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お中元やお歳暮に届くハムの食べ方。そのままや子どもとおいしく食べる料理法
お中元やお歳暮の時期になると、なぜかよく贈られてくるハムですが、おいしい食べ方や料理法、また冷凍保存などの保存性について気になるママもいるかもしれません。今回は、そのまま食べるだけ以外のお中元ハムやお歳暮ハムのアレンジ料理や賞味期限、ハムやソーセージの種類などについて、ママたちの体験談を元に紹介します。
お中元やお歳暮のハムの種類と賞味期限
保存性のよい食材として知られるハム。お中元やお歳暮の贈り物に届く場合もあるかもしれません。お中元やお歳暮として贈られるハムは、ボンレスハムやロースハム、生ハムやショルダーハムなど数種類のハムを組み合わせて贈られる場合があるようです。保存性のよいハムですが、それぞれの特徴と賞味期限の目安についてご紹介します。
ボンレスハム
豚のもも肉を塊のまま香辛料などとともに塩漬けし、燻製、加熱したものをボンレスハムというようです。赤みの多いもも肉を使っているので肉感のある弾力が魅力なのだそうです。賞味期限は50日程度といわれています。
ロースハム
豚のロース肉を塊のまま香辛料などとともに塩漬けし、燻製、加熱したものをロースハムというようです。肉のきめが細かく適度な脂肪があるロースハムは、肉質も柔らかいので、スーパーなどで売られているように薄切りにして食べてもおいしいようです。賞味期限は1カ月程度といわれています。
生ハム
豚肉を塩漬けにし、そのまま乾燥、熟成させ、低温で燻製したハムを生ハムというようです。ボンレスハムやロースハムとの違いは、加熱していないことにあるとされています。使用する部位はさまざまで、部位ごとに呼び名も違うようです。加熱されていないので賞味期限が短いのではと思うママもいるかもしれませんが、商品によって保存性が異なり、2カ月から6カ月程度だといわれています。
ショルダーハム
ショルダーハムは、豚の肩肉を香辛料などとともに塩漬けし、燻製、加熱したものをいうようです。肉感があり味も濃いことが特徴のようです。賞味期限は25日程度といわれています。
その他にも、最近は鶏を使った鶏ハムやソーセージもセットになっていることもあります。それぞれのハムの特徴や保存性を知り、よりおいしく食べられるとよいですね。ここでご紹介した賞味期限は目安なので、届いたハムの賞味期限は確認するようにしましょう。
お中元やお歳暮のハムをそのまま使った食べ方
ママたちはお中元やお歳暮でハムをもらったとき、調理せずそのまま食べることもあるようです。ママたちにハムの食べ方を聞いてみました。
切ってそのまま食べる
「お中元でハム届いたとき、なぜか子どもたちはそのまま食べたがるので、最初は薄切りにしてそのまま食卓へ出しています」(30代ママ)
「お中元でいただいたハムは、おつまみとして食べることが多いです。食べやすく切ってお皿に盛り付けるだけでも、おいしくて食べ応えのあるおつまみになります」(30代ママ)
お中元にハムが届くと、まずはそのまま切って食べるのもよさそうです。ロースハムは薄切りに、ボンレスハムは少し厚めに切るなど、切り方の工夫をしているママもいました。
焼いてそのまま食べる
「お中元にハムが届くと、厚めに切ってそのまま食べるようにしています。厚切りハムは食べる機会が少ないので、ぜいたくな気分が味わえます」(30代ママ)
「夕食にホットプレートを使ってソーセージや野菜を鉄板焼きのようにすることがあるのですが、お歳暮でハムが届いたら、切ってそのまま焼いて食べます」(30代ママ)
厚めに切って焼き目をつける程度にだけ焼き、そのまま食べるというママもいました。味付けなどをせず焼くだけでおいしいですし、厚めに切ればステーキのようでぜいたくな気分も楽しめそうです。
お中元やお歳暮ハムのアレンジレシピ
お中元やお歳暮ハムは2、3種類組み合わさって届くこともあるので、そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理法でアレンジして食べられます。ママたちにアレンジした料理法について聞いてみました。
パスタに入れる
「生ハムはそのまま食べると子どもたちには塩辛く感じるようで、パスタの具として使うこともあります。ハムは万能な食材だと思います」(30代ママ)
「お休みの日のお昼ご飯は手軽に作りたいので、細かく切って保存しておいたお中元ハムを使ってパスタランチを作ることもあります」(30代ママ)
お中元やお歳暮ハムの料理法として、パスタの具として使うママもいるようです。パスタの具としてなら、どのような種類のハムが届いても活用することができそうですね。
マリネに入れる
「にんじん、玉ねぎ、キャベツのマリネの中にハムを入れてみるとおいしかったです。夏の常備菜として活用しています」(30代ママ)
