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離乳食で作った炊き込みご飯。中期や後期など時期別のレシピ
炊き込みご飯のアレンジレシピも紹介
離乳食の時期の赤ちゃんに炊き込みご飯を作ろうと考えるママもいるかもしれません。今回の記事では、中期や後期など離乳食の時期にあわせた炊き込みご飯のレシピと炊き込みご飯のアレンジレシピ、炊き込みご飯を作るときのポイントについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
離乳食の炊き込みご飯はいつから?
離乳食が進み食べられる食材が増えたり、白いご飯以外のバリエーションを増やしたりしたいときに、離乳食に炊き込みご飯を取り入れたいと考えるママもいるのではないでしょうか。そこで、赤ちゃんに炊き込みご飯をいつ頃からあげていたのか、ママたちに聞いてみました。
「我が家では、離乳食中期の8カ月頃に炊き込みご飯風の食事を作ったところ、赤ちゃんが気に入ったのかよく食べてくれたので度々作るようになりました」(30代ママ)
「離乳食後期の時期になると、ご飯の硬さも徐々に固めのものが食べられるようになってきました。そこで、食材をバランスよく取り入れられると思い、炊き込みご飯を取り入れました」(30代ママ)
離乳食の中期や後期から炊き込みご飯を離乳食に取り入れたママもいるようです。厚生労働省の資料によると、生後7カ月や8カ月頃からの離乳食中期は赤ちゃんがいろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく時期とされています。
炊き込みご飯は野菜やタンパク質をいっしょに楽しめることから、離乳食に取り入れようと考えるママもいるのかもしれません。
離乳食の時期に作った炊き込みご飯レシピ
離乳食の時期毎に、ママたちが作った炊き込みご飯のレシピを聞いてみました。
【中期】しらすと青菜の炊き込みご飯
「先にしらすは軽く塩抜きしておきます。お米を研いだら分量の水を入れ、しらすと出汁用の昆布を入れお粥モードで炊飯します。ご飯が炊けたら柔らかく茹でて細かく刻んでおいた小松菜などの青菜を加え、混ぜ込めば完成です」(30代ママ)
離乳食中期に、しらすと青菜で炊き込みご飯を作ったママもいるようです。ママによると、青菜は先に入れて炊飯してもよいようですが、あとから加えると葉っぱの青みがきれいでよりおいしそうに仕上がったとのことでした。
【後期】ひじきの炊き込みご飯
「ひじきは水で戻しよく洗い、長い場合は細く刻みます。にんじんは食べやすい大きさに切っておきます。研いだお米に酒、みりん、醤油とツナの水煮缶を汁ごと入れたら水を分量まで足し、ひじき、にんじんを加えて炊飯します。
炊きあがったらよく混ぜれば完成です。ツナとひじきからだしが出ることで風味がよいのか、子どもがおかわりして食べてくれました」(30代ママ)
離乳食後期には、食べられる食材も増えていることから、ひじきや野菜など具をふんだんに使った炊き込みご飯を作るのもよいかもしれません。ママのなかには、ツナの代わりにささみのひき肉を使ったり、旬の野菜を加えたりと具をアレンジしやすかったという声もありました。
【完了期】トマトジュースとツナの洋風炊き込みご飯
「玉ねぎとにんじんを食べやすい大きさに切ります。お米を研いだらコンソメ少量とバター、ツナの水煮缶を加えたらトマトジュースを入れ、分量になるまで水を足します。
玉ねぎ、にんじん、コーンを入れたら炊飯し、炊きあがったらご飯と具を混ぜ込めば完成です。炊き込みご飯にすると全体的にふんわりと仕上がり、食べやすいようでした」(40代ママ)
トマトジュースを使った洋風の炊き込みご飯を作ったママもいるようです。ママのなかには、離乳食の完了期には料理に取り入れる調味料の種類も増えてきたので、定番の和風味の炊き込みご飯だけでなく、洋風や中華風へのアレンジもしやすい時期だったという声もありました。
離乳食の炊き込みご飯のアレンジレシピ
離乳食で炊き込みご飯を作る際、先に作って冷凍などでストックしておいたご飯をアレンジして使いたい場合もあるかもしれません。実際に、ママたちが炊き込みご飯をどのようにアレンジしたのか聞いてみました。
炊き込みご飯のドリア風
「先にバターや小麦粉、粉ミルクなどで作ったホワイトソースを耐熱容器に盛った炊き込みご飯に乗せます。パン粉と粉チーズをふりかけ、トースターで焦げ目をつければ完成です。赤ちゃんもソースやチーズの風味で食が進むようです」(30代ママ)
炊き込みご飯を使ってドリア風を作ったママもいるようです。炊き込みご飯単品より、さらに味や素材のバランスがよくなるかもしれませんね。ママのなかには、ホワイトソースもたくさん作って冷凍ストックしておくとさっと作れるので便利だったという声もありました。
炊き込みご飯のおやき風
「普通の炊き込みご飯に飽きたときは、小麦粉や卵などを加えておやき風にして食べることがあります。手づかみ食べをしたがるようになった離乳食後期に手が汚れにくいと思いよく作りました。焼くときに少量のごま油で焼くと、風味がよくなりました」(30代ママ)
炊き込みご飯をお焼き風にアレンジすることもできそうです。炊き込みご飯の具だけでなく、干しエビやごま、青のりなどさまざまな具を追加してもよいかもしれませんね。
離乳食で炊き込みご飯を作るポイント
離乳食で炊き込みご飯を作るときは、どのようなことに意識するとよいでしょう。ママたちが炊き込みご飯を作るとき意識していたポイントを聞きました。
具の大きさを意識する
「具の大きさは離乳食の時期にあわせて工夫しました。離乳食後期や完了期には柔らかくなる具などはあえて少し大きめにして食感を楽しむこともあります」(30代ママ)
離乳食の進み具合にあわせて具の大きさを変えるようにするのもよいかもしれません。ママのなかには、噛んでも細かくなりずらいきのこ類は細かく、にんじんなどは食感が残るくらい大きめにしたという声もありました。
彩りやバランスよく具を用意する
「彩りや食材のバランスを考えながら具を選ぶよう意識しています。赤や黄色、緑など華やかな彩りのご飯は見た目にもおいしそうになるのか、子どももよく食べてくれるように感じました」(40代ママ)
食材の色味やバランスを工夫しながら具を選ぶことも炊き込みご飯を作るポイントかもしれません。ママのなかには、炊き込みご飯の色が単調になったときは、青のりやのりなどをあとからふりかけるようにしたという声もありました。
離乳食に炊き込みご飯を取り入れよう
離乳食中期や後期になると、食べられる食材が増えることもあり、炊き込みご飯を取り入れるママもいるようです。炊き込みご飯にすることで、離乳食のメニューに変化が出て子どもも喜んでくれたというママの声もありました。作るときは具の種類や硬さなどにも工夫しながら赤ちゃんが喜ぶ炊き込みご飯を作れるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年1月15日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。