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子ども用の棚で整理整頓の習慣を。キッズ専用の棚の種類など
子どものおもちゃや本など、少しずつ増えていくので整理が大変だと感じるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、絵本棚、キッズチェストなど、子ども用の棚の種類もさまざまな、子ども用の棚の種類や用途について詳しく紹介していきます。
子ども用の棚で整理整頓を
子ども用の棚は、大人が子どもの物を整理するためだけではなく、子どもが自分で出し入れし、整理整頓の習慣をつけることを目的として棚選びをするといいかもしれませんね。散らかしがちなおもちゃや絵本も、自分専用の棚があることで子どもに片づける意欲が芽生えたらうれしいですよね。
子ども用の棚の種類と体験談
子ども用の棚の種類は、大きく3つに分類することができます。それぞれの特徴や実際に使ってみてよかった点を、体験談を交えて紹介します。
おもちゃ棚
おもちゃ棚は、たくさんのおもちゃをまとめて収納できるように設計された棚です。
「いくつもの箱が並べられたタイプの棚は、種類ごとに分けて収納できます。箱の大きさも大中小のサイズがあるので、おもちゃの大きさによってすっきり分けることができ、重宝しています」(3歳児女の子のママ)
「箱が斜めになっていて片づけた状態でも中身が見えるタイプのキッズ用おもちゃ棚を使っています。中身が見えるので、いちいち取り出さなくても使いたいおもちゃが確認できるので、子どもも使いやすいようです」(5歳児男の子のママ)
キッズ用絵本棚
絵本棚は絵本の収納に特化した棚です。絵本がたくさんある家庭や、子どもに絵本への興味を持たせたいと考えている場合に適しています。
「絵本の表紙が見えるように収納できるキッズ用絵本棚を使用しています。表紙の絵が見えるためか絵本への興味が出てきたようです。いろんな本に興味を持つように定期的に本を入れ替え、表紙が見えるように工夫しています」(3歳児女の子のママ)
「絵本棚の下側がおもちゃの収納になっている棚は、絵本もおもちゃも、一箇所にまとめて片づけられるところが気に入っています。大きくなったら、おもちゃ以外のものも本といっしょに収納できるので、ずっと使い続けられそうです」(2歳児男の子のママ)
システムチェスト
システムチェストは、棚に机や収納ボックスなどがついた多機能な棚です。
「おもちゃが増えてきた3歳頃に購入しました。机がついているタイプなのでお絵かきや工作のときに使っていましたが、6歳の今ではひらがなの練習など勉強をするときに使っています。長く使えるのがいいですね」(6歳児男の子のママ)
「ハンガーラックがついているシステムチェストを使っています。おもちゃだけではなく、上着なども収納できるので、“自分の場所”として認識しているようです。自分のものはここにしまう癖がつきました」(3歳児女の子のママ)
子ども用の棚を選ぶポイント
子ども用の棚を選ぶ際は、どのようなポイントを確認したらいいのでしょうか。
大きさと高さ
子どもが見やすく使いやすいものを選ぶことで、子ども自身で取り出し、片づけるといった作業がしやすくなります。子どもに整理整頓の習慣をつけさせるためには、子どもの目線に合った高さや大きさのものを選ぶといいでしょう。
素材
子どもが成長しても使えるものを考えているのなら、飽きのこないデザインでしっかりした素材のものを選びましょう。今の年齢に合うもので、小さいうちだけと考えている人は簡易的な作りのもので十分だと思います。その場合は値段で決めてもいいかもしれません。購入の前にはいつまで使うのか、どのように使うのかをしっかり把握する必要があるでしょう。
置き場所
子ども用の棚そのものをいくら気に入ったとしても、家の雰囲気に合わないものを選んでしまってはせっかくの棚がインテリアに馴染まないかもしれません。家のどこに置くのかを決めて、その部屋に合うテイストの棚を選ぶようにすると失敗も少ないでしょう。
年齢別子ども用の棚の使い方
体の大きさや、できることの違いによって棚の使い方も変わってきます。
1歳から2歳
自分で出す、自分で片づけるという習慣をつける第一段階として、おもちゃを収納する高さに気を配りましょう。1歳から2歳の小さい子どもは、できるだけ低い位置に収納がある方が自分で出し入れがしやすいです。片づける際には、「ここが車のおうちだね」などと声掛けをして、何をどこに収納するのかを覚えさせるといいでしょう。
3歳から4歳
3歳から4歳くらいになると、どのおもちゃがどこに収納してあるかを覚えられる子も出てきます。そのため、お気に入りのおもちゃやよく使うおもちゃを子どもの出しやすい位置に収納する工夫をしておくと、親の手を借りずに自分だけで出し入れできるでしょう。
5歳以上
5歳以上になると、自分で整頓することを覚えていく時期になります。自分のものは自分で整頓する習慣をつけるために、子ども用の棚は自分で整頓させるようにしてみてはいかがでしょうか。自分だけで整頓するのが苦手な子には、中身の写真やおもちゃの名前を書いたシールを収納する場所に貼るといった工夫をすると、分かりやすいかもしれません。
子ども用の棚で整理整頓の習慣を
子どもにとって自分だけの棚があることは、整理整頓の習慣をつけるきっかけにもなるかもしれません。たくさんある子どものおもちゃを一箇所にまとめてすっきり収納ができるのも、子ども用の棚のメリットなのではないでしょうか。キッズチェストや絵本棚など子ども用の棚の中から、年齢や用途に合わせて子どもに合った棚を選びましょう。