七夕の笹飾りの意味とは。七夕飾りはいつからいつまで?親子で楽しむ七夕

七夕の笹飾りの意味とは。七夕飾りはいつからいつまで?親子で楽しむ七夕

2018.04.07

毎年7月にやってくる七夕、笹飾りや七夕飾りの意味はご存知ですか?子どもに意味を伝えたい、いっしょに手作りしたいと考えているママも多いのではないでしょうか。飾りの意味や子どもと手作りできる飾りつけ、いつからいつまで飾るのか、片づけ方法など、七夕飾りについてご紹介します。

七夕飾りの種類と意味

七夕の飾りのは、笹竹や短冊意外にもいろいろな種類の飾りがあるようです。一般的に使われている笹飾りの種類と意味についてご紹介します。


笹竹

七夕飾り
iStock.com/nikoniko_happy

子どもと七夕飾りを楽しむときは、笹竹は欠かせないアイテムではないでしょうか。笹竹には生命力や厄除けの力があると考えられ、笹飾りが風習として始まる前から神聖な物として扱われていたようです。

やがて七夕飾りが行われるようになり、お供え物の目印として神聖な竹にさまざまな飾りをつけるようになったといわれています。


短冊

願い事を書く短冊も、笹飾りの定番アイテムではないでしょうか。諸説ありますが、元々は五色の糸を飾ることが始まりだったようです。その習わしが五色の紙の短冊に変わり「書道が上手になるよう文字を書いて願う」という風習になり、やがて「願い事をかけば願いが叶う」という現代の七夕の短冊になったと考えられています。

五色は陰陽五行の考えから、青・赤・黄・白・紫(黒)を指すようです。五色を意識して子どもとカラフルな短冊を飾ってみてもよさそうですね。


吹流し

七夕祭りなどで上部に飾り玉がついた吹流しを見かけたことのあるママもいるかもしれません。七夕で使う吹流しは、一般的に織姫の織り糸を表していると考えられ、機織りや技芸が上達するよう願いがこめられているようです。

色鮮やかな吹流しを飾ると、ぐっと華やかな七夕飾りになりそうですよね。子どもの好きな色を取り入れながら、とっておきの吹流しを手作りしてみてはいかがでしょうか。


紙衣/神衣(かみこ)

着物や人の形に色紙をかたどった飾りも、笹飾りの一つのようです。諸説ありますが、飾ることで手芸が上達し、着る物に困らないという意味があるようです。ママが紙で紙衣をかたどり、子どもがクレヨンなどで色をつけても楽しそうですね。

他にも長寿を願う千羽鶴、金運を象徴する巾着、豊年豊作を願う綱飾りなど、いろいろな笹飾りがあるようです。天の川を表すひし飾りや、星に願いが届くよう願う星飾りなども七夕らしいですよね。物を粗末にしない、整理整頓ができるよう、くず籠の飾りもあるようです。飾りの意味がわかれば、子どもと笹飾りをもっと楽しめるかもしれませんね。

子どもと作る笹飾り

手作りの笹飾り
iStock.com/DragonImages

笹飾りを子どもと用意しているママも多いのではないでしょうか。笹飾りは比較的簡単に手作りできるようです。子どもと気軽に用意できる笹飾りについてご紹介します。


笹竹はマスキングテープで

七夕飾りに欠かせない笹竹を、マスキングテープで代用する方法もあるようです。緑色のマスキングテープを笹竹の形に整え、壁紙やドアに張り付ければ完成です。大きさも自由に変えられますし、場所もとらないのは嬉しいですよね。

倒れたりなどの心配もないので、小さな子どもがいるご家庭でも手作りしやすいのではないでしょうか。誤って誤飲しないよう、子どもの手が届かない少し高めの位置に貼るとよりよいかもしれませんね。


画用紙と和柄折り紙でおしゃれな短冊

願い事を書く短冊は、画用紙と和柄の折り紙を使って用意するとすてきな仕上がりになるようです。画用紙で短冊を作ったら、片面には願い事を書き、もう片面には和柄の折り紙を貼り付けます。ちょっとした工夫ではありますが、チラッと見える和柄で笹飾りがおしゃれに見えるのではないでしょうか。


黄色のハニカムペーパーで星飾り

何層にも重なった紙を広げるとすてきなインテリアにもなるハニカムペーパー。黄色いハニカムペーパーなら、星飾りに見立てることもできるようです。100円均一ショップなどでも扱っているようなので、気軽に準備しやすいのではないでしょうか。立体感のある飾りを使えば、笹飾りがよりすてきな仕上がりになりそうです。

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七夕飾りはいつからいつまで?片づけ方は?

七夕飾りを用意したら、飾る期間も気になりますよね。いつからいつまで飾るのか、片づけ方法についてご紹介します。


七夕飾りを楽しむ期間

七夕飾りはいつから
iStock.com/paylessimages

いろいろな説がありますが、一般的に七夕飾りは一晩だけ楽しむ「一夜飾り」が基本のようです。神社によって異なりますが、七夕の祭事は7月6日の夜から7日の朝、または夜にかけて行われる場合が多いようです。

「7日中に後片づけをしないと願いが叶わない」という説もあるようなので、片づけに迷ったら七夕当日中には片づけをしてもよいかもしれませんね。


神社でお焚きあげ

せっかく用意した七夕飾り、ゴミ箱へ捨てるのは気が進まない場合もありますよね。神社によっては、持ち込んだ七夕飾りをお焚きあげしてくれる場合もあるようです。願いが天まで届くよう、子どもと神社へ足を運んでみてもよさそうですね。


短冊はアルバムにして保存

子どもが願いをこめた短冊を、思い出として手元に残す方法もあるようです。子どもの写真といっしょにアルバムに残せば、よい思い出になりそうですよね。願い事の変化などを比べてみてもおもしろいかもしれません。

子どもの希望やご家庭の事情に合わせながら、片づけ方法を考えてみてはいかがでしょうか。

子どもと七夕を楽しもう

七夕
iStock.com/paylessimages

笹竹を彩る七夕飾りには、いろいろな意味や願いがこめられているようです。子どもにどうして飾るのかを伝えながら、いっしょに手作りしてもよいでしょう。いつまで飾るか、笹飾りの片づけ方法などを知っていれば、より七夕を楽しめるかもしれません。すてきな七夕を過ごせるとよいですね。

2018.04.07

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