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離乳食のクリーム煮はいつから?作るときのポイントやレシピ
ママたちに聞いた作り方とアレンジレシピ
離乳食にクリーム煮を取り入れたいと考えるママのなかには、いつから離乳食に取り入れたらよいのかやどんなレシピがあるのか気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、離乳食にクリーム煮を作った時期、作るときのポイントの他にアレンジレシピについてご紹介します。
離乳食でクリーム煮を作ったのはいつから?
離乳食でクリーム煮はいつから作ってよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。実際に、いつからクリーム煮を作ったのか聞いてみました。
「離乳食中期から乳児用粉ミルクを使ったクリーム煮を作りました。牛乳を使ったクリーム煮は、離乳食後期頃から作るようにしました」(11カ月のママ)
「10カ月の離乳食後期からクリーム煮を取り入れました。いろいろな食材でアレンジできるので、離乳食のレパートリーが増えました」(1歳児のママ)
ママたちは、工夫して離乳食中期頃からクリーム煮を取り入れていたようです。
厚生労働省の資料によると、クリーム煮に使う牛乳については、離乳食中期で15.7%、離乳食後期で32.1%、離乳食完了期になると66.0%のママが取り入れているようです。
離乳食中期では、鉄が不足しがちなようなので、調理用に牛乳や乳製品を使用する場合は、代わりに育児用ミルクなどを使用するなど工夫をするとよいとされています。
離乳食中期から徐々にいろいろな味や舌触りを楽しめるように、工夫をしながらクリーム煮を取り入れることで、献立のバリエーションが増えるかもしれませんね。
離乳食でクリーム煮を作るときのポイント
離乳食でクリーム煮を作るときはどのようなことをポイントにしたらよいのか聞いてみました。
離乳食の時期にあわせた食材を使う
「離乳食後期の頃はバターを使わないでクリーム煮を作りました。完了期になってから無塩バターを少量使うようにするなど、時期にあわせて少しずつ使う食材や量を変えていくようにしています」(9カ月のママ)
「9カ月になるまでは、乳児用の粉ミルクの他に、豆乳でクリーム煮を作ることがありました。それぞれ風味が少しずつ違うので、牛乳を取り入れられるようになってからも工夫して使いわけ、味にバリエーションをもたせるようにしました」(10カ月のママ)
離乳食の時期や子どもにあわせた食材を使ってクリーム煮を作ったようです。
ママのなかには、クリーム煮にすると味がまろやかになって食べやすくなるからか、子どももよく食べてくれたのでその時期に食べてもらいたい食材を加えることもあったという声もありました。
子どもが食べやすい形状にする
「クリーム煮に使う具材は、一口サイズに切るようにしています。スプーンを使って自分で食べられるようになってきたので、子どもの食べやすいサイズを意識しています」(1歳2カ月のママ)
「食材にクリームが絡むように片栗粉などを使ってとろみをつけることがあります。とろみ以外にも、具材を軽く潰すと飲み込みやすいようです」(11カ月のママ)
厚生労働省の資料によると、離乳食中期にあたる7・8カ月頃は舌でつぶせる固さで飲み込みやすいとろみをつける工夫も必要とのことです。
離乳食後期にあたる9から11カ月頃は歯茎でつぶせる固さで一口量を学習していき、離乳食完了期にあたる12から18カ月頃は歯茎で噛みつぶせる固さで手づかみ食べや食具を使った食べる動きを覚えていくとされています。
離乳食の時期にあわせて、子どもの食べやすさや飲み込みやすさを意識して調理できるとよさそうですね。
【時期別】離乳食のクリーム煮レシピ
ママたちが作った離乳食のクリーム煮レシピをご紹介します。
【中期】野菜の豆乳クリーム煮
「みじん切りにしたにんじん、玉ねぎ、一口大に切ったじゃがいもをだし汁を入れた鍋で煮込みます。野菜が柔らかくなったら豆乳を加え、少量の塩と水溶き片栗粉でとろみをつけて完成です。野菜は家にある野菜や子どもが好きな野菜などでアレンジしています」(8カ月のママ)
豆乳を使ったクリーム煮のようです。ママのなかには、野菜だけでなくタラをほぐして入れると食材のバランスがよくなったという声もありました。
【後期】鶏団子のトマトクリーム煮
「みじん切りにした玉ねぎとにんじんと鶏ひき肉をよく混ぜて一口大に丸め、粗みじん切りにしたにんじんと玉ねぎ、ブロッコリーといっしょに鍋で煮ます。火が通ったらトマトピューレと牛乳を入れてひと煮立ちさせたらでき上がりです」(10カ月のママ)
クリーム煮をトマト味にアレンジして作ることもできるようです。鶏団子に豆腐を加えて柔らかい食感になるような工夫をしたという声もありました。
【完了期】鮭のクリーム煮
「みじん切りにした玉ねぎ、ほうれん草をバターで炒め、茹でてほぐした鮭を加えてから小麦粉を加え混ぜてから、牛乳とコンソメを加えてとろみがついたら完成です。魚が苦手な息子もクリーム煮にするとパクパク食べてくれました」(1歳5カ月のママ)
バター、小麦粉、牛乳を使って本格的なクリーム煮を作ったようです。ママのなかには、多めに作り冷凍保存しているという声もありました。
【時期別】クリーム煮のアレンジレシピ
ママたちが作ったクリーム煮のアレンジレシピをご紹介します。
【中期】かぼちゃのクリームスープ
「皮を取り除いて適当な大きさに切をったかぼちゃが柔らかくなるまで茹で、お湯で溶いた乳児用の粉ミルクを入れてでき上がりです。とろみがつくようにかぼちゃを少し潰すようにして作りました」(8カ月のママ)
クリーム煮をスープアレンジすることもできるようです。ママのなかには、かぼちゃ以外の野菜を使ったりだし汁を少し加えて和風にするなどアレンジしたという声もありました。
【後期】タラとほうれん草のクリームパスタ
「茹でて食べやすい大きさに切ったほうれん草と、茹でてほぐしたタラをフライパンに入れて小麦粉をまぶします。牛乳を入れて火にかけてとろみがついたら、柔らかめに茹でたパスタを入れて混ぜたらでき上がりです」(10カ月のママ)
クリーム煮をパスタにアレンジすることもできるようです。ママのなかにはマカロニを使ってグラタン風に作ったという声もありました。
【完了期】鶏肉とキャベツのクリームドリア
「みじん切りにしたキャベツと玉ねぎ、鶏ひき肉をバターで炒めコンソメと小麦粉を加えよく混ぜてから牛乳を加え、とろみがついたら軟飯とまぜあわせ耐熱皿に盛りチーズをかけてオーブントースターで焼いてでき上がりです。子どものお気に入りメニューです」(1歳6カ月のママ)
クリーム煮をご飯とあわせてドリアにアレンジしたようです。子どもにあげるときはよく冷ましてからあげるようにするとよさそうです。
離乳食にクリーム煮を作ろう
ママたちは、離乳食中期頃からクリーム煮を離乳食に取り入れているようでした。クリーム煮を作るときは、離乳食の時期に応じた食材を使ったり形状を意識して作るとよいようです。
クリーム煮やアレンジレシピを工夫して、離乳食にクリーム煮を取り入れてみてはいかがでしょうか。
※記事内で使用している参照内容は、2019年1月23日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう