離乳食を作ろう!魚のうま味をいかした離乳食レシピ

離乳食の時期別レシピを紹介

2019.08.03

離乳食に鯛を使うとき下茹でするママも多いと思います。下茹でした後の鯛の煮汁を残さず離乳食に活用する方法があれば便利ですよね。鯛の煮汁を使った離乳食レシピを時期別にご紹介します。併せて、いつから鯛を離乳食に使えるのか、鯛の煮汁の冷凍保存方法についてもお伝えします。

鯛はいつから離乳食に使える?

赤ちゃんはいつから鯛を食べ始めてよいのでしょうか。

魚は離乳食初期から食べられる食材です。厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドには、「離乳が進むにつれ魚は白身魚から赤身魚、青皮魚へ進めていく」との記載があります。

赤ちゃんが初めてお魚に挑戦する際、鯛を選ぶママが多くました。初めて鯛を食べさせるときは、すり鉢でペースト状にしてあげるとよいようです。

鯛は白身魚なので、離乳食初期から取り入れても問題ないでしょう。離乳食に鯛を取り入れる際は、赤ちゃんの成長に合わせ、調理形状や大きさを工夫してみてくださいね。

出典:授乳・離乳の支援ガイド / 厚生労働省

残った鯛の煮汁は料理に利用できる?

鯛の煮汁
© nancy10 - Fotolia

離乳食に鯛を取り入れるとき、下ごしらえに鯛を一度茹でたり、湯がいたりするママも多いと思います。下茹でしたあと、鍋に残った煮汁をそのまま捨ててしまうのをもったいなく感じているママもいるのではないでしょうか。

鯛を下茹でしたあとの煮汁には、鯛のうま味や風味が溶けだしています。工夫次第で離乳食の材料として便利に活用できるようです。

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【時期別】鯛の煮汁を使った離乳食レシピ

鯛の煮汁を使った離乳食レシピを時期別にご紹介します。


【離乳食初期】鯛のお粥

1. 鯛の刺身1~2切れを沸騰したお湯で茹でる

2. 鯛をすり鉢ですりつぶし、煮汁でのばす

3. 10倍粥大さじ1~2に鯛をトッピングする

離乳食初期に初めて鯛を取り入れるとき、まずはお粥に混ぜてあげてみるとよいかもしれません。鯛のうま味が出た煮汁でお粥に風味をつけ、赤ちゃんが食べやすくなるように工夫するのもよいでしょう。鯛のお粥にニンジンやカブなどの根菜のペーストを合わせ栄養バランスをアップさせてもよさそうです。


【離乳食中期】鯛のそうめん

1. そうめんをやわらかく茹で、水洗いしてから細かく刻む

2. 茹でた卵黄1個を裏ごしする

3. 鍋に鯛の煮汁大さじ2を入れ沸騰させてから、みじん切りにしたレタス1枚、そうめん15gを入れ、レタスがやわらかくなるまで煮込む

4. 卵黄をのせる

鯛の煮汁でそうめんを煮込んだ温かいにゅうめんレシピです。鯛の煮汁にかつおだしを加えてもよいでしょう。離乳食中期頃になると、少量の卵を取り入れられるようになります。


【離乳食後期】鯛と野菜のあんかけ

1. 鯛15g、にんじん10g、ブロッコリー10gをやわらかく茹で、食べやすい大きさに刻む

2. 鍋に鯛の煮汁50cc、大根おろし大さじ1を入れ煮立たせてから、刻んだ野菜を入れて煮込む

3. 水溶き片栗粉でトロミをつける

鯛の身と煮汁を余さず、時間をかけずに作れる使ったレシピです。白身魚のパサパサした食感が苦手な赤ちゃんいるかもしれません。トロトロのあんかけは、パサつく食材を食べやすくしてくれる調理法です。


【離乳食完了期】鯛の煮汁で炊き込みご飯

鯛めし
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1. 米2合を研ぎ、30分以上水切りする

2. 鯛の煮汁を一度沸騰させ、冷ましておく

3. しいたけ3個、にんじん1/2本は小さめの角切りにし、鯛の身はほぐしておく

4. 炊飯器に米、酒大さじ1、鯛の煮汁を入れ、いつもの水位より少し少なめになるように水を入れ、野菜、鯛を入れ炊飯する

鯛のあら煮を作ったときに残った煮汁と身をリメイクした炊き込みごはんのレシピです。赤ちゃんに与えるときは、お茶碗によそってから水を少しかけ、ラップをしてから電子レンジで温めやわらかくしてもよいでしょう。ご家庭の電子レンジに合わせ、加熱時間は調節してみてくださいね。大人用は三つ葉や千切りにした生姜を添えましょう。

鯛を下茹でしたあとの煮汁や鯛の煮物を作った際に余った煮汁は、赤ちゃんの成長に合わせて、離乳食レシピに活用しましょう。

鯛の煮汁の冷凍保存方法

離乳食に鯛を使うとき、数回分をまとめて下茹でするママもいるかもしれません。鯛を茹でたあとの煮汁は、製氷皿1マスに大さじ1程度ずつ流し入れ、ラップをして冷凍保存しておくと時短調理に利用できます。

完全に凍ったあと、いったん取り出し、フリージングパックに入れ替えておくと、取り出しやすく匂い移りを防ぐことができます。離乳食に使うときは、加熱し早めに使いきるようにしましょう。

鯛の煮汁を離乳食に活用しよう

離乳食を食べる赤ちゃん
© polkadot - Fotolia

離乳食を作るとき、赤ちゃんが食べやすくなるようにちょっぴり水分をプラスしたいこともありますよね。そんなときは、お水の代わりに鯛の煮汁を使うとよいでしょう。

鯛を茹でたあとの煮汁にはお魚のおいしいうま味が溶けだしているので、離乳食のよい調味料になるかもしれません。

鯛の煮汁は、食塩不使用・無添加なのでママも安心して使うことができるのではないでしょうか。今回、ご紹介した鯛の煮汁のレシピは、鯛以外のお魚の煮汁でも代用できます。

小分けにして冷凍保存しておくと、時間がないときにいろいろと便利に活用できるでしょう。残った鯛の煮汁は捨てずに離乳食に取り入れてみてくださいね。

※記事内で使用している参照内容は、2019年8月29日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019.08.03

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