離乳食はいつから?オレンジの離乳食時期別の進め方とアイディア

離乳食はいつから?オレンジの離乳食時期別の進め方とアイディア

2017.12.13

離乳食のオレンジはいつから始めればよいのか、離乳食初期・中期・後期・完了期別に解説していきます。

離乳食を始めるときに食材別のスタート時期や形状・硬さ、さらに進め方の目安などどう進めていくのか悩むママもいるのではないでしょうか。厚生労働省や自治体の資料を参考にしながら、ママたちによる、いつから離乳食に取り入れたのか、メニュー例や保存方法などの体験談について紹介します。今回はオレンジです。

オレンジを離乳食で始める前に

果物を離乳食に取り入れるときは、お粥から始め、慣れてきたら野菜、果物と順に進めていくとよいようです。

厚生労働省の資料によると、オレンジと近しい柑橘類のみかんは、完了期には83.1%のママが取り入れているようです。

オレンジはいつから食べさせてよい?

離乳食の開始時期の目安としては、

・授乳の間隔があき、タイミングも一定になってきた
・食物に興味を持つようになってきた
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる

などがあげられるようです。

進め方の目安

離乳食初期(5~6カ月)

食事のタイミングは、体調やご機嫌が良いなど子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めましょう。


離乳食中期(7~8カ月)

離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくようになるでしょう。


離乳食後期(9~11カ月)

生後9カ月頃から、授乳やミルクがメインではなくなる子が増えてくるかもしれません。1日3回食に進めていくなど、大人と同じ食生活が始まる時期といえるでしょう。


離乳食完了期(12~18カ月)

1日3回の食事のリズムを大切にすることが、生活リズムを整えるきっかけの一つと言えそうです。

出典:Ⅱ離乳編/厚生労働省
オレンジ
iStock.com/Floortje

目安の量

調理用計量スプーンの大さじは15ml、小さじは5mlです。1mlを約1gとして考えれば、量の目安にできそうです。


離乳食初期(5~6カ月)

調理形態の目安は、なめらかにすりつぶした状態
子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始める


離乳食中期(7~8カ月)

調理形態の目安は、舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)
1回当たりの目安量は20~30g


離乳食後期(9~11カ月)

調理形態の目安は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)
1回当たりの目安量は30~40g


離乳食完了期(12~18カ月)

調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子や茹で卵の白身くらい)
1回当たりの目安量は40~50g

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オレンジを使った離乳食のメニュー例

ヨーグルトのオレンジソースがけ

「離乳食初期の6カ月の頃に作ったメニューです。薄皮を剥いたオレンジをこして、電子レンジで温めたものをヨーグルトにかけてあげました。オレンジの甘さで食べやすかったようで、おやつに出すととても喜んでいました」(30代ママ)

初期や中期の頃は、ヨーグルトに和えたり、そのまま食べさせたというママが多いようです。


オレンジとさつまいもの茶巾絞り風

「離乳食後期の11カ月の頃に作ったメニューです。蒸かして潰したさつまいもにオレンジ果汁と少量のバターを加え、電子レンジで軽く加熱します。粗熱が取れたらラップを使って茶巾絞り風に丸めます。さつまいもと合わせると、酸味のあるオレンジが食べやすくなったようです」(40代ママ)

オレンジの酸味が食べにくいと感じることがあるようですが、工夫をして離乳食に取り入れているママもいるようでした。

オレンジヨーグルト
Jiraporn Fakchaiyaphum/Shutterstock.com

保存方法

初期・中期

「オレンジは薄皮も取り除いて与えるので、子どもが寝ている時間などに皮や筋を丁寧に取り除き、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存していました」(20代ママ)

初期・中期の頃は使う量も少ないので、家族が食べるときに少しだけ子どもに分け与え、保存はしなかったというママもいました。


後期・完了期

「オレンジを使って調理した茶巾絞りや寒天は、冷蔵保存しました。翌日には食べきるようにしています」(30代ママ)

食事やおやつのタイミングで子どもを待たせることなく、すぐに食べられる状態に調理したものを冷蔵保存しているママもいるようでした。

気をつけていた点

下ごしらえ

「離乳食でオレンジを用意するときは、薄皮や筋が残らないように気をつけるだけでなく、子どもが食べやすいように小さくしていました」(20代ママ)

オレンジの薄皮を噛んだり飲み込んだりするのがまだ難しいので、丁寧に皮や筋を取り除き、子どもが食べやすい大きさにしているママが多いようです。


与えるとき

「オレンジの果汁が服につくと染みが残りやすいので、袖付きの食事用エプロンを使っています。汚れを気にしながら与えることもなくなり、自由につかみ食べさせています」(30代ママ)

エプロンをつけたり、新聞紙を敷くなど、食事の後始末をしやすいように工夫をしているママもいるようでした。

オレンジを離乳食に取り入れてみよう

離乳食
TierneyMJ/Shutterstock.com

オレンジは離乳食初期・中期・後期・完了期段階に分けてママたちが与えているようですね。季節を問わず手に入りやすく、下ごしらえや冷凍保存もしやすいようなので、組み合わせる食材や調理方法など工夫をして食事に取り入れていけるとよさそうですね。家族といっしょに分けて食べることで、食事の楽しさを伝えてあげるのもよいかもしれません。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

※記事内で使用している参照に関する内容は、2017年12月22日時点の情報となります。



2017.12.13

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