こちらの記事も読まれています
幼稚園のお弁当のデザートとしておすすめのフルーツは?人気のみかんやりんごなど、入れ方の工夫
おかずと一緒にお弁当に入れる際の注意点など
子どもの幼稚園のお弁当に入れるデザートといえば、りんごやみかん、イチゴやキウイなどのフルーツ類が定番ですね。フルーツの切り方やお弁当箱への入れ方など、ほかのママたちはどんな工夫をしているのでしょうか。おかずと一緒にお弁当に詰める際の注意点や、おすすめのフルーツ、バナナの皮に絵を描く方法、かわいいフルーツカップなど容器もご紹介します。
幼稚園のお弁当にデザートとして入れる子どもたちお気に入りのフルーツ6選
子どもが幼稚園などにお弁当を持っていく場合、デザートとして適したフルーツには、どのようなものが人気があるのでしょう。子どもたちのお気に入りフルーツをママたちに聞いてみました。
みかん・グレープフルーツ
みかんやグレープフルーツなどの柑橘系のフルーツは、さっぱりとしているので食後に食べやすいデザートですよね。
みかんは、皮をむいて一口サイズにばらしてからお弁当箱に入れてあげたり、年長さんなど大きい子のママは、皮付きのままお弁当箱とは別の容器に持たせたりする場合もあるようです。
グレープフルーツは、皮がむきづらく大きいので、外側も内側もすべて皮をむいて、ある程度ほぐしてお弁当箱やケースに入れる工夫が必要でしょう。皮をむいて小分けにしたグレープフルーツを冷凍して保冷剤と一緒に持たせると、少し溶けてシャーベットのような食感になるのがお気に入りという子もいるようです。
りんご
みずみずしいりんごは、子どもたちのお気に入り。デザートに持たせるフルーツとして定番なのではないでしょうか。
りんごは、皮をむいて一口サイズに切ったり、皮を少しだけ残して、ウサギのような形に切ってあげると、子どもが喜んで食べるようです。冬が旬のりんごですが、一年中売っているので、迷ったときにはりんごを入れるという声もありました。
イチゴ
フルーツのなかでも小さめのイチゴは、皮や種がなく、持たせるのに手間がかからないので人気のフルーツのようです。小さいお子さんでも食べやすいし、お気に入りの子が多いでしょう。大きめのイチゴを入れる際には、食べやすく小さめにカットして持たせても良いかもしれません。
バナナ
食べ応えのあって人気のバナナですが、丸ごと一本持たせるよりも、半分に切って持たせているママが多いようでした。まだ皮がむけないお子さんには、皮をむいて持たせたり、皮に切り込みを入れてむきやすくするなどの工夫が必要ですね。バナナ専用のケースもおすすめという声もありました。
ぶどう
甘くてジューシーなぶどうも子どもに人気のようです。小さめのぶどうは口に運びやすく、子どもも食べやすいでしょう。幼稚園に持たせる際には、種無しのぶどうを入れたり、皮や種を取り除く工夫をしているママもいました。
また、小粒タイプのぶどうであれば、カットして房ごとお弁当箱や容器に入れられるので、手間がかからないかもしれません。冷凍したぶどうをケースに入れて、保冷剤代わりに持たせるという声もありました。
キウイ
やわらかくて食べやすいキウイは、子ども向けのフルーツの一つといえるでしょう。皮付きのままで食べる方法は、まだ子どもには難しいので、ほとんどのママが皮をむいて一口サイズで持たせているようでした。少し水分が出てきてしまうので、お弁当箱よりは、別の容器に入れたほうがよさそうです。
お弁当のデザートとしてフルーツを上手に傷ませず入れる方法
お弁当にフルーツを一緒に入れると、果汁が出ておかずと味が混ざってしまったり、夏場などにはお昼までにフルーツが傷んでしまったりする心配もあるでしょう。
そのような失敗なく、フルーツが子どものお気に入りデザートになる詰め方のポイントをご紹介します。
清潔を保つ
まず、お弁当を作る際のママの手や調理器具、お弁当箱、ケースなどはすべて清潔に保ちましょう。肉や魚を切った後の包丁やまないたで、フルーツを切るのは避けてください。フルーツに雑菌がついてしまって傷むリスクがあります。
フルーツとおかずはお弁当箱を分けて詰める
お弁当箱の中でフルーツとおかずが触れてしまうと、おいしさ的にも衛生的にも好ましくありません。できればフルーツは、おかずとごはんの入ったお弁当箱とは別の容器に入れて持たせてあげましょう。
