年子育児の2人目の授乳。下の子と上の子の順番や大変さを感じたときの乗り切るコツ

年子育児の2人目の授乳。下の子と上の子の順番や大変さを感じたときの乗り切るコツ

1人目と2人目を年子で産んで育児をする場合、授乳方法や夜中泣いたときに下の子と上の子、それぞれにどのように対応すればよいかママもいるようです。今回の記事では、年子の授乳で大変だったことや授乳の仕方、便利だと感じたグッズや乗り切るコツについてママたちの体験談をご紹介します。

年子の授乳で大変だったこと

2人目を年子で出産し、育児をするなかで上の子との歳が近いからこそ大変と感じるシーンもあるのではないでしょうか。年子を育てたママたちのなかには、2人目の妊娠中から授乳について気になったという方もいるようです。そこで実際に、年子育児の授乳に関するママたちの声をまとめてみました。

「2人目を産んで数カ月は、授乳間隔も短いことから夜中に何度も起きることがありました。上の子を寝かしつけても、赤ちゃんの泣き声で起きてしまうので同時に泣かれたときには、どちらを優先したらよいか悩みました」(20代ママ)

「2人目の妊娠がわかったとき、上の子はまだ授乳中だったのでいつまで授乳を続けてよいのか気になりました。上の子をどうしたらスムーズに断乳できるか、コツや便利なグッズがあれば知りたいと思いました」(30代ママ)

「下の子を出産してから、上の子が赤ちゃん返りでおっぱいを欲しがるようになりました。年子の子育てでの授乳方法について、他のママたちはどのようにしているのかが気になります」(20代ママ)

年子での出産となる場合、上の子の授乳が終わらないうちの妊娠であることも多く、どう対応したらよいか悩むこともあるようです。また、下の子を産後まもなくは授乳の間隔も短いため、日中だけではなく夜中に何度も起きて寝不足に悩んだというママもおり、年子の育児をする上では授乳の期間をどう乗り切るかが大切になってくるのかもしれません。

年子育児での授乳の仕方

おっぱいを飲む赤ちゃん
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年子の育児をしているママのなかには、上の子がまだおっぱいを欲しがることから授乳期間が下の子と重なっているという方もいるようです。ママたちは上の子と下の子の授乳期間が被る場合、それぞれの赤ちゃんへどのような授乳をしているのでしょうか。


同時に授乳する

「赤ちゃんは授乳クッションに寝かせて吸わせ、反対側に上の子を座らせて2人の頭が私の胸の中央を向くような姿勢で同時に授乳していました」(20代ママ)

「私の場合、胸が張りやすかったので2人同時に授乳した方が楽に感じました。夜中の授乳後は、下の子は夫にゲップさせてもらい、上の子は私が抱っこして寝かしつけていました」(30代ママ)

無理のない範囲で、上の子と下の子を同時に授乳することもあるようです。年子といっても、場合によっては2歳差と同じような状態でもあることから、授乳するときの体勢は体の大きさやお座りができるかどうかにも配慮が必要かもしれません。


時間差で授乳する

「まずは赤ちゃんにしっかり飲ませたいと思ったので、先に下の子にあげて上の子との授乳の時間とずらしました。上の子には、授乳をする前に白湯を少し飲ませて授乳の量を調節していました」(20代ママ)

「私の場合は、同時の授乳だと2人を支えようと緊張して肩がこってしまったので、時間をずらしておっぱいをあげていました。上の子と下の子では飲む量も違うので、飲ませる順番を左右交互にすることも意識しました」(30代ママ)

上の子は離乳食を食べることも考え、授乳は下の子を優先したというママの声がありました。年子育児での授乳では、タイミングだけでなく回数を区別することも大切になってくるかもしれません。

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年子の授乳に便利だと感じたアイテム

バウンサー
© moonrise - Fotolia

年子の育児をしていたママたちに、授乳期間に便利だったアイテムについて聞いてみました。


マグ

「上の子の断乳を始めるときに、自分で持って飲むことができるようにと好きなキャラクターのマグを買いました。夜の授乳が日課だったのですが、白湯を飲ませてから寝室に行くとそのまま寝てくれることがありました」(20代ママ)

上の子への授乳をする代わりに、マグを使って白湯を飲ませていたママもいるようです。上の子の様子にあわせて、お気に入りのマグを使うなど工夫して断乳に向けて少しずつ始めてみるのもよいかもしれませんね。


バウンサー

「上の子の出産で購入していた電動バウンサーが、2人目の出産後に大活躍しました。赤ちゃんが授乳後しばらくゆらゆらしないと寝なかったので、上の子と交互で授乳するときに寝かせることができて便利だと思いました」(20代ママ)

バウンサーは家事の合間などに、目の届く範囲に置いて赤ちゃんを寝かせておくことができて便利だと感じたママもいるようです。2人目の出産後に上の子の赤ちゃん返りがあったというママからは、下の子がバウンサーで寝ている間に上の子とのスキンシップをたくさんとることができたという声も聞かれました。

年子の授乳期間を乗り切るためのコツ

ママたちが実践していた授乳期間を乗り切るコツをご紹介します。


周囲にサポートを頼む

「上の子は完母にすると最初から決めていましたが、下の子は無理をせずミルク混合に変えました。夜中に2人同時に泣いたときは、夫が赤ちゃんにミルクをあげて、私が上の子を寝かしつけをするという協力体制で年子の授乳期間を乗り切りました」(30代ママ)

「2人目が生まれて3カ月くらいした頃、上の子の断乳を考えました。母や姉に相談したところ、頻繁に来て上の子がおっぱいを欲しがらないよう遊んで気をそらしてもらうようにしてくれました。また、家に誰かがいて話し相手になってもらえるだけで、私自身もとてもホッとしたのを覚えています」(20代ママ)

上の子も小さく手がかかる年子の育児では、ママが1人で負担を抱えなくてよいように周囲との協力を意識していたという声がありました。完璧を目指すのでなく誰かに頼める部分はお願いするなど、無理のないやり方を探してみることも年子の育児をする上でのコツといえるのかもしれません。


食事に気をつける

「2人分の授乳量が必要なため、食事をしっかり摂ることを大切にしていました。授乳中の食事のバランスや量には気を遣っていました」(30代ママ)

年子で2人に授乳が必要なときは、ママ自身が栄養補給を忘れずに行うこともポイントとなってくるようです。育児をするための体力をつけるためにも、忙しい生活のなかの食事も大切にできるとよさそうです。

ママ自身が無理のない方法を

子ども二人とママ
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年子の育児をするなかで、上の子が断乳前で下の子の授乳時期と重なっていると、体力面で大変だと感じるママもいるようです。2人目の出産後しばらくは夜中の授乳があることも考えて、妊娠中から家族と育児協力について話しあうことも大切になるのではないでしょうか。

授乳期間はこまめな休憩や栄養補給も意識しながら、ママにとって無理のない授乳方法を見つけられるとよいですね。

2018.10.10

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