野菜だけのマリネもおいしいですが、ハムを入れることでコクが出るようです。ハムといっしょに野菜をマリネすると、普段野菜を食べない子どももなぜかモリモリ食べてくれるというママの声もありました。
ハムカツにする
「お店で食べた厚切りのハムカツがおいしくて、お歳暮ハムで作ってみました。食べ応えがありハムもジューシーになるので、厚切りハムカツは我が家の大人気メニューとなっています」(30代ママ)
ハムに少し手を加えて、ハムカツにしてみてはいかがでしょうか。厚切りハムを使えば、食べ応えのあるメインのおかずになりそうです。
サラダに入れる
「ポテトサラダやマカロニサラダに、細かく切ったハムを入れています」(30代ママ)
「春雨やキュウリで中華サラダをよく作りますが、そのときお歳暮ハムがあるとぜいたくに使えるので嬉しいですね。どの種類のハムを使ってもおいしく作れます」(20代ママ)
ポテトサラダやマカロニサラダ、中華サラダなどに、ハムを必ず入れるというママもいるかもしれません。お中元やお歳暮のハムを使えば、ハムの肉感が感じられ存在感が際立つサラダに仕上がりそうですね。
スープに入れる
「お中元やお歳暮ハムは、コンソメスープやトマトスープに入れるとおいしいです。スープは残っていた食材も使いきれるので、よく作ります」(30代ママ)
余ったハムやソーセージは、コンソメスープに入れるというママの声も多いようです。
炒飯に入れる
「お中元やお歳暮でもらうハムはそのまま食べてもおいしいので、最初はそのまま食べますが、残った分は炒飯に入れています。炒飯にすると子どももよく食べるのでおすすめです」(20代ママ)
「子どもたちが炒飯が好きなので、よくハムやソーセージを入れて作ります。お中元をもらったあとの夏休みのお昼ごはんは、炒飯とコンソメスープが定番です」(30代ママ)
スープと同様に、炒飯も余っていた食材を使いやすいですよね。普段の炒飯よりも、お中元やお歳暮のハムを入れることで、おいしくなるという声もありました。
サンドイッチに入れる
「サンドイッチにするのがおすすめです。お中元やお歳暮ハムは、薄く切ろうと思っても、普段食べているハムよりは厚くなってしまうので、贅沢なサンドイッチができます。」(20代ママ)
サンドイッチにすると、朝ごはんや昼ごはんにぴったりですよね。サンドイッチに飽きてきたら、ホットサンドにするというママもいるようです。
お中元やお歳暮ハムの保存方法
保存性のよいハムですが、お中元やお歳暮ハムがたくさん届くと、食べきれないこともありますよね。ママたちにハムの保存方法をどうしているか聞いてみました。
冷蔵保存
「食べやすいようハムを一度に切り、ジッパー付き保存袋に入れたり、プラスチック製のふた付き密閉容器に小分けに入れ、使いやすくしています」(30代ママ)
「お中元で届いたブロックのハムは、使うたびその都度切っています。残ったものは食品用ラップでしっかり包み、早めに使い切るようにしています」(30代ママ)
お歳暮のハムを冷蔵保存する場合は、使う都度ブロックから切り分ける方法と、事前に切り分けたものを小分けにする方法があるようです。包装を開けてしまったハムは、なるべく早く使いきるほうがよいようです。
冷凍保存
「冷凍保存する場合は、小分けに切って食品用ラップフィルムに包むようにしています。料理に使うときは、冷蔵庫に移し自然解凍させたり、スープや炒め物などで加熱して使うようにしています」(30代ママ)
お中元やお歳暮のハムは大きいので、食べきれないということもあるようです。冷凍保存をすると冷蔵よりも長く保存することができるので、小分けにするなど冷凍方法を工夫をすれば、毎日の料理に取り入れやすくなるかもしれませんね。
なぜお中元やお歳暮でハムを送るのか
そもそもなぜお中元やお歳暮にハムを送るようになったのでしょうか。それは、ハムはもともと高級品として考えられていて、お世話になった方へ感謝の気持ちを伝える贈り物に適しているとされているからです。明治時代に、実業家が明治天皇にハムを献上したことが広まり、ハムは天皇に献上されるほどの高級品という認識が広まるようになったようです。
また、ハムは保存性が高いこと、切ればすぐに食べられる便利な食材であること、ハムを嫌いな人はあまりいないことから、お中元やお歳暮の品物として定着していきました。
お中元やお歳暮のハムの食べ方を工夫してみよう
お中元やお歳暮としてなぜかよく贈られるハムですが、そのまま食べたり、さまざまな料理法でレンジして使うことができそうです。保存性のよいハムですが、種類によって賞味期限の目安がそれぞれ違うようなので、冷凍保存など工夫しながら最後までおいしく食べられるとよいですね。お中元やお歳暮にハムが届いたときには、さまざまなハムの食べ方を楽しんでみてはいかがでしょうか。