こちらの記事も読まれています
離乳食のロールキャベツレシピ。時期別取り分け方法や作るときの工夫、アレンジレシピ
離乳食でロールキャベツを作りたいと考えているママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、離乳食のロールキャベツはいつからあげていたか、大人のロールキャベツから取り分けて作る離乳食時期別レシピや作るときの工夫、アレンジレシピを体験談を交えてご紹介します。
離乳食のロールキャベツはいつから?
離乳食のロールキャベツをいつからあげているのか気になるママもいるかもしれません。ママたちにロールキャベツをどの時期からあげていたか聞いてみました。
「離乳食後期の頃にロールキャベツを取り分けしてあげていました。あげるときはキャベツと具を子どもが食べやすい大きさにしていました」(10カ月の赤ちゃんのママ)
「離乳食完了期に入ったら子ども用に小さなロールキャベツを作っていました。偏食がある時期でしたが、子どもは喜んで食べて完食してくれました」(1歳児のママ)
ロールキャベツは離乳食後期頃からあげていたというママの声がありました。離乳食中期の頃に、ロールキャベツの種を鶏ひき肉にしてあげていたママもいるようです。ロールキャベツに使用するキャベツは離乳食初期のときから取り入れているママもいるようなので、茹でたキャベツを月齢にあわせて調理すれば、初期や中期からあげることができるかもしれません。
ロールキャベツを作るときの工夫
離乳食にあげるロールキャベツを作るとき、どのような工夫をしていたのでしょうか。ママたちの体験談をご紹介します。
種の中身
「ロールキャベツの種の中身は、離乳食後期の子どもにあわせて鶏ひき肉や豆腐を入れていました。豆腐を入れると種が柔らかくなって子どもも食べやすかったようです」(1歳児のママ)
種の中身は子どもが食べられる食材を使うとよいようです。お肉は離乳食時期によって食べられる種類が増えてくるようなので、子どもの月齢にあわせたお肉を使うとよいかもしれません。種のつなぎにお麩や片栗粉を入れていたというママの声もありました。
味つけ
「離乳食後期の子ども用のロールキャベツを煮込むとき、スープに少しだけ塩を入れました。あとは味つけはせず素材の味を出すようにしました」(11カ月の赤ちゃんのママ)
子どものロールキャベツを作るときは味つけを工夫しているママもいるようです。キャベツが柔らかくなるまでじっくり煮込むと、野菜の旨味が出てくるのかもしれません。子どもに野菜本来の味を食べてもらうために、薄い味付けにしているというママの声もありました。
取り分け
「種に味付けする前に子どもの分だけ取り分けてました。子ども用の種には少量の塩としょう油、大人用には塩、コショウとナツメグなどスパイスを入れました」(1歳児のママ)
味つけをする前に取り分けをすると、大人と子ども別々の味つけができるようです。ロールキャベツを煮込んだスープも子ども用を取り出した後、スープに味つけして大人用にしたというママの声もありました。
取り分けロールキャベツの離乳食時期別レシピ
大人用のロールキャベツ作るときに取り分けて離乳食にアレンジできれば、調理の時短にもなるようです。ここでは、離乳食時期別の取り分けロールキャベツレシピを、ママたちに聞いてみました。
初期
「キャベツとたまねぎを柔らかくなるまで茹でます。茹でたら離乳食分を取り分けて滑らかにすりつぶせばできあがりです」(6カ月の赤ちゃんのママ)
ロールキャベツの種に使う玉ねぎと、種を巻くキャベツを始めに茹でておくことで離乳食初期からあげられるようです。子どもには柔らかいキャベツの内葉を使うようにしていたというママの声もありました。
中期
「離乳食中期に作っていた鶏のひき肉と豆腐を使ったロールキャベツのレシピです。味つけする前に種を取り分けて小さな俵型にして、茹でたキャベツを細かく切って種の周りにまぶし、混ぜ込むように手でギュッと握ります。大人用のロールキャベツといっしょに煮込んでできあがりです。スープは子どもの分を取り分けてから大人用の味つけをしました」(9カ月の赤ちゃんのママ)
茹でたキャベツは細かく切ってから煮込むと食べやすいようです。離乳食中期頃から取り入れているママもいる鶏のひき肉や豆腐などを種に使えば、たんぱく質もいっしょにとれそうですね。
後期
「豚鶏ひき肉を味つけする前に子どもの分だけ別で取り分けて、少量の塩で薄く味つけをします。玉ねぎと豆腐、パン粉を入れて形を作ったら、茹でてあるキャベツを巻きます。野菜を茹でた汁と赤ちゃん用のコンソメを少し入れて煮込んだらできあがりです」(11カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食後期から塩や赤ちゃん用のコンソメなどで少し味付けをしていたというママの声がありました。子どもに手づかみ食べをしてほしいと考え、小さいロールキャベツを作ったというママもいるようです。
完了期
「練った豚ひき肉を味つけ前に子どもの分だけ取り分けて、子どもには少しの塩としょう油を入れます。茹でたキャベツを巻いて大人用といっしょの鍋で煮込みます。味つけはコンソメと塩を少量入れて薄味にし、大人用は盛り付けた後にケチャップをのせました」(1歳児のママ)
離乳食完了期になるとキャベツを巻いて大人用といっしょの鍋で煮込んでいたママもいるようです。ケチャップを離乳食に取り入れられる時期になったら、子どものロールキャベツの上にほんの少しのせていたというママの声もありました。
ロールキャベツのアレンジレシピ
離乳食のロールキャベツをアレンジしたいと考えるママもいるかもしれません。ママたちのアレンジレシピをご紹介します。
ロールキャベツのクリーム煮
「いつもコンソメ味のロールキャベツを作っていたのですが、ベビーフードのクリームソース味をかけたり、牛乳とコンソメで味つけしたりして味に変化をつけました。子どもはモリモリ食べてくれました」(1歳児のママ)
クリームソースを小麦粉と牛乳で作ったというママの声もありました。クリームのこってりとした味わいとロールキャベツがあいそうですね。
ロールキャベツのトマト煮
「子どもはトマトが好きなので、ロールキャベツもトマト煮してみようと思いました。普段はトマト缶を使い、トマトが旬の夏は生のトマトを潰しトマトソースにして煮込みました」(2歳児のママ)
子どもが好きなトマトを使ってロールキャベツを作ったママもいました。子どもの好きな野菜でソースを作ると子どももより食べる意欲が出てくるのかもしれません。
離乳食でロールキャベツを作ろう
月齢にあわせて調理することで、離乳食にロールキャベツを取り入れていたというママの声がありました。ロールキャベツを作るときは、味つけのタイミングをずらしたり、取り分けしたりして工夫することができるようです。
時期別のロールキャベツの取り分けレシピやアレンジレシピを取り入れて子どもが喜ぶロールキャベツを作ってあげられるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。