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ゴムの溝や乾燥フィルターの汚れも重曹できれいに。ドラム式洗濯機の掃除方法
ドラム式洗濯機はどのように掃除すればよいのかわからないというママもいるのではないでしょうか。しかし洗濯機を掃除せず放置しておくと、ドアパッキンのゴムの溝や乾燥フィルター部分に汚れが溜まり、異臭やカビの原因になるともいわれています。今回は重曹をはじめ便利な掃除道具を使ったドラム式洗濯機の掃除方法についてご紹介します。
ドラム式洗濯機の掃除の方法、仕方
子どもの服や下着など肌に触れるものを洗うドラム式洗濯機を、きれいな状態を保っておきたいと考えるママもいるのではないでしょうか。ドラム式洗濯機の掃除をする頻度は一般的に1カ月に1回程度が目安だというママの声もありましたが、カビが繁殖しやすい梅雨の時期は1カ月に2~3回掃除するとよいかもしれません。
ドラム式洗濯機の手順
ドラム式洗濯機を掃除する際の手順をご紹介します。
ドラム式洗濯機にお湯を入れる
洗濯槽に何も入っていないことを確認して、40~50度くらいのお湯を入れます。洗濯機のドアを開けてもお湯がこぼれないくらいを目安としましょう。
洗剤を投入し洗濯機を回す
洗濯槽クリーナーを入れ、洗濯機の「洗い」ボタンを押し、通常通り洗濯機を運転させます。適当なタイミングで一時停止させ、5時間程度放置しましょう。放置することで洗濯槽に付着している汚れが水面に浮き出てくるようです。
洗濯槽クリーナーで汚れが落ちないときは、重曹や酸素系漂白剤などを試してみましょう。重曹を使用する場合は洗濯機を回した後、一晩くらい放置しておくとより効果があるようです。
「すすぎ」と「脱水」を行う
一度洗濯機のドアを開け、水面に浮いているゴミを取り除きます。ドアを閉め、洗濯機の運転を再開し「すすぎ」と「脱水」を行いましょう。脱水を終え、洗濯槽にまだ汚れが付着している場合はきれいになるまで、一連の作業を繰り返します。
乾燥フィルターを掃除する
乾燥フィルターを外して開き、溜まっているほこりやゴミを取り除きます。濡れ雑巾やウェットティッシュなどでフィルターを拭きましょう。
汚れが落ちにくい場合、強くこすりすぎるとフィルターが破れてしまうことがあるため、その際は重曹を入れたぬるま湯で洗うことで、汚れが浮き出てきてきれいになるようです。完全に乾かしてから乾燥フィルターを取りつけます。
ドアパッキン
ドアパッキンについているゴムの掃除は、雑巾やウェットティッシュなどで簡単に汚れを落とすことができるようです。ところがゴムをめくった溝の部分はカビが生えていたり、汚れが大量についていたりすることが多く、掃除するのも困難かもしれません。
カビ取り専用の洗剤を汚れている部分に吹きかけ、数分放置します。ゴム手袋を装着し、手で汚れを掻き出し、雑巾で拭き取りましょう。それでも落ちない場合は使用済みの歯ブラシや布に重曹をつけて、汚れている部分をこするとよいようです。
排水ホース
排水ホースにも汚れが溜まりやすく、放置しておくとホースの中が詰まってしまい、ドラム式洗濯機の故障の原因になるかもしれません。掃除方法の手順として、排水ホースを外しバケツの中に入れます。ブラシやスポンジでホースを磨いていき、しつこい汚れの場合は洗剤や重曹を使用すると落ちるようです。
あると便利なドラム式洗濯機の掃除道具
ドラム式洗濯機を掃除する際にあると便利な掃除道具をご紹介します。
ゴム手袋
掃除中はカビや洗剤に直接触れてしまわないように、できるだけゴム手袋を装着するようにしましょう。ゴム手袋がない場合は小さめのビニール袋でも代用できるようです。
バケツ
フィルターやホースをつけ置きしたり、雑巾を洗ったりするときにあると役に立ちそうです。掃除を始める前に準備しておくとよいかもしれません。
使用済み歯ブラシ
細かい部分の汚れを落とすときに便利なようです。強くこすりすぎると傷がつくこともあるので注意しましょう。
ピンセット
歯ブラシや素手でも取り除けない汚れには、ピンセットが便利なようです。先端がより尖っている方が使いやすいかもしれません。
重曹
洗剤やお湯では落としきれない頑固な汚れやカビに使用できるようです。ドラム式洗濯機だけでなく、他の場所の掃除にも使用できるので、常備しておくと活用できるかもしれません。
ドラム式洗濯機の体験談
ドラム式洗濯機の掃除にまつわる体験談をご紹介します。
洗濯槽はこまめに掃除しています
「ドラム式洗濯を購入してから手入れ方法がわからず、掃除を怠っていました。すると洗濯物に茶色いカスがつくようになり、調べたところカビということがわかりました。
それ以来洗濯槽の掃除は月に2回程度するように心がけています。洗剤を入れて通常通りに洗濯機を運転させるだけなので、こんなに簡単ならもう少し早い段階で掃除しておけばよかったと思いました」(4歳男の子のママ)
重曹が役に立ちます
「ドアパッキンについているゴムの表面は定期的に雑巾で拭いているのですが、ゴムの溝部分は見落としていました。大量のほこりやカビで汚れてしまい、こすっても取り除くことができなかったので重曹を使用しました。汚れている部分に直接かけて数分放置し、ブラシでこするとみるみるうちに汚れが落ちて感動しました」(3歳女の子のママ)
こまめな掃除できれいな状態を保とう
ドラム式洗濯機はこまめに掃除を行うことで、きれいな状態が持続できるかもしれません。ゴムの溝や乾燥フィルターに付着したしつこい汚れも、重曹があれば便利なようです。身の回りのある道具で掃除ができるので、掃除を習慣化できたらよいですね。