もし別の容器に分けるのが難しい場合は、お弁当箱の中を紙カップやシリコンカップなどの「おかずカップ」で仕切って、フルーツがおかずやごはんに触れないようにしてください。
保冷剤など保冷グッズを活用する
フルーツやデザートはもちろん、お弁当自体が傷むのを防ぐために、保冷グッズを活用するのもいいでしょう。お弁当箱やフルーツを入れたケースには保冷剤を載せて包む、保冷バッグに入れて持たせるなどの方法です。
また、お弁当箱の他にも保温・保冷ができるランチジャーやスープジャーも人気です。フルーツを入れるのはもちろん、ほかのデザートを入れるのにも使えますし、冬場のお弁当ではおかずをあたたかく保つこともできますので、使ってみてください。
フルーツを冷凍する
フルーツを冷凍してお弁当箱につめるのもおすすめの手です。冷凍フルーツ自体がお弁当の保冷剤代わりになりますし、食べるころには少し自然解凍されて、シャリシャリしたシャーベットのような食感のデザートとしても楽しめます。
子どものお気に入りのフルーツを冷凍して、デザートとして持たせてあげるといいでしょう。冷凍する際には、先に皮をむいたりカットしたりして、そのままお弁当に詰められる形にしておきましょう。
ただ、水分量の多いフルーツは、あまり冷凍に向きません。解凍されると水分が抜けて、味や触感が損なわれる恐れがあります。冷凍に向いているフルーツ、向かないフルーツを以下にまとめましたので、参考にしてください。
冷凍に向いているのは、オレンジ、メロン、パイナップル、グレープフルール、ぶどう、キウイなど。冷凍に向いていないのは、スイカ、なし、りんごなどがあげられるようですね。子どものお気に入りのフルーツをうまく使い分けて、冷凍に向いているフルーツは、保冷剤代わりにできるとよいですね。
お弁当のデザートとしてフルーツを持たせる際の工夫
年齢に合わせた工夫
小さい頃はお気に入りのフルーツでも皮や種があると上手に食べられないこともあるので、あらかじめ取り除いてあげるか、むきやすいように切れ目を入れるなどの工夫をするとよいでしょう。大きくなってきたら、自分でやりたい気持ちも出てくるので、そのままの状態でも持たせられるようになりますよ。
フルーツが苦手な子への工夫
フルーツが苦手な子は、酸味や食感が苦手なことがあるでしょう。酸味の強いフルーツの場合はオリゴ糖やコンデンスミルクをかけたり、食感を柔らかくするために煮込んでみたりしてもよいかもしれません。家族で人気のデザートになることもあるでしょう。
特別な日のお弁当には、フルーツも特別なものを
誕生日やイベントなど、いつもと少し違う特別な日のお弁当には、子どものお気に入りのおかずに添えて、特別なデザートを用意してみるのはいかがでしょう。
ちょっと変わった柄バナナ
皮が茶色くなる前のバナナに、縫い針を刺して絵を描いていきます。刺したところは茶色く色が変わっていくので、お気に入りの絵が皮に浮き上がり、いつものバナナとは一味も二味も違う、世界に一つのバナナの出来上がりです。ママが子どものお切り入りの絵を描くのもいいですが、子どもと一緒に作ってみるのもよいですね。
かわいいフルーツカップ
おかずを入れるカップに、いろいろなフルーツを詰めるだけのフルーツカップ。フルーツは集まっているだけで、カラフルでかわいい雰囲気になりますよね。ひと工夫して、キウイやバナナなどを星形にくり抜くと特別感がぐっと上がるのでおすすめです。
りんごの飾り切り
りんごの皮をむく際に、包丁を使って皮を残したり、むいたりしながら模様を作る方法です。簡単なものから、手の込んだ難しい模様まで、いろいろな切り方があるようです。慣れてきたら、お子さんのお気に入りの動物や人気のキャラクターに挑戦すると大喜びするかもしれませんね。
子どもが喜ぶお弁当にフルーツを
ママたちは子どもがお弁当の時間にも喜んでフルーツを食べてくれるようにと願いを込めて、さまざまな工夫をしているようですね。
幼稚園のお弁当といっしょに、デザートとしてみかんやりんごなどお気に入りのフルーツがあるだけで、彩りが豊かになり、子どもにとっても昼食が毎回楽しみになるかもしれません。この機会に、フルーツの入れ方や切り方、容器のを工夫して、より子どもが喜ぶお弁当作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。