離乳食中期のパプリカはどう調理した?レシピなどママたちの体験談を紹介

離乳食中期のパプリカはどう調理した?レシピなどママたちの体験談を紹介

2018.02.09

離乳食中期にパプリカを離乳食で使おうとしたとき、形状や進め方の目安、子どもが食べやすい工夫などに悩むママもいるのではないでしょうか。厚生労働省の資料を参考にしながら、ママたちがどのような離乳食レシピを作ったのか、アレンジ方法などママたちの体験談を紹介します。

離乳食中期の進め方

離乳食中期になると、食事の回数も1日2回に進み、少しずつ子どもが離乳食に慣れ初めてくる頃でしょう。ただ、食材の硬さや、使う食材の種類を増やすなど離乳食を進めようとしたときに、子どもは初期に食べていた離乳食との違いに戸惑って食べなくなることもあり、ママたちはどのように離乳食を作ればよいのか考えてしまうこともあるようです。

基本的な離乳食中期の進め方について、厚生労働省の資料を参考に紹介していきます。


離乳食中期はいつから?

厚生労働省の資料によると、生後7カ月から8カ月頃が離乳食中期とされています。離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくとよいでしょう。

調理形態は舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)がよいようです。


離乳食の量の目安

離乳食後期の1回あたりの食事量の目安は以下の量と言われています。

穀類:全がゆ50g~80g
野菜・果物:20g~30g
魚:10g~15g
肉:10g~15g
豆腐:30g~40g
卵:卵黄1個~全卵1/3個
乳製品:50g~70g

子どもの離乳食で困ったこと、わからないこと

離乳食で困ったこと

パプリカの離乳食
iStock.com/imacoconut

厚生労働省が出している資料の中には離乳食で困ったこととして、次のような内容が挙げられています。

食べる量が少ない / 20.6%

食べるのをいやがる / 13.1%

食べる量が多い / 7.1%

作り方がわからない / 6.6%

相談する人がいない(場所がない) / 1.5%

(回答数:2722)

食べる量が少ないと困っている方が一番多く、食べるのをいやがることに悩んでいる方が多いようです。ママの中には、中期に入りペーストから舌でつぶせる硬さにまだ慣れず口から出してしまったり、食べるのをいやがったりする子どもにどのように離乳食の作ればいいのか困ってしまうという声もありました。


離乳食でわからないこと

困ったことの次に、離乳食のことでわからないことについても厚生労働省が出している資料より紹介します。


食べる適量がわからない / 46.4%

食べさせてよいものがわからない / 15.6%

離乳の進め方がわからない / 14.9%

離乳食の作り方がわからない / 9.0%


(回答数:5223)

食べる適量がわからないと困っている方が一番多く、次に食べさせてよいものがわからないと悩んでいる方が多いようです。厚生労働省からも食べる量の目安が示されていますが、子どもが食べる量はなかなかその通りにはいかないようです。どんな離乳食レシピを作れば子どもが食べやすく、離乳も進めていけるのか考えてしまうママもいるかもしれません。

パプリカは、自然な甘味があり、色も赤、黄色、オレンジなど見た目に華やかなことから、離乳食に取り入れやすい食材と言えそうです。離乳食中期、ママたちはどのようにパプリカを使って離乳食を作っていたのでしょう。

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離乳食の中期のパプリカのアレンジレシピ

離乳食中期の頃に、ママたちがパプリカを使ったレシピでしていた工夫やアレンジ方法をを3つ紹介します。


野菜のミネストローネ風

「中期に入ったばかりの頃、子どもにパプリカを食べさせると口から出してしまいました。下処理のときにちゃんとワタが取りきれていなかったのか、苦いと感じたようで、それからは下処理をしっかりしても食べてくれなくなり、どうしたら食べてくれるか悩んでいました。

そこで、子どもの好きなミネストローネにパプリカを入れたら食べてくれるのではないかと思い作ってみました。湯剥きしたパプリカはワタや種を丁寧に取り、湯剥きして種を取り除いたトマトと、玉ねぎ、にんじんをいっしょにみじん切りにして、やわらかくなるまで煮込み完成です。

子どもが好きなミネストローネに入っていたので、パプリカも気にならならなかったのか、いやがることなくおいしそうに食べてくれました」(30代ママ)


パプリカのヨーグルト和え

「離乳食中期になり、離乳食を進めて少しずつ噛む練習をしてほしいと思っていたのですが、子どもはペースト状のものを食べることに慣れてしまい、食材を丸飲みしてしまうので、どうやったら噛んでくれるのか考えていました。

そこで、噛み応えのある食材を使ったレシピなら、飲み込まずに食べてくれるのではないかと思い、パプリカのヨーグルト和えを作ってみることにしました。パプリカはワタや種を取り除き、湯剥きしてから細かく刻み、それを耐熱容器に入れて水を垂らし、電子レンジで加熱してやわらかくなったら、最後に無糖のプレーンヨーグルトと和えてできあがりです。

子どもの口に入れてあげると、パプリカの食感が気になったようで丸飲みはせず、モグモグと食感を楽しみながら食べていました」(30代ママ)


野菜入りそうめん

「中期に入ってから、離乳食を進めようと思い、それまですりつぶしてあげていたそうめんを短く切ってあげてみました。最初は口を開けてくれたのですが、固形のものに違和感を感じたのか2口目からそうめんを食べようとしてくれず、離乳食を進めたいのにどのように作ったらよいのか悩んでいました。

そこで、もう少し食感をやわらかくすれば食べてくれるのではないかと硬さを変えてみることにしました。そうめんをだしで煮て、そこへすりおろした玉ねぎ、ペーストにしたパプリカを入れてやわらかくなるまで煮込みます。

そうめんを短く切ってから子どもに出すと、パプリカの赤色に興味をもってくれたようで、口を開けてくれ、口に運んであげると、やわらかくなり食べやすかったのか嫌がることなく食べてくれました」(40代ママ)

離乳食中期にパプリカを取り入れてみよう

離乳食
Anastassiya Bezhekeneva/Shutterstock.com

離乳食中期になると、初期のペースト状の食事から、少しずつ歯ごたえのある食事へと離乳食を進めていきたいと考えるママもいるでしょう。パプリカは皮を湯剥きし、ワタなど丁寧に取ればクセもなく、離乳食に取り入れやすい食材のようです。

レシピに色鮮やかなパプリカを使うことで、子どもが食事を楽しみ、離乳食を食べやすくなるとよいですね。

出典:Ⅱ離乳編/厚生労働省

※記事内で使用している参照内容は、2018年2月9日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2018.02.09